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2014年1月19日 (日)

モノが語る戦時下の時代展2.国民食器

今日は1月19日。

  

先週はハードは日々でした。

2つの参観授業があって、研究紀要の原稿書き。

睡眠不足もあって、昨晩はフラフラ。疲れがたまったせいか腰痛も出ていました。

乗り切れたときは、ホッとしました。

今朝はちょっと寝坊。さらに朝食後に睡眠。午前11時起床。

休みました。

  

  

  

  

豊川市民俗資料館の企画展に2009年にも行っています。

その時は「虫よけ 鳥よけ 獣よけ」という魅力ある企画展でした。

ここでも道草 企画展1/火熨斗(ひのし)から熨斗(のし)の勉強へ

  (2009年11月19日投稿)~企画展10まで

ここでも道草 企画展11 「ソメ」 かかしの異称(2009年12月3日投稿)

ここでも道草 洗濯板は外国からやってきた道具だった(2009年11月29日投稿)

何か機会あるごとに、以前の投稿は読み直します。今回もそうしてみました。

忘れていることが多いけど、読み直して「なるほどそうだったか~」という気持ちになり、

せっせと調べて投稿している自分をほめたくなります。

  

    

  

では今回の企画展「モノが語る戦時下の時代展」について書いていきます。

  

前投稿で、瀬戸市のサイトから引用しました。

瀬戸市 戦争と代用品

このサイトの説明文に「国民食器」という言葉が出てきます。

  

(瀬戸では)供出させられた金属製品の代わりとなる「代用品(だいようひん)」や、

国民食器(こくみんしょっき)など国策に応じたやきものを中心とする生産へと

移行することによって、この時代を乗り越えていこうとしていました。

  

   

国民食器とは?

特に次の2つのサイトを参考にしました。

帝国陸海軍と銃後 統制品

時のかけら 統制陶器 / 統制陶器って何?

太平洋戦争時に、国が運用統制して生産した食器を、

「統制食器」とか「国民食器」と呼んだようです。

陶器に限れば「統制陶器」です。(当時は食器は陶器が多かったと思います)

特徴は、食器の裏に生産地と統制のための番号が記されています。

  

なぜ国は統制するのか?

  

ブログ「時のかけら 統制陶器」の「あらためて統制陶器とは」を参考にして書きます。

  

統制する理由は次の3点。

  

①生産・卸販売・小売までを含めた一貫した配給(流通)を整備することでムダ・ムラをなくし、

必要な分野へエネルギーを振り分ける

②生産量・配給量(流通量)を把握することにより商品価格の高騰・暴落を防ぐ

③生産者・販売者を管理することで品質を維持する

 

  

陶器を作るにあたって、石炭を使います。

しかし、当時石炭は戦争にとって大事なエネルギー源でした。

その石炭を無駄なく戦争に供給するために、それ以外の使用は統制しようと考えたわけです。

  

  

  

う~ん、こうなると「国民食器」の実物を見たくなりました。

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