2020年11月21日 (土)

「森永 練乳アイス」を食べる

   

今日は令和2年11月21日。

  

思いついたことを実行に移しました。

  

2 ※ここでも道草 「森永 れん乳氷」が「森永 練乳アイス」になった(2020年11月19日投稿)

 

ファミリーマート限定・数量限定の「森永 練乳アイス」を食べること。

  

昨晩は自宅から最も近いファミリーマートに行きました。

張り切って、店に入る前からマイバックを袋から出して準備。

意気揚々とアイス売り場に向かいました。

しかし、なかった!

早くも売り切れなのか。

「数量限定」の4字が浮かびました。

  

気を取り直して、今日。

自宅から2番目に近いファミリーマートに行きました。

今度はマイバックは袋から出さずに、

冷静にアイス売り場に行きました。

最初は見逃しました。

ここも売っていないのかと諦めかけましたが、

よっく見たら、ありました。

最初は4個。少し考えて、もう1個かごに入れて購入しました。

残りは5個。在庫の半分をいただいたことになります。

  

  

帰宅後、じっくり味わいながら食べました。

火山の地下にマグマが潜んでいるように、

アイスの中を掘り進んだ先に練乳の固まりがあります。

アイスだけでも美味しいのですが、

アイスと練乳の混ぜながら食べると、

とっても幸せになる美味しさです。

「た~っぷり練乳」は本当です。

  

明日また1個食べ、その次の日にまた1個・・・。

水曜日で終わってしまう計算。

その後、どうしよう?

「森永 練乳アイス」に溺れてしまいそうです。

  

2020年11月19日 (木)

「森永 れん乳氷」が「森永 練乳アイス」になった

   

今日は令和2年11月19日。

  

諦めかけていた味に出合えそうです。

先日、息子が外出する時に、

「ついでにアイスを買ってきて」と頼みました。

その時に買ってきてくれたのがこれ。☟

2   

ここでも道草 100年前からの味「森永 れん乳」(2020年10月22日投稿)

☝ ここで、最近「森永 れん乳氷」が

店から姿を消したことを書きました。

そしたら、よく似たパッケージで「森永 練乳アイス」という名前で

売られていました。「た~っぷり練乳」なる

魅力的な言葉が添えられています。

 

このアイス。

ファミリーマート限定・数量限定なのだそうです。

FamilyMart

11月3日からの発売でした。

「森永 れん乳氷」が撤退して、

「森永 練乳アイス」が発売される移行期に

私は騒いでいたことになります。

ファミリーマートと森永の間で

どんな話し合いがなされたのでしょうか。

 

何でそんな限定をするのですかね。

もっと広く販売をすればいいのにと思います。

数量限定が厄介です。

全国の練乳好きがライバルです。

  

明日、さっそく買いだめしたいです。

2020年11月18日 (水)

「絶滅寸前季語辞典」② 「竈猫」「落穂拾い」

   

今日は令和2年11月18日。

  

前記事に引き続き、

「絶滅寸前季語辞典」

(夏井いつき編/東京堂出版)より。

2001年発刊の本です。

  

絶滅寸前季語をあと2つ引用します。

  

竈猫

かまどねこ◆三冬◆動物

解説 竈の灰の中にもぐって、暖をとろうとする猫のこと。

ある一人の俳人が考え出した造語が、ついには季語として認定さ

れることがる。この季語がまさにその生い立ちをたどったもので

ある。

 

何もかも知つてをるなり竈猫  富安風生

  

竈の灰にまみれて丸くなった猫。ずっとそこで眠っているかに見

えるが、実は厨(くりや)で繰り広げられるすべてのことをお見

通しなのだ。猫の眠そうな薄目や、灰の中にうずくまって保護色

状態になっている様子だとかを思えば、ナルホド納得の発想であ

る。

「竈」がなくなってきた現在、「竈猫」という季語の存続を危ぶ

む声もあるが、作者・富安風生のこの一句の作品的価値こそがこ

の季語の生命エネルギーである以上、そう簡単には滅びるとは思

えない。

(246~247p)

   

まず「三冬」を調べました。

「三夏」と同じく、冬全体をさす言葉と想像できました。

「三」は初冬、仲冬、晩冬の三つの冬です。

 

「竈」という漢字は、現在あまりに有名になりました。

マンガ「鬼滅の刃」のヒットによってです。

主人公の名前でこの漢字が使われているからです。

「竈門炭治郎」

すごい名前です。

  

「富安風生」について調べました。

Wikipedia 富安風生

調べてビックリです。

私の地元市出身の俳人でした。

「とみやすふうせい」(明治18年~昭和54年)

縁があった人です。

またじっくり調べたいです。

  

 

 

落穂拾い

おちぼひろい◆晩秋◆植物

解説 刈り取った稲穂が、こぼれているのを拾う作業

これもまた、機械化の波に押されて消え去ろうとしている季語であ

る。今は、一挙にコンバインで刈り取り、一気に籾の状態にしてし

まうので、穂の形のままで落ちていることがほとんどなくなってき

た。

言葉が生きものである以上、長い長い年月の中でいつkぁは変化し、

そしてあるものは滅びていく。それは致し方のないことだ。では、

ならばなぜ絶滅寸前季語を守ろうとしているのかと問われるならば、

それは俳句の世界における樹木医のような仕事だと考えているから

だ。

1歩の大きな桜の木にも寿命があり、いつかは力つき朽ちてゆく。

それは逆らいようのない自然の摂理だ。どうせ朽ちてゆくものなら

ば、今ひと思いに伐り倒しても同じではないかという人もいるかも

しれないが、やはりそれは違う。いずれは尽きてゆく寿命を、ほん

の少しでも生き長らえさせ、1年でも長くその花を咲かせ、そして

そっと地に葬ってやるのが樹木医の仕事だと思っている。

言葉だって同じだ。時代とともに滅びていく言葉はたくさんある。

どうせ滅びてゆくものだからさっさと捨ててしまえというのは、桜

の木を伐り倒すことと同じだ。いずれ滅びてしまう言葉だからこそ、

せめてその言葉をできるかぎり味わい、ひと花咲かせてやり、そし

てその滅びようをきっちり見届けてやることもまた、言葉を慈しむ

ことだと思うのだ。(後略)

(181p)

  

「落穂拾い」という言葉は、ミレーの絵画でよく知っています。

でも実際にどのような作業を指すのかは、今回調べてしまいました。

ミレーの絵画がなければ、消滅は早まったと思います。

夏井さんの、絶滅寸前季語を扱う理由に心うたれました。

「後略」した部分で、夏井さんは、

「落穂拾い」の現実がこの地上から完全になくなる日が来たとしても、

俳人が、架空の世界で、

この季語を使って句を作ることを期待しています。

滅びていく言葉をできるだけ味わい、ひと花咲かせる発想なのでしょう。

  

「陶枕」「竈猫」「落穂拾い」

このブログで扱って、絶滅が少しは長びいたかな。

自分の中では確実に長びいた。

「絶滅寸前季語辞典」① 「陶枕」

  

今日は令和2年11月18日。

  

この本を拾い読みしました。☟ 

Epson549  

「絶滅寸前季語辞典」

(夏井いつき編/東京堂出版)

2001年発刊の本です。

   

この本を読むきかっけはここに書きました。☟

ここでも道草 本との些細な出合い(2020年11月12日投稿)

素早く実行できました。

  

絶滅寸前季語を3つ引用します。

  

陶枕

とうちん◆三夏◆人事

解説 陶磁製の枕

夏の暑さを解消するためのグッズの多くが、季語として登録されて

いるのだが、これはいかにも文人好みの粋な季語である。一度だけ、

俳句仲間の家でこの「陶枕」の現物に遭遇した。真っ白な陶器に、

上品な山水画めいたものが涼しげな青で描かれていた。そのかすか

な凹みにそっと頭を乗せてみると、確かにひやりとした気持ちのよ

さ。これで昼寝をしたい、この枕が欲しいという強烈な欲望は起こ

らなかったが、これを頭に預けて思索にふける中国文人たちの心地

は理解できるような気がした。

が、しかし、副題の中の「磁枕(じちん)・青磁枕(せいじちん)・

白磁枕(はくじちん)・陶磁枕(とうじちん)」はともかく、「石

枕(いしまくら)・金枕(かねまくら)・竹枕(たけまくら)・木

枕(きまくら)・瓦枕(かわらまくら)」には笑わせていただいた。

こんなのでいいのなら、いくらでも季語になってしまうではないか。

今、私の部屋の中にあるだけでも、「広辞苑枕」「新言海枕」「山

本健吉基本季語500枕」「現代用語の基礎知識枕」「ハローペー

ジ枕」などが即座にあげられる。こんなんでいいなら、いつでも貸

してあげるよ。

 

陶枕に固きあたまを載せにけり  細川加賀

  

(146p)

  

「三夏」について調べました。

立夏から立秋までの期間をさす言葉だから、

つまり夏全部に通用する季語ということでしょう。

「三」は爽やかな暑さの初夏、梅雨どきの蒸し暑さの仲夏、

炎暑の晩夏の三つの夏のことです。※参考きごさい歳時記

  

この文章から、私がイメージしている陶枕と同じと思われます。

画像を探してみました。

1 ヤフオク!

  

「プレパト」で有名になった夏井先生らしい文章が、

次々にいろいろな枕を出してくるところです。

さすがと思うものもあるし、

20年ほど前だからだと思われるものもあります。

私も本を読むことが増えて、

いろいろなものを枕にしています。

デジカメの入った小さなカバンが、

よく使われています。

ひゃりとはしないので、夏の季語にはならないです。

  

細川加賀さんの俳句がいいなと思いました。

陶枕と頭の固さをかけているのがいい。

  

  

あと2つの季語は、次の記事で書きます。

2020年11月17日 (火)

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」⑤ 安全保障のシステム作りに力を注ぐ

   

今日は令和2年11月17日。

  

前記事に引き続き、

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」

(吉岡逸夫著/明石書店)より。

  

すでに亡くなっていることがわかった吉岡逸夫さんの文章を

ここに書き写して、その思考を参考にさせてもらおうと思います。

  

平和は、どうやって作れるのか。

これは難しい。私の個人的見解はこうだ。

軍隊を持たない無抵抗主義というのは、コスタリカのようにアピー

ルを続けることによって、ある程度可能だと思う。しかし、本質的

な解決にはなりにくい気がする。無抵抗主義は、個人の哲学として

はあり得るし有効だと思うが、哲学や思想がさまざまな集合体とし

ての国民を巻き込むとき、それは難しい。ともすれば、無責任とも

とられかねない。

他国が日本をせめてきた時、無抵抗主義を通せば、万一の場合、日

本は消滅するのだ。そのリスクを負った賭けを、日本全国民が一致

団結してできるだろうか。

ベトナム戦争の時、反戦を訴えて、自ら火あぶりになって死んだ僧

侶がいた。ガンジーも無抵抗主義で、断食でインド独立を訴えた。

これは、個人のレベルだからできることであって、国民全員では相

当に難しい。

それよりも、安全保障のシステム作りに力を注いだ方が現実的だ。

パナマ、コスタリカ、日本。この三国が軍隊なしで平和を保ててい

るのは、はっきり言ってしまえば、バックに米軍が控えているから

だと思う。

私のこの見方が正しいとしても、がっかりする必要はない。それは

それで、人類の壮大な実験なのだ。日本は60年もの間、戦争がな

かったのだ。そんな国は、歴史上なかなかない。(この本の発刊は

2007年)

実験の続きを考えればいいのだ。具体的には、米軍の代わりに国連

軍を持ってくればいいのだ。それも、パナマとコスタリカと日本の

三国だけに限らず、守る対象を世界に広げるのだ。現実には、パナ

マとコスタリカは米州機構(OAS)という地域安全保障機構をす

でに持っている。ニカラグア紛争などを処理した実績も残している。

この地域安全機構を世界へと拡大させればいいのだ。

(220p)  

  

アメリカ軍ではなくて国連軍にする。

守る対象を世界にする。

それぞれの国は武器を持たない。

  

理想かもしれないけど、こうなった時に、

世界の平和がもたらさせると思います。

全く考えたことのない説なので参考になりました。

  

吉岡さんは、日本の警察についても書いています。☟ 

   

日本の安全は、どうやって維持できているのか。私は外交よりも内

政に注目している。みんなも知っているように、日本国民は、武器

を持つことが許されていない。それが許されているのは、警察と自

衛隊と海上保安庁だけだ。

もし、警察官がいなかったら、人々は、自分で泥棒や強盗から身を

守らねばならない。ところが、現実には、武器なしで安全は保たれ

ている。いざとなれば、武器を持った警察官がいるからだ。コスタ

リカの富裕層は、警察官が頼りにならないからと、自分で武器を持

ったガードマンを雇っている。(中略)

日本ではそんなことは必要ない。

なぜか。しっかりと武器を持った信頼に足る警察官がいるからだ。

そうやって、世界に冠たる日本の安全神話は保たれている。

私はこれを世界に広げたい。

(220p)

  

  

日本の平和は、世界の参考になるのです。

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」④ アメリカが軍隊を持たせたくない国

   

今日は令和2年11月17日。

  

前記事に引き続き、

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」

(吉岡逸夫著/明石書店)より。

  

  

欧米の支配の仕方は、いつも似ている。

例えば、フランスはインドシナを支配した時、ベトナム人にカンボ

ジア人を支配させた。その影響もあって、いまだにベトナム人とカ

ンボジア人は仲が悪い。(中略)

100万人ものカンボジア人を虐殺したというわれる有名なポルポ

ト政権っていうのがあったんだけど、彼らは、反ベトナムというこ

とで結束していたからね。

(70p)

  

このことは知りませんでした。

ベトナム人にカンボジア人を支配させていた・・・

驚きです。

  

  

中南米の国々は相続税がないそうです。

それがどういうことを意味するか。

吉岡さんは次のように書いています。☟

 

相続税がないということは、結果、金持ちの子供は金持ちであり続

け、その孫もまた、金持ちであり続けるということさ。だって、税

金で取られることがないんだから。財産は、丸々引き継がれるから

ね。反対に、貧乏人はずっと貧乏ということだ。

(104p)

   

貧富の差が広がることから、不満がたまり、

中南米ではクーデターが多かったのです。

  

  

次はパナマに軍隊がない理由について書いてある文章です。☟

 

パナマ運河は米国にとって、太平洋と大西洋を結ぶ軍事的要衝。海

軍の大半の船がパナマ運河を通れるサイズ(幅約33メートル)に

設計してあるといわれる。その運河を守る兵隊までも撤退させたの

はなぜだろうか。考えられる理由は、ノリエガ将軍への軍事侵攻で、

兵隊を駐留させなくても、米国のフロリダ半島などにいる南方軍を

派遣すれば数時間で到着できると実感できたからではないだろうか。

フロリダから戦闘機を出せば、おそらく2時間ぐらいで到着できる

だろう。

では、なぜパナマ軍を解体したのか。それは、軍事クーデターの多

いパナマで、ノリエガ将軍のような反米政権が再び誕生しないよう

に考えたからだろう。だとすれば、日本の状況に似てないだろうか。

(中略)太平洋戦争で、かたくなな抵抗を受けた米国は、日本人か

ら武器を取り上げることを考えたとしても不思議ではない。

社会主義国キューバがカリブ海にある以上、中米で反米政権が生ま

れることは、どうしても避けたい。第2のノリエガを出したくない。

そのためには、軍を排除すればいい。日本で武力を放棄する憲法9

条を押しつけて、成功したではないか。それと同じことをパナマで

やったのではないだろうか。

(112~113p)

  

  

日本とパナマの共通点に驚きました。

日本と同じように、アメリカの思惑で

軍隊を持っていない国がありました。

アメリカが軍隊を持たせたくない国。

攻められたら、アメリカ軍が守ってくれる国。

  

コスタリカも軍隊を持ちません。

コスタリカでは内戦で勝利した大統領が、

1949年に軍隊の廃止をうたった新憲法を作ったことによります。

そして攻められた時には、アメリカや国連軍が

守ってくれるようになっています。

  

  

 

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」③ 独立があたり前という風になってきた一因

   

今日は令和2年11月17日。

  

前記事に引き続き、

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」

(吉岡逸夫著/明石書店)より。

  

パナマ運河はアメリカが中心になって建設され、

その後も米国が運河による利益を享受していました。

  

パナマ運河は米国が建設したって言っただろ。だから、その後もず

っと米国が仕切っていたんだよ。それに、運河を守っていたのも米

国さ。運河周辺に何万人もの米兵がいた。パナマ人にとっては、そ

れは屈辱的だったんだな。なんとかしたい、ずっと思っていたみた

いなんだ。

それを、トリホス大統領が、1977年にカーター米大統領に運河

の返還を約束させたんだ。(中略)

それ(返還)は、当時の世界情勢から、仕方なかったんだろうな。

(中略)

それはね、15世紀以後、白人たちはずっと、アジア、アフリカ、

中米、南米などの地域を植民地化、つまり支配していったんだ。と

ころが、いったん支配した植民地が、次々と独立を宣言し始め、植

民地ではなく、独立があたり前という風になってきたんだ。パナマ

だって、ずっと米国に支配されているのは嫌だろ。

(65~66p)

  

  

独立があたり前という風になってきた一因を作ったのは

日本だと吉岡さんは書いています。☟

  

日本が、日露戦争で白人の国ロシアに勝ったり、日中戦争でも、日

本は満州を支配したり、上海や南京を侵攻するなどかなり強かった。

日米開戦の火蓋を切った有名なハワイの真珠湾攻撃、その翌日の対

英シンガポール陥落にしても、数日後のマレー沖海戦でも、英国海

軍の戦艦などを撃沈している。航空機が戦艦を撃沈したのは史上初

めてだったそうだ。最近2本の映画になった硫黄島の戦いも、米国

は数日で攻略する予定が1カ月もかかり、相当苦戦したようだ。

日本が中国ばかりでなく、欧米と互角に戦っていたので、自分たち

でも白人に対抗できるんだという機運が高まった。戦後は、アジア、

アフリカ、中南米の旧植民地が、次々と独立していったんだ。いう

なれば、日本が率先して、欧米に立ちむかったからだと思う。

(66p)

  

この考え方は、授業づくりJAPANの人たちも力説していたことです。

これで日本の戦争を正当化しようとは思いませんが、

独立の機運を盛り上げることにはつながったように思います。

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」②  イスラム教と共産主義の似たところ

   

今日は令和2年11月17日。

  

前記事に引き続き、

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」

(吉岡逸夫著/明石書店)より。

  

共産主義というのは、金持ちも貧乏人もない平等社会だから、貧富

の差が激しい国、貧しい労働者や農民の多い国では、当然求められ

るよね。虐げられる人が多ければ多いほど、共産主義革命は起こり

やすいよね。

(58p)

 

実は、イスラム教も共産主義に似たところがあるように思うんだよ。

イスラム教も、貧富の差が広がるのを嫌うんだ。イスラム教の経典

コーランには、稼いだ金の何%かは、必ず貧しい人のために使うよ

うに書いてある。たくさん稼いだ人は、それだけ納める割合も増え

てくる。敬虔なイスラム教徒たちは、毎日のように寺院にお金を納

めているんだよ。決して、強制じゃないんだ。

(59p)

  

そんなイスラム教が、世界に広がっては大変、と米国や英国はやっ

きになって戦っているのかなと思うんだ。なにしろ、イスラム教に

は「働かざる者、食うべからず」みたいな教えがあるからね。逆に、

白人の金持ちは、利子で食べたりして、「働くのは下層階級がやる

こと」なんていって、年中遊んでいるからね。

(59~60p)

  

イスラム教に対するこのような視点は、勉強になりました。

「利子」についての記述も印象に残りました。☟

 

(利子は)イスラムの世界にはないんだ。(中略)

利子を考え出したのはユダヤ人かもしれないよ。ユダヤ人は世界中

に散らばっているけど、利子をとって金を貸して生活していた人が

多い。イスラムを説いた予言者マホメットも、ユダヤ人の利子にず

いぶん苦しめられたそうだ。それもあって、イスラム教徒はユダヤ

人を嫌うんだ。

(60p)

  

お金を預ければ「利子」がつくというのは当然のことではないんだ。

「利子」も発明品だったことに驚き。

イスラムの世界には「利子」がないことにさらに驚き。

私の常識は、どこであっても常識であるとは限らないのだ。

  

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」① 日本が永久に武力を放棄した理由

   

今日は令和2年11月17日。

   

前記事でも触れたこの本について書いていきます。

02917176_1 honto

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」

(吉岡逸夫著/明石書店)

   

日本国憲法では、永久に武器の放棄を誓い、武器を持って戦うという

意味の交戦権を認めていないが、パナマは違っている。

パナマ憲法305条は「パナマ共和国は軍隊を持たない」と書いてい

るものの、「すべての国民は、国の独立と国土を守るために武器を取

ることが求められる」と交戦権を認めている

この部分は、日本とパナマでは全く違っている。なぜ、日本は永久に

武力を放棄したのだろう。国防機能の投げ捨てである。パナマでは、

戦うことは認められている。きわめて現実的だ。実は、次章に出てく

るコスタリカも交戦権を認めている。

(53~54p)

  

「なぜ、日本は永久に武力を放棄したのだろう」

この問いに対して、吉岡さんは次のように書いています。

   

第二次世界大戦が終わった時、米国は日本にもう武器を持たせたくな

かったんだ。日本は、強過ぎたからね。かつては、日露戦争で、ロシ

アに勝ったし、米国との戦争でも激しい抵抗をみせた。特攻隊は思わ

ぬ戦法だったし、真珠湾攻撃、硫黄島の闘いに米国は畏怖した。こん

な国に軍隊を持たせたら、大変だと恐れたんだね。もう二度と軍隊を

持たせないように、憲法第9条で、戦争の放棄を誓わせたんだ。

(54p)

  

「日本に武器を持たせたくなかった」

そうだろうなと思っていましたが、

こうやって文章で書かれたもので読んだのは初めてかも。

美辞麗句な条文の裏側には、アメリカの思惑はあったことでしょう。

その思惑が、5年後に崩れます。

  

その後、1950年に朝鮮戦争が起こると、米国は「日本も軍隊を作

って、共産主義と戦おう」と言ってきたんだ。(中略)

米国もさすがにいいにくかったんだろうな。軍隊とはいわずに、警察

予備隊を作ってよとなった。それが、自衛隊の前身、つまり元々の名

前だ。「せめて、自分の国は自分で守ってよ」ということなんだろう

な。それだけでも、米国は助かるからね。それまで、ずっと日本の防

衛をしてきたんだから。警察予備隊ができたら、その分の兵力を朝鮮

に派遣できるからね。警察予備隊を作った時から、第9条に矛盾が生

じ始めたんだな。

(55p)

  

  

警察予備隊ができたいきさつは、結局こんな簡単なことだと思います。

アメリカの都合だったのです。

アメリカの思惑に振り回されている日本の歴史は、

伝えていかなといけないことだと思う。

  

 

2020年11月15日 (日)

吉岡逸夫さんの本等3冊、図書館に予約しました

    

今日は令和2年11月15日。

  

今日読破した本もよかった。

「『平和憲法』を持つ三つの国 パナマ・コスタリカ・日本」

(吉岡逸夫著/明石書店)

この本は2007年発刊の本。

吉岡逸夫さんの最近の本も読みたいと調べたら、

吉岡さんが2018年2月に

すい臓がんで亡くなっていることを知りました。

Wikipedia 吉岡逸夫

遅ればせながら、他の本も読みます。

次は「クロスロード」

図書館に予約しました。

  

  

昨日(11月14日)朝日新聞朝刊の記事です。 ☟

Epson545  

毎日、この「ひと」のコーナーで、素晴らしい人が紹介されています。

世の中には、信念をもって一生懸命に取り組んでいる人が

たくさんいるんだとあらためて思います。

私もそんな人になりたいと思います。

でも日々揺らいでいます。

この記事中にある本「苦しい時は電話して」は、

これまた図書館に予約しました。

  

  

同じく11月14日朝日新聞朝刊の記事です。☟

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この記事を読んで、引き続き「孤塁」を図書館に予約しました。

   

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