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2011年10月

2011年10月12日 (水)

燃料電池を中心に見学してこよう

  

今日は10月12日。

今日、担当している6年生は社会見学。

ちょっと前に修学旅行がすんだ分ですが、またおでかけ。

渥美半島の伊良湖と、志摩半島の鳥羽を結ぶ伊勢湾フェリーを使った社会見学。

本年度、市内の6年生がいただいた社会見学です。

各学校、フェリー以外はいろいろなコースを考えるわけですが、

私の学校は、三重県の川越火力発電所と、

常滑市の新エネ体験館・実証体験施設を見学します。

しばらくは主役の火力発電と、

それ以後を担う新エネルギーを見てきます。

  

新エネルギーの中で、まだまだ勉強不足なのが「燃料電池」

次のサイトのこの説明がよかったです。

※参考http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/Rene_N.html

    

燃料電池(Fuel Cell)とは化学反応(Chemical Reaction)によって電気(Electricity)を発生させる

電池(Battery、Voltaic Cell)の一種である〔水の電気分解(Electrolysis)の逆のメ カニズムによる〕。

通常の電池(一次電池、Primary Battery)あるいはバッテリー(二次電池、Secondary Battery)と異なり、

燃料(Fuel)となる物質を供給し続ければ、電気を発生させ続けることができる。
     

   

この「燃料となる物質を供給し続ければ、電気を発生させ続けることができる」ゆえに、

「燃料電池」なんですよね。

この辺の基本的なことが最近認識。

今日、私はこの燃料電池を中心に見学してきます。

今日は6時45分集合。7時出発。

2011年10月10日 (月)

脱原発の映画・トークその2・・・大気と海で薄まる発想

   

今日は10月10日。

学校のキンモクセイ。学校にはキンモクセイが2本並んでいます。

今花盛りです。(今日撮影)

RIMG0045 RIMG0043
   

今年は剪定しすぎて咲かないのではと心配していた我が家のキンモクセイ。

昨日の朝、花のつぼみがあることに気がつきました。

朝の撮影。

RIMG0041 
奥さんはもう香っているというのですが、私にはまだわかりません。

小さな花。接写が楽しくなる被写体です。    

   

    

EPSON020 ※映画のチケット

10月9日に見た映画「六ケ所村ラプソディー」(2006年)について。

2004年春、使用済み核燃料再処理工場がほぼ完成した青森県六ケ所村に鎌仲監督は入りました。

それから2年間の取材をもとに作られた映画です。

この映画で、初めて知ったことがあります。

(私は忘れん坊だから、以前誰かに教わっているかもしれません。

でも、それはすっかり忘れていて、ビックリして聞きました)

   

使用済み核燃料の再処理で、どうしても放射性物質が出るそうです。

それは、何と煙突で大気中に放出されます。

大気で薄まって、人体に影響がないほどになるとのこと。

さらに放射性物質の廃液が出ます。これは海に流されます。

海によって薄まって、やはり人体に影響がないほどになるという説です

   

大気や海で薄まるという発想がここにまだありました。

日本人は公害で苦しんできました。

この発想が大きな理由だと思います。

半減期が長い放射性物質でも同じ発想だったとは。

驚きでした。

     

    

映画はイギリスのセラフィールド再処理工場の事故を報じていました。

海岸近くにあるこの工場は、放射性物質を海に放出していました。

そのため、放射性物質は海流に乗って広く海を汚染し、

プルトニウムが沈んで、放射線を出し続けている場所もあります。

    

再処理工場の怖さを知りました。

映画では、セラフィールド再処理工場は事故のためすぐにでも閉鎖のような雰囲気でした。

しかし、今も稼働していました。

あんなに海を汚染していたのに、今もそれを続けているのでしょうか。

    

実は六ケ所村の再処理工場は、いまだ完成せず。

2010年10月の完成予定を、最大2年延期するとのこと。

したがって今は試運転中。

   

    

 

 

2011年10月 9日 (日)

脱原発の映画・トークその1・・・脱原発デザイン

  

今日は10月9日。

今日は記録映画「六ケ所村ラプソディー」上映会に参加して映画を見て、

この映画を作った監督鎌仲ひとみさんのトークを聴いてきました。

   

鎌仲さんの話の中で、次のデザインを紹介されました。

EPSON019

  

「えっ?足りてたの?」というデザイン。

この春から夏に、Tシャツや団扇にプリントされて販売されたようです。

Tシャツを注文しようとサイトを見てみました。

http://sunaga.org/works/311t.htm

もうあまり在庫がない模様。間に合わないかな。

    

福島原発の事故の後、それでも原発を動かさないと、

日本の電力は不足する。

これからのエネルギーを考えるにあたって、

しばらくは原発にたよらざるをえないと、

議論の前提で言われてきました。

   

しかし、そうではないことをこのデザインのグラフが表しています。

折れ線グラフは各年夏の最大ピークの電力量、棒グラフはエネルギー別の発電能力。

何がわかるかというと、火力水力発電だけでまかなえる。原子力はなくてもOKということ。

   

皆さんはどう思いますか?

  

実は9月18日の「池上彰のエネルギーを考えるSP」を見た時に、

原子力発電の発電量がすごく減ってきているのに、

現在どうにかなっていることを知りました。

池上彰さんは、原子力発電所の原子炉が全て止まる可能性があると言いつつも、

どうにかなるという口ぶりでした。

まずは仕方なく原子力発電にたよるという前提は崩れたのかと思いました。

   

このデザインを見て、ますますそう思いました。

このデザインは、脱原発を唱える学者藤田祐幸さんや小出裕章さんらの作っているグラフを元にして、

デザイナーの須永豪さんが作ったデザインです。

このデザインを見ながら、次の映像を見ると理解が深まります。

小出裕章さん(京都大学助教授)のお話です。

 

     

映像の中で、揚水発電所は実に馬鹿げた発電だと言っています。

以前揚水発電について書いた身としては、気になります。

「揚水発電所」html

    

今日勉強したことは、ブログに少しでも書きとめますが、

まだまだ勉強不足だと思いました。

子どもたちにエネルギーを教えるのに、まだ役不足。

青色が話題になったのは、世界陸上ベルリン大会

     

今日は10月9日。

青色のグランドについて調べました。

話題になったのは2年前の世界陸上ベルリン大会の頃。

ウサイン・ボルトが100mで、世界新記録9秒58を出した映像を下に載せます。

(もう2年前のことなんだ)

    

      

この驚きの新記録は、青色のグランドで作られました。

青色は人の心を落ち着けさせ、集中力を高めると言われています。

    

当時の記事の概略。

(※2009年8月13日記事/転載元ブログhttp://blog.livedoor.jp/oregon11/archives/50877498.html

   

陸上のトラックといえば赤茶けたレンガ色が主流だが、

15日にベルリンで開幕する陸上の世界選手権は青色トラックを特色として打ち出している

青色は「集中力が高まる」という専門家もおり、

国内各地の競技場でも採用されつつある。好記録は生まれるだろうか。

◇費用は「1割高」 「世界陸上で何度も青色トラックの映像がテレビで流れれば、

ブームが来るかもしれません」と語るのは

トラックの舗装を手掛ける日本体育施設(本社東京)の担当者だ。

ベルリンの競技場は04年夏、青色に改修され、さらにこの春、リニューアルした。

今年7月中旬にイタリアで開かれた世界ユース選手権も青色トラックだ。
    

     

そう言えば、中学校勤務で卓球部の顧問をしている時に、

球がオレンジ色になり、台が青色になりました。

卓球の雰囲気が変わったことを思い出します。

あの色の変化は、大胆でした。陸上のグランドもこれからは青色が当たり前になるかな?

 

 

アンツーカではなかった競技場

  

今日は10月9日。

先週の今日は、市の陸上大会でした。

今回は市の陸上競技場が大改修のため、隣市の競技場を借りて行いました。

その競技場はゴムらしき素材ののグランドでした。

青地のきれいなグランドでした。

   

夏から練習をして、選手に選ばれた子どもたちにとって、

本番でこんないい競技場でできるのはいいことだと思います。

頑張ってきた甲斐があったというものです。

    

ところで・・・グランドで雨でもできる素材として「アンツーカ」を聞いたことがあります。

でもアンツーカって、どんなものか意識して見た覚えがありません。

なので、今回の競技場の地面をアンツーカだと思っていました。

しかし、調べていくとアンツーカは別物みたいです。

  

そもそもアンツーカって何語?

Wikipediaによると、

語源はフランス語の"en tout cas"(アン・トゥ・カ、”どんな場合でも”の意)」だそうです。

それをそのまま英語で書いて、En-tout-cas。

さらにこう書いてありました。

塩化マグネシウムなどを添加した粘土を高温で焼いてレンガ状のブロックにし、

これを細かい粒状に砕いたものが一般的。

水はけの良さと鮮やかな赤い色彩が特徴だが、

水分が多くなりすぎると軟弱になり、乾燥するとほこりが立ち、

コンディション保持にノウハウが必要で手間がかかるなど短所も多い。

    

これを読んで、隣市の競技場のグランドは、アンツーカではないと気がつきました。

アンツーカの写真を探してみました。

たとえばこのブログ。

http://blogs.yahoo.co.jp/hamajubiyama/4254978.html

やはり茶色が大きな特徴。

見たことがある地面です。あれがアンツーカだったのですね。

     

今日、他の用事のついでに、再び陸上競技場に行ってきました。

今日は高校の大会でした。

RIMG0036 
 

青い地面がよかったです。

大会中だったので青いところには近づけませんでしたが、

手前の緑の部分のアップを写真に撮りました。

RIMG0038 
     

ゴムのシートであることがよくわかります。

大改修中の市の競技場はどんな地面だろう。

   

    

昨日会った人が、茶色よりも青色の地面の方が記録がよくなるとテレビで見たよと教えてくれました。

なので青色なのか?

 

 

 

 

2011年10月 6日 (木)

石の上にも三年/柿八年のつづき 

   

今日は10月6日。

担任している学級の子どもの自主勉強。

「石の上にも三年」の意味を調べてきていました。

  

冷たい石でも三年座っていれば、あたたかくなる。

がまんしていれば、最後には結果が得られるという教え。

   

そうか、石があたたまることだったのですね。

なぜ石の上?とは思っていましたが、

解決しました。

    

「桃栗三年 柿八年」という言葉もあります。

   

桃と栗は、芽が出てから三年、柿は八年で実を結ぶことから、

何事も成果がでるまでに相応の年月がかかること。

    

ここまでは知っていましたが、この続きがあるそうです。

※参考「時かけ☆コラム モモクリ三年カキ八年 さて、その次は」htm

   

上記のサイトで印象に残ったのは次のもの。

「桃栗三年 柿八年 柚子は九年で成り下がる 梨の馬鹿めが十八年」

映画「時をかける少女」(1983年)の中で出てきたそうです。

 

調べてみたら・・・・

映像がありました。

 

 

今晩はこの歌を聞いて寝ます。お休みなさい。

 

 

2011年10月 5日 (水)

無言館のことを書いた絵本「いのち」

  

今日は10月5日。

今日、いい本と出会いました。

「いのち」(窪島誠一郎著/アリス館)という絵本です。

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1月に長野県上田市に行きました。

その時に無言館という戦没画学生慰霊美術館に行きました。

戦争に行く前に画学生が描いた絵や、制作した彫刻が飾られていました。

志半ばで戦争によって命を奪われた人たちの作品は、

訴えてくるものが多々ありました。

  

絵本は、いじめを受けて絶望し、手首を切った少女(絵見)が、

命を取り留めた後に、この無言館を訪れます。

そして少女は、作品をじっくり鑑賞した後、

「わたし、無言館の画学生さんのぶんまで一生懸命勉強するよ」とお母さんに言います。

絵本にこうありました。

    

「絵見ちゃんには 

ぼくたちのぶんまで

強く生きていってほしいんだ」

画学生さんたちが、

絵見にそうよびかけてくれたのです。

   

「無言館」は

学校に行くのがイヤになった

絵見のような子にも

「さあ がんばろう」

と呼びかけてくれる美術館なのでした。(33p)

   

生きていることは貴重なこと。

生きているから可能性がある。

さあ、また明日頑張ろう。

おやすみなさい。もうじき10月5日も終わり。

2011年10月 4日 (火)

雲を切り裂いた飛行機/親はそういう年なんだ

   

今日は10月4日。

昨日のこと。

朝の児童集会に参加するために、体育館に向かう途中、

雲に目が行きました。

雲に切れ目がありました。

それは、飛行機が雲を切り裂いて飛んで行った跡でした。(予想)

これは珍しいと思って、通りすがりの先生たちに話しかけて見ていました。

ふと気づいて、職員室に戻り、カメラを持ってきました。

しかし、時すでに遅し。

雲の切れ目は、鮮明ではなくなっていました。

早く写真撮影に気がつけばよかったと後悔。

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話は変わって、修学旅行の振替休日の9月27日のこと。

なかなか見られないNHK連続テレビ小説「おひさま」(152回)を見ました。  

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お父さんが倒れて、みんなが見舞いに来ているシーンからでした。

その時のセリフが心に残り、再放送を録画して、書き留めました。

   

いろんなことが頭の中をめぐったわ。

父は良くなってくれたけど、ああ、親はそういう年なんだな~。

いつかそんな日が来るのかな~と思ったり、

やがて私もそうなるんだなって思って、

なんだか人が生きていくのは切ないなって。

     

親が元気な時でも、

親がいつまでも生きているわけではないと、

ふと思ったりしたことがありました。

それが現実になったのが3年前の母親の死。

そして父親は80歳。

いい気持ちで余生を暮させたいと思います。

    

子どもが大きくなってくると、

順番で次は自分がいなくなるんだなと思います。

私がいなくなった後、子どもたちはどんな人生を送るんだろうと思ったりもします。

    

永遠はないわけで、

順番に引き継がれてきたこと。

切ないというか、はかないなあと思います。

    

「おひさま」も高視聴率で10月1日に最終回を迎えたと聞きます。

どんな最終回だったのかな。

 

 

     

 

2011年10月 3日 (月)

ハスモンヨトウの幼虫

  

今日は10月3日。

さすが蛾像掲示板。

ヒガンバナの花についていた幼虫が何か教えてもらいました。

※参考「これは何の幼虫だろう?」html

    

ハスモンヨトウでした。

幼虫はヨトウムシと呼ばれます。

漢字で書くと「夜盗虫」・・・人間にとっては害虫です。

蛾像掲示板で教えてもらったところによると、

ハスモンヨトウは成虫も幼虫もヒガンバナにお世話になっているとのこと。

ハスモンヨトウを漢字で書くと、「斜紋夜盗」です。

成虫の翅の模様から来たそうです。

どれどれ・・・

このサイトでも成虫の模様が見られます。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~maeda/ga/gamon101k.html

斜めの紋が確かに目立ちます。

これからの時期目立つ蛾だそうです。

生で見て、撮影してみたい。

2011年10月 1日 (土)

池上彰のエネルギーを考えるSPその3・・・もうじき見学に行く川越火力発電所

   

今日は10月1日。

9月27日の「その2」のつづき。

    

つなぎの火力発電所の話。

番組「池上彰のエネルギーを考えるSP」で、

LNGを使う火力発電所ということで紹介されたのは、三重県の川越火力発電所でした。

   

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火力発電所としては、世界第4位。

   

仕組みは次の図の通り。

RIMG0107 
   

ボイラーで燃やすのが、LNG(液化天然ガス)。

そもそも天然ガスとは?

RIMG0086 
メタンガスを主成分とする可燃性ガスのことを言うのですね。

「液化」がつくのは?

RIMG0082 
そうなんだ。

マイナス160℃まで冷やすことで、天然ガスは液体になり、

輸送や貯蔵がしやすくなるのでしょう。

だから液化天然ガス(LNG)。

   

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LNGはカタールなどから輸入します。

   

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タンクで貯蔵されます。

   

LNGを燃やすところがボイラー。

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ボイラー内は約1600℃。

この熱さによって、水は水蒸気になり、猛烈な勢いでタービンに当たります。

    

タービンの形や大きさはこんな感じ。

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こんな大きなタービンが、1秒間に60回転。

猛烈な速さで回転するんだなと思いました。

水蒸気の勢いがすごい。

60Hzというのは、この回転数によるそうです。

    

    

エンジンとタービンはこんな感じでつながっているそうです。

RIMG0099 
  

10月中旬に、6年生を連れて川越火力発電所に見学に行くことになっています。

どこまで見られるかな?

液化天然ガスの本物が見られるといいなあ。

    

 

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