古い民具:木桶
今日は令和5年8月29日。
夏休みも押し迫ってきました。
古民具解明の宿題を続けます。
今度はこれです。
手桶です。
勤務校にあるのは、木桶の手桶ということでしょう。
これくらいのサイズが手桶なのでしょう。
写真の札の説明には
「現在のバケツ。井戸や泉から水を運んだ。」とあります。
違和感。
この手桶は、鉄が使われています。
これで井戸や泉で水を汲んだら、錆びてしまうのでは。
ネットで、調べてみました。
そしたら穀用一斗手桶なるものがヒットしました。
これがよく似ていると思いました。
このサイトを見ると、穀用一斗木桶は一斗枡とも呼ばれているようです。
次のような説明がありました。
米等の穀類の体積を量る容器で、農作業でおおよその量を量るのにも
使われた。一斗=18.039ℓ。元々は正方形が正式とされていたが、明
治42年の度量衡改正で円筒形の桶枡も正規の枡とされた。
どうも、勤務校にあるのは、大きさといい、その風貌といい、
この穀用一斗木桶なのではと思うようになりました。
さらに調べていたら、こんなサイトに行きつきました。
同じような手桶がたくさん。
取っ手のつき方も一緒です。
メルカリでは一斗枡と言っています。
私としては、穀用一斗木桶が気に入っていますが、
どちらが認知度が高い名前なのでしょうか。
やはり勤務校の手桶は、穀用一斗木桶(あるいは一斗升)と
した方がいいのではないかという結論。
以上のことの真偽を、Facebook「昔の道具-民具たち」に投稿して、
確かめたいです。
最後に、木桶を調べていて勉強になったサイトのリンクを
ここに置きます。
このサイトに書いてあることは、また後日詳しく書きたいです。
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