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2024年10月

2024年10月24日 (木)

ミノムシの糸は、自然界の糸の中で最も強い

    

今日は令和6年10月24日。

  

前記事の続きで、ミノムシについて書いていきます。

  

ゆっくり生物チャンネル 絶滅の危機?「ミノムシ」とは何者なのか?を解説

この動画の写真を使って、ミノムシの説明をしていきます。

  

ミノムシ(幼虫)は糸を吐きます。

その糸は、いろいろな用途で使われます。

枝にミノをぶら下げることにも使われますが、

ミノムシが歩く時にも、あらかじめ糸を通路に吐き出して、

その上を安定して歩くのだそうです。

動画ではその糸の強さについて紹介しています。

  

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糸はタンパク質でできていて、これも絹なのですね。

  

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ミノムシの糸は、クモより、カイコより強いのです。

  

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カイコで糸が取れるのは、繭を作る時だけ。

クモは、糸を常に吐くけど、種類がいろいろ。

そしてクモは飼育が難しい。

ミノムシは、歩かせた分だけ糸が取れるので、

都合がいい。

  

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実際に、産業でミノムシの糸を利用する試みが行われています。

  

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次は、1990年代後半から、オオミノガが激減している話。

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ミノムシのうち、オオミノガのみに寄生するオオミノガヤドリバエが、

日本に入ってきたからです。

このハエは、もともと日本にはいませんでした。

中国で、オオミノガの駆除のために、

このオオミノガヤドリバエを大量に放ったことがあり、

それが日本にも入ってきたと考えられています。

  

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東三河ふるさと公園でミノムシがぶら下がっていた

   

今日は令和6年10月23日。

  

ハリガネムシも生態が面白い生き物ですけど、

この虫の生態もなかなか面白いです。

10月21日に、ハリガネムシを見つけた

豊川市の東三河ふれあい公園で、

久しぶりにミノムシの巣を見かけました。

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よっく見ると、葉っぱや茎、枝を使って、

上手に作っているなあと思います。

10月の中旬、この巣の中には、何がいるのか。

興味ありませんか。

そのためには、生態を知らなくてはいけません。

  

いい動画がありました。

ミノムシに詳しいです。

ゆっくり生物チャンネル 絶滅の危機?「ミノムシ」とは何者なのか?を解説

  

このサイトの写真を使いながら、説明していきたい。

 

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ミノムシと呼ばれるミノの中にいるのが、

ミノムシと呼ばれる幼虫で、成虫になるとミノガという

蛾になります。

ミノガは世界にはたくさんの種類がいるそうです。

  

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私が見つけたミノムシは、オオミノガのもののようです。

  

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あちこちにあるらしいけど、私は今回、うんと久々でした。

この30年で、激減しているそうです。

その理由は、後で書きます。

  

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害虫でもあるんですね。

ミノから上半身を出して、幼虫が葉っぱを食べるシーンは

驚きです。こんなのは見たことがないです。

  

他の動画で、この動くミノムシを探してみました。

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動くミノムシ

  

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動くミノムシ

  

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動くミノムシを、生で見てみたいですね。

知識は得たので、視野の片隅でこのようなことが起こっていたら、

気がつくだろうな。

  

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ミノの中で、メスのミノガが産卵。孵化した幼虫は、

ミノから出て、それぞれが自分でミノを作ります。

それで葉っぱを食べ、ミノの中で脱皮を繰り返し、

成長します。そして、幼虫の姿で冬を越します。

  

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オスは、羽化してミノから脱けます。

  

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口がない!

これは昔知って驚いた覚えがあります。

記事にしたかどうか、検索してみました。

ここでも道草 教室で越冬する予定のミノムシ(2008年2月8日投稿)

ここで驚いていました。  

  

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これが成虫?

交尾して産卵、孵化の手助けのみの機能を持つ成虫です。

  

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これらの時期はいつ頃なのだろう。

るるぶKids. 実は絶滅危惧種!? ミノムシの季節や中身を知ってる?成虫のオスとメスの違いに驚き

ここから参考になる文章を引用。

  

ミノムシは初夏のころに卵から生まれ、秋までに木の葉っぱを食べな

がらどんどん大きくなり、冬はミノの中で冬眠します。

実はミノムシは秋の季語で、松尾芭蕉や正岡子規の俳句にも登場しま

す。また、清少納言の『枕草子』にもミノムシが登場することで知ら

れていて、季節の風物詩として時代を超えて愛されてきた虫なのです。

ちなみに、松尾芭蕉の句「みのむしの 音を聞きに来よ 草の庵」の

ように、みのむしが鳴くという表現をしたものが多いのですが、実際

にはミノムシは鳴きません。これは、同じように木の上に生息してお

り夏から秋にかけて「チン・チン・チン」と澄んだ音色で鳴くカネタ

タキという昆虫の鳴き声を、当時の人がミノムシの声だと勘違いした

ものだと言われています。

面白い話です。初夏の頃から孵化ですね。

より詳しく。

BIOME 人気者、ミノムシの引きこもり生活史

   

4月下旬から5月上旬に幼虫は蛹になります。

6月〜8月 羽化・交尾・産卵

6月〜10月 孵化・成長

10月〜翌年4月 ミノを閉じて越冬

こんな生活史です。

そうなると、私が東三河ふるさと公園で見かけたミノの中には、

ミノムシの幼虫がいて、冬眠に備えているわけです。

採取してきても、オスかメスかわからないので、

困ったものだなあ。

メスならば、羽化がみられないんだよな。

  

まだ動画の説明は続きます。

長くなったので、一旦記事は終了。
  






  







  

2024年10月22日 (火)

東三河ふるさと公園でハリガネムシが泳いでいた

   

今日は令和6年10月22日。

   

ハリガネムシを子どもたちに見せたい。

そしてハリガネムシの生態を教えたい。

その特異な生態を。

  

昨年度もそう思いましたが、叶いませんでした。

見かける時には、見かけるのに、

教材として使おうと思うと、なかなか入手できません。

「大きなカマキリなんて、そこらで見るじゃん」と

言われても、簡単ではありませんでした。

  

そこで、先々日、Facebookで助けを求めました。

今手に入れたいのは、ハリガネムシが寄生したハラビロカマキリ。

そしてカマキリの卵嚢。

そう書いて発信しました。

 

声がかかりました。

私が中学生だった時の、理科の先生。

豊川市の東三河ふるさと公園で、

カマキリを見かけたという情報を届けてくれました。

 

そうか、あそこなら、山の中だし、

水もあるなと思い当たりました。

さっそく昨日(10月21日)に行くことにしました。

仕事を終えて、勤務校を出発したのは、午後2時ごろ。

  

久々の東三河ふるさと公園。

平日の午後ですが、駐車場はまあまあの台数。

飼育箱を持って歩き出しました。

歩き出して思いましたが、

いかにも何か採取してやろうという姿は、

こういう公園では、肩身が狭いなと思いました。

でも「草1本持ち帰るな」みたいな看板がないからいいでしょう。

欲しいのはハリガネムシ。

許してくれるでしょう。

  

「管理棟前の水路に、ハリガネムシがいましたよ」

この情報を元に、まずは管理棟前の水路に。

昔の記憶と違って、管理棟前の水路には、

一部しか水がなく、水は流れずにと水溜まり状態でした。

  

でもね、すぐに見つけたのです。

クネクネ泳ぐハリガネムシを。

ほぼ1分間撮影。


YouTube: 2024年10月20日 東三河ふるさと公園管理棟前 泳ぐハリガネムシ

この後、水中に手を突っ込んで、ハリガネムシをつかみ上げました。

そして飼育箱の中に入れました。

何年振りの感触。

気持ちいいものではありませんね。

でもこのドキドキ感が楽しい。

「爪の先から人間に入ってくるよ」という都市伝説。

信じちゃいないけど、そんなことをしそうな不気味さが

ハリガネムシにはあります。

ここでも道草 カマキリの実験、ついに成功(2008年10月3日投稿)

ここで私は初めて、ハリガネムシを触っていますね。

    

近くにカマキリがいないか探しました。

いました。

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いました。

このカマキリが出たばかりのハリガネムシだと思います。

ふるさと公園にやってきて、ものの数分で、

ハリガネムシを手に入れることができました。

  

水路の写真。

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ひからびたハリガネムシ。

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幸先良いスタート。

さらにいないか探しました。

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山に囲まれ、水路を水が流れています。

好条件。教えていただき感謝です。

この流れの元は、池でした。

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川として山から出てきた水は、この池で一回溜まり、

水路を流れていきます。

いかにも、水を求めたハラビロカマキリがいそうな雰囲気。

目を凝らして、よっく探しました。

  

おや、あれはカマキリでは。

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近くの水中にハリガネムシがいないか探しました。

1匹いましたが、ぐったりしていました。

もう昔に出たハリガネムシでしょうか。

このカマキリから出たハリガネムシは、

もうすでにパートナーを求めて、遠くに行ってしまったのかも。


  

とにかく、お陰様で1匹、ハリガネムシを手に入れることができました。

よかった。

今日から、子どもたちに見せて、できたら触らせて、

ハリガネムシの数奇な生態を教えたいですね。

BOOKBAND 泳げないカマキリを入水自殺させる「ハリガネムシ」の生態とは?

このサイトの絵を転載。

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2024年10月21日 (月)

ひっつき虫の授業/オオオナモミ アレチヌスビトハギ

   

今日は令和6年10月21日。

   

おはようございます。

今週も頑張るぞ。

  

ひっつき虫の話です。

18日(金)はひっつき虫の勉強をスタートさせました。

この季節ならではです。

使ったひっつき虫は2種。

オオオナモミ。

これは、学校で栽培してくれている先生がおられて、

昨年に引き続き、お世話になりました。

教室に持ってきたオオオナモミです。

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そしてアレチヌスビトハギ。

これは近所のスーパーの植え込みから失敬してきました。

証拠写真。

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町内会役員としては、にっくき雑草ですが、

教師としては魅力的な教材です。

  

解剖顕微鏡を準備。

オオオナモミのフックを観察しました。

ずっと昔、解剖顕微鏡で見られるものを、

カメラで撮影しようと苦労したことがありました。

久々やってみました。

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できた!

10倍のレンズが一番良かったです。

  

次はアレチヌスビトハギ。

子どもに実を渡すと、その粘着力にびっくりします。

そして解剖顕微鏡で見ます。

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こちらの方が、きれいに写りました。

小さな毛が、びっしり生えているのがわかりました。

  

この中に種子が入っていることを言ったら、

皮をむいて種子を出そうとする子どもが複数いました。

よくそんな細かいことをやるなあと見ていたら、

どの子もやり遂げました。

初めて見る種子です。

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豆ですね。

アレチヌスビトハギが豆科であることがわかります。

  

最後にやったのが、アレチヌスビトハギの実を、

白い布に自由に貼り付けて、掲示物を作ること。

板目表紙に白い布(元シーツ)を巻いて、子どもに渡しました。

こんな作品です。

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これを教室の壁に掲示しておいて、観察。

どのように種子が落下するのか、突き止めたいです。

動物の体に張り付いただけでは、目的は完遂していないです。

種子を落下させることで完遂です。

  

今日からの子どもたちにも、同じものを作ってもらいます。

  

街場で採取できるひっつき虫は、

あと、センダングサとイノコヅチ。

これも採取してみたい。





  

2024年10月20日 (日)

映画「二宮金次郎」を観ました(5)合田雅吏さんの舞台挨拶が聞けました

   

今日は令和6年10月20日。

  

前記事の続き。これが映画「二宮金次郎」に関するラスト。

10月14日は、豊橋市公会堂で3回上映予定でした。

私は、第1回の午前10時からの上映を見ました。

この選択がよかったです。

なんと、この映画の二宮金次郎役の合田雅吏さんが、

上映後に舞台挨拶をしてくれたのです。

(合田さんの本名は「雅史」 芸名は「雅吏」

でも読み方は「まさし」でした。

今回、調べていて知りました。

「吏」の読み方は「り」なのですが、

ここは特別に「し」ですね)

  

なぜ合田さんが、舞台挨拶に来てくれたのかの

経緯(いきさつ)が面白かったです。

現在、合田さんは、ドラマ撮影で蒲郡市に来ることがあるそうです。

こちらに来た時に、豊橋駅でポスターを見て、

10月14日に上映会が行われることを知ったそうです。

スケジュールを見たら、撮影は午後からだったので、

午前中はOK。合田さんから、映画の主催者に電話して、

「遊びに行っていいいですか」とお願いしたそうです。

10時の上映をみた皆さんは、ラッキーでした。

  

合田さんのお話は、映画の舞台裏の楽しい話をしてくださいました。

あの断食は本当なのか?と思っていましたが、

合田さんの話の中で、あれは事実であることにも触れてくれて、

疑問を解決することができました。

  

会場から、合田さんを撮影したものは、

SNSで発信してもよろしいかという質問がありました。

合田さんは「いいですよ」と言ってくれました。

映画「二宮金次郎」を宣伝してくださいとのことでした。

それではさっそく。

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問題は、動画はどうかなということです。

限定公開にしようと思います。

合田さんは、映画「二宮金次郎」は100年上映してほしいと

言っていました。そのつもりで、役を演じたそうです。

したがって、これからも、舞台挨拶をする機会があり、

今回話したことをまた話すこともあるでしょう。

動画を積極的に拡散しない方がいいと判断。

そこで、私のブログを訪れた方のみ、

動画が見られるという限定公開にしたいと思います。

下記をクリックして、見てください。

2024年10月14日 映画「二宮金次郎」上映後の合田雅史さん舞台挨拶

  

ただ上記の理由があるので、このリンクをコピーして、

どこかSNSに貼り付けて発信するのは、止めてください。  

  

合田さんは、1月から始まるドラマに出演するそうです。

「最高のオバハン中島ハルコ」第3弾です。

大地真央さん主演です。

合田雅吏さんもレギュラー出演です。

第1弾、第2弾は全く見ていませんが、縁があったので、見ようかな。

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instagram

  

「土ドラ」ですね。来年1月4日午後11時40分放映スタートです。

  

御園座11月公演も宣伝しておられました。

御園座 11月特別公演

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最後に、映画「二宮金次郎」について。

この映画は配信されたり、DVDで販売されたりすることはないそうです。

その代わり、申し込めば、どこでも上映会ができるそうです。

もちろんお金はだいぶかかることと思います。

豊橋市は、2019年・2020年・2022年と上映されて、

今回が4回目です。

4回目にして、やっと気がついて、参加できました。



  

映画「二宮金次郎」を観ました(4)成田浬さんは声優でもあった・納得

   

今日は令和6年10月20日。

  

前記事の続き。

  

映画「二宮金次郎」の出演者の中で、

二宮金次郎に冷たく当たる上司、豊田正作役の俳優さんが

印象に残りました。

声・話し方が強くはっきりしていて、耳にしっかり入ってきます。

私が年を取って、耳が悪くなったから、言っているのではなく、

冷酷な豊田役に合った声・話し方だと思いました。

憎たらしい奴だなと思わせてくれました。

  

俳優さんのお名前は、成田浬(かいり)さん。

Wikipedia 成田浬

1970年7月生まれの50歳。

俳優だけでなく声優もやられるとのこと。

声優、納得です。いい声をしています。

ナレーションもたくさんやられています。

やはりあの声は、とっくの昔に、

皆さんが認める声だったのですね。

  

YouTubeで「成田浬」で検索すると、

たくさんのCM動画がヒットします。

その中の1本。


YouTube: DENSO 2012年 CM 世界同時刻篇 60秒

やっぱりあの声・話し方は、お金になるんですよ。

映画「二宮金次郎」が公開された年に、

ラジオ「かわさきFM」に出演しています。

映画のことを話しています。

これもいいですよ。

17分30秒過ぎからの登場です。


YouTube: かわさきFM「岡村洋一のシネマストリート」 2019.6.3放送分 (第1部)

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豊田正作という人物がいたから、

二宮金次郎は、さらに悩み、成長しました。

そして豊田正作が、支援者になったということが、

二宮金次郎の凄さを表しているような話をしています。

豊田正作は重要な役だったのです。

  

  

もう1本、CM動画。

SEIKOのCMです。


YouTube: 企業CM 「一秒の言葉」

  

これからこの声を聞いたら、成田浬さんの顔を思い出すかな。

映画「二宮金次郎」を観ました(3)桜町陣屋跡がある真岡市

今日は令和6年10月20日。

   

前記事の続き。

  

映画で、二宮金次郎が復興させた桜町。

現在の栃木県真岡市です。

そこには「桜町陣屋跡」があります。

久田巻三作「桜町紀行」

このサイトから引用します。

  

桜町陣屋は、一八二二年から二十六年間、尊徳が三十七才の時から六

十二才で東郷陣屋に移住するまで居住した所である。一介の貧しい農

民の出でありながら、小田原藩主の命を受けて、ここで農村の復興に

当たった。ここ下野の国の桜町領を出発点にして、次々と荒村の立て

直しに手を付け、最終的には関東周辺の十一ヶ国にまで復興の手は及

んだ。

  

なんと、二宮金次郎は、26年間も桜町を拠点にしたのですね。

その時に居住していたのが、この桜町陣屋。

残っていおるのですね、そんな家が。

とちぎ旅ネット

このサイトの写真を載せます。

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また行きたいところが増えました。

  

さて、問題は「真岡市」の読み方です。

  

「まおか」「まさおか」なのかなと予想を立てましたが、

崩れました。

真岡市のホームページに行って、混乱しました。

このように表示されていました。

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真岡市HP トップ

  

「MOKA」?

え〜、「もかし」なの?

と、驚きました。

でも「もかし」でもありませんでした。

厄介です。

ひらがな表記で「もおかし」

発音は「もーかし」でした。

実際に、「もおかし」と打って、変換すると「真岡市」と出ます。

これは読めない。

  

そこでこの動画。


YouTube: 栃木県真岡市移住定住PR動画「真岡エンパシー」

移住定住PR動画なので、

真岡市のいいところがたくさん紹介されます。

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「真岡鐵道」見たことあるなあ。

  

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市の花は「綿」 さすが。

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日本一なんだ。それはすごい。

  

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動画の登場人物が、当たり前のように「もうか」というのが、

不思議でした。

「真岡」ですよ、「もうか」なんて違和感あります。

でも、市制70周年なので、「もうか」が当たり前なんですよね。

  

二宮金次郎の勉強で、真岡市を知りました。

映画「二宮金次郎」を観ました(2)小説「二宮尊徳スーパースター」

   

今日は令和6年10月21日。

  

前記事の続き。

  

10月14日に、豊橋市公会堂で、

映画「二宮金次郎」を観ました。

二宮金次郎が、なぜ歴史に名を残しているかがわかる映画でした。

  

二宮金次郎の父親は、人のために尽くして、

自分は貧乏になっても構わない、

そんな人だったようです。

そのために、家族は大変な目に遭います。

父親が死んだ後に、残されたものは少なく、極貧となります。

母親は、その極貧の中、死んでいきます。

「人を信じるな」と遺言を残して。

残された金次郎と弟は、別々に親戚にもらわれていきます。

  

金次郎は、人のために尽くすことはよしという父親の考えを

引き継いでいました。

しかし、父親が反面教師となり、ほどこすのではなく、

農民を自立させることを目指しました。

博打などをして働かない者には冷たく、

働く者には援助を惜しみませんでした。

  

映画では、そんな金次郎に対して、反対する農民がおり、

役人が出てきます。

金次郎のやることは、正論だと思うのですが、

正論が通らないのは、利権が絡むとなかなか動かない今の政治と同じです。

苦しむ金次郎。

映画では唐突に、成田山で21日の断食を行います。

あまりに唐突なので、映画を盛り上げるためにフィクションかと

思ったほどでした。

でもこれは事実でした。

  

誰にでも、事情がある。

その事情に従って、行動している。

自分が一番正しいのではなく、

相手にも事情があることを察して、受け入れるべき。

金次郎は、断食によって、こんな考えに至ったようです。

  

上役で、金次郎を追い詰めた豊田正行は、

金次郎への酷い仕打ちでクビになったのだが、

金次郎はそんな豊田も受け入れました。

豊田は、その後は強力な金次郎の支援者になっていきます。

金次郎の素晴らしさはここだと思います。

なかなか真似ができないところです。

勉学に励んだだけではなく、相手の事情にも配慮する度量を

持つことができたのがすごいことだと思います。

映画は、桜町の復興に10年を費やした話が中心でした。

それなのに、金次郎は、600の村を復興させたと言います。

なぜそんな数になるのか不思議です。

きっと、人を育てたのでしょう。

金次郎の実践を学んだ人たちが、各地の復興に貢献したと考えます。

弟子ですね。

その弟子が困った時には、きっとアドバイスをしたのでしょう。

それが600というとてつもない数を可能にしたのでしょう。

  

今回、二宮金次郎について調べていて、

このサイトを見つけました。

久田巻三という方が執筆した二宮金次郎のお話です。

久田さんは、大量の執筆をしており、

それをホームページで公開しています。

鬱と戦って30年・・みたいなことも書いておられ、

きっと至極真面目な方であるだろうなと感じます。

そんな執筆群の中に、二宮金次郎のお話があります。

「二宮尊徳スーパースター」

良かったら読んでみてください。

映画では唐突に感じた成田山での断食が、

しっくりきました。

第四章 蒸発そして成田参籠

この章に書いてありました。

  

映画に出てくる桜町は、現在の栃木県真岡市です。

「真岡」をなんと読むか。

これが難しい。

調べてびっくりです。

次の記事で書きます。  

映画「二宮金次郎」を観ました(1)豊橋市公会堂を設計した中村與資平

   

今日は令和6年10月20日。

  

10月14日に、豊橋市公会堂に行って、

映画「二宮金次郎」(2019年/五十嵐匠監督)を

観てきました。

  

豊橋市公会堂に入るのは初めてかな。

それも楽しみでした。

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歴史がぷんぷん香る建物です.

Wikipedia 豊橋市公会堂

このサイトによると・・・

豊橋市公会堂は、国の登録有形文化財。

1931年(昭和6年)8月完成。

(おっと、これは亡父と同じです。同じ年、同じ月に生まれています。)

豊橋空襲では焼け残り、仮市役所となる。

設計したのは、浜松市出身の中村與資平(よしへい/1880〜1963)

東京駅を設計した辰野金吾とも一緒に仕事をしたことがあるようだ。

まもなく100年になるのですね。

中村與資平が設計した建物が浜松市にもあります。

旧遠州銀行本店(現静岡銀行浜松営業部本館)です。

史跡写真集 旧遠州銀行本店

こちらも浜松大空襲で焼け残った建物。

豊橋公会堂より3年早い1928年(昭和3年)の完成。

上のサイトから写真転載。

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ちなみに、この建物の住所。

浜松市中央区田町322−7。

いつか行ってみたいですね。

  

両方の建物は鉄骨鉄筋コンクリート。

当時としては珍しかったようです。

関東大震災(大正12年)の教訓から、この建築を選んだようです。

  

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ぶら下がった電灯が、地震で揺れないように、

針金で固定されています。

この方法は、我が家でもやっていますが、強力です。

外リノ 屋外でペンダントライトを使うとき

このサイトでも、勧めています。

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こういうぶら下げる式の電灯を、

ペンダントライトと言うのですね。

  

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前芝小学校の幟が何本もありました。

学校に二宮金次郎像ができた第1号の小学校ですからね。

勤務校のドングリがなる木 カシワ シラカシ

    

今日は令和6年10月20日。

  

勤務校のことを紹介する冊子があります。

その中の校庭の木や植物が載った1ページの写真です.

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昨年も探したんですよ.

でも見つかりませんでした.

そして今年も秋が巡ってきました。

今年こそと思って行きましたが、

ドングリは見つかりませんでした.

  

落ちていないか、よっく探したら、「はかま」を発見。

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確かに、カシワのどんぐりのはかまです。

中身はありませんでした。

もう拾われちゃったのかな。

拾うとしたら、低学年。

月曜日に、低学年の先生に聞いてみよう。

  

カシワの枝葉を下から仰ぎ見ました。

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どんぐりは、ないな。

  

  

16日に記事にしたシラカシのどんぐり。

シラカシであることを確認しに行きました.

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葉っぱからして、シラカシでした.

まだ落ちていないどんぐりも発見。

  

やっぱりどんぐり拾いには、遅かったか.