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2021年2月

2021年2月11日 (木)

番画:「麒麟がくる」最終回/北条政子/「朝顔」⑬/「カンブリア宮殿」ウーバーイーツ

   

今日は令和3年2月11日。

  

番画です。

溜まってしまいました。

  

〈84〉大河ドラマ「麒麟がくる 44(最終回) 本能寺の変」

  (2021年2月7日放映)

  

〇おなじみの本能寺の変がどのように描かれるか注目した。

〇本能寺で信長が抵抗するシーンはあったが、自刃する場面はなく、

 炎の中で果てた信長が映された。そこはあっさりしていた。

〇明智光秀が雑兵に竹やりで殺されるお決まりのシーンはなく、

 光秀は秀吉に敗れたとナレーターが語るだけだった。

 光秀は生きのびたことを示唆してドラマは終わった。

 生きのびた説はいろいろあるようだが、

 私は初めて殺されなかった光秀を見た。

〇ネットであがっていた意見で「秀吉は光秀を殺さない」

 「生かしておいて、『殺した』という情報を流す」というのがある。

 なるほどと思う。

 「麒麟がくる」で描かれた秀吉は、光秀憎しで殺そうとしない。

 そして裏で謀(はかりごと)をするのを得意としている。

〇31年前の大河ドラマ「太平記」は、

 同じ脚本家の池端俊策さんの作品。

 今回光秀は戦のない「大きな国」を目指したが、

 「太平記」の主人公足利尊氏は戦のない「美しい国」を目指した。

 2作品の共通性を感じた。

〇昨年から44回。毎回見てきて、ついに最後まで見た。

 やり遂げた。感謝。

  

  

 

〈85〉まんが日本史 第21話


YouTube: まんが日本史 第21話 「源氏の滅亡 ~北条政子と承久の乱~」

 

〇教材研究でこの時代を復習するには適した動画だ。

〇頼朝の死後、頼家、一幡、実朝、公暁と次々に源氏の脈流が

 消えていったことがよくわかる。

〇北条政子にとっては、夫が死に、息子が死に、孫が死んだわけである。

 どのような心境だったのだろう。それでも北条氏優先だったのか。

〇北条氏が次々にライバルを倒していくのは、次の記事を思い出す。☟

ここでも道草 テレビで勉強「比企能員の乱」(2012年12月9日投稿)

 読んで復習。

    

 

〈86〉ドラマ「監察医 朝顔 第13話」(2021年2月9日放映)

  

〇やっぱり平さん(時任三郎)の認知症の進み具合が心配。

 父親にその傾向が出てきた時の焦燥感を思い出す。

  

   

 

〈87〉「カンブリア宮殿 ウーバーイーツ」

  (2021年1月14日放映)

 

〇今まで見た映像では、配達員がたいへんだというのを見てきた。

 今回は配達員の良い環境が紹介されていた。

 SNSが重要であった。

 配達員専用のアプリがあり、働きたい時に働きたい場所で起動する。

 そうすると仕事が入ってくる。

 指定された店までの道順が表示されて店に出向く。

 ちょうど料理ができあがった頃に到着する。

 店で商品を受け取ると、今度は届け先までの道順が示される。

 迷うことなく行くことができる。

〇現在は保険制度もできて、事故が起きたときも保障してくれる。

〇ゲストでウーバーイーツの日本代表の方がスタジオに来ていた。

 スタジオから注文してウーバーイーツ配達員がスイートを配達。

 配達員に司会者が「日本代表に何か言いたいことがあったら?」と

 言うと、「感謝です」と言っていた。

 配達員=過酷という先入観になりつつあったが、良い面も見た。

〇居ながらにして家がレストランになる、ということで、

 需要が高まっている。

〇日本進出は2016年。すでにあった企業を上回る業績。

〇コロナ禍で、提携する店舗がとても多くなった。

 配達員も急増した。

〇まだ地元市では営業がされていない。隣の市では始まっている。

〇いい機会なので「テイクアウト」と「デリバリー」の違いを勉強。

 テイクアウト・・・お持ち帰りのこと。

 デリバリー・・・・出前のこと。ウーバーイーツはデリバリー。

〇利用者のアプリ。

1

app store

〇このアプリを押すと、近所の店が一覧され、

 どのような料理があるかわかる。

 大盛にしてもらうなど細かい注文もできる。

 届くまでのおよその時間も表示される。

〇注文すると、現在配達員がどこまで来ているかも目視できる。

 デジタル情報満載のアプリである。

  

  

  

2021年2月10日 (水)

「ヤバいデジタル」③ スピーディーで途切れのないデジタル上のやりとり

  

今日は令和3年2月10日。

  

前記事に引き続き、

「やばいデジタル ”現実(リアル)”が飲み込まれる日」

(NHKスペシャル取材班/講談社現代新書)より。

  

グーグルの元社員の言葉。

  

「グーグルを使うたびに、グーグルはあなたについて詳しくなっ

ていく」

(146p)

  

便利なサービスと引き換えに、私たちの日常生活をデータ化する

企業は、グーグルだけではない。本を買おうとアマゾンを開けば、

私たちの今までの注文履歴をもとに、オススメの商品が表示され

る。フェイスブックでは、ユーザーの「いいね!」などをもとに、

私たちの趣味嗜好に合わせた広告が配信されることも、周知の事

実だ。

(147p)

  

自分のプライバシーがどれほど企業に握られようが、広告の配信

に使われるくらいなら別に問題ないと考える人も多いのではない

か。(中略)多くのIT企業は利用者のプライバシーを守るため

に、様々な施策を打っている。しかし、もし私たちの「デジタル

ツイン」が、悪意ある企業に渡ったらどうなるのか。国家権力が

悪用したらどうなるのか。

(150p)

  

悪用されることが想像できていなかったけど、

この本を読んで少しは知るようになりました。

でもまだ身近ではないです。  

  

  

スピーディーで途切れのないデジタル上のやりとりが日常と

なっている現代。

(164p)

  

いつの間に私たちは、デジタルに心まで奪われていたのだろ

う。

(164p)

   

  

メールをしてもすぐに返事が返ってこない。

でもそれは事情があって遅いのだろうと考えて気長に待つ。

そして返事が来る。

こちらの予定通りにならなかったけど、

返事を待ってくれてありがたかったといったメールが届く。

世の中スピーディーになりつつあります。

でもこういうやりとりも大事だと思いました。

とにかく効率よく進むことを第一の考えてしまいがち。

人の気持ちは、そんなに早く変わらない。その気にならない。

ゆっくり待って、返事が来たら、また次のメールをする。

これでもいいじゃんと思う。

「やばいデジタル」② 正義に酔ったことあり

   

今日は令和3年2月10日。

  

前記事に引き続き、

「やばいデジタル ”現実(リアル)”が飲み込まれる日」

(NHKスペシャル取材班/講談社現代新書)より。

  

攻撃的な批判のツイートが短時間で

急速に拡散することについての文章。

  

鳥海氏は、その理由について、「悪い人を叩くのは悪いことでは

ないという考え方になっており、どんどんその情報を広げてしま

うのです。そして、できるだけ速くいろんな人に情報を広めるこ

とによって、自分自身が正義に酔えるということがあるのではな

いでしょうか」と分析する。

(28~29p)

 

鳥海氏とは、東京大学の鳥海不二夫准教授。

  

「正義に酔う」というのはわかる気がします。

正義に酔って、かつて文章を書いた覚えもあります。

「ここでも道草」の記事の中にはあります。

 

 

ディープフェイクへの対策が難しいなかで、私たちはどうしたら

いいのだろうか。山岸教授は、「昔は映像を見たらすぐ信じてし

まう方も多かったかもしれませんけれども、それが崩れつつある

ということだと思います。特に今後大事になってくるのが、こう

いった映像を見た時、私たちがどのようにその情報を適切に理解

して、判断するかという、私たち側の問題だと思っています。私

たちのメディアリテラシーを見直して、教育するようなことが必

要です」として、私たちのリテラシー教育の重要性を強調した。

ディープフェイクが問題となるのは、作られることだけでなく、

それが拡散されるというところにある。私たち一人一人にできる

ことは、「これは本物なのか?」と疑い、偽物である可能性があ

れば、それを拡散しないという認識を持つことではないだろうか。

(56~57p)

  

映像を過信しているかもしれません。

「これは本物かどうか?」を見極めなければならない時代に

なっているのですね。

  

山岸教授とは、国立情報学研究所の山岸順一教授です。

  

  

「インターネットに、ある程度の音声データがあれば、世界中に

住むどんな人の音声も作ることができてしまいます。映像と音声

は、人類の歴史の中でも、信頼できるソースとして使えるものだ

と思われてきましたが、もはや、あなたが耳に聞こえるもの、見

るものは、現実のものではないかもしれません」

(60p)  

  

映像だけでなく音声までもが、デジタルで作り出せるそうです。

振り込め詐欺に利用されてしまえば、だまされる人も増えます。

  

  

自分の見たいと思うものだけを見る、もしくは、見たくないもの

が見えないようになる現象を「フィルターバブル」と呼ぶ・・

(76p)

 

フェイクによる世論操作を分析してきた王銘宏助教は、人々がフ

ェイクにさらされ続け、「自分の信じたいものしか信じなくなる」

ことに警鐘をならしている。

(77p)

  

情報が少ないのも問題ですが、情報過多な状況も、

「見たいものを見る」「信じたいことを信じる」というふうな

傾向になるよなあと思います。

2021年2月 8日 (月)

「やばいデジタル」① デジタルデータは蓄積され利用される

    

今日は令和3年2月8日。

  

この本を読みました。

71hpjyp9gl Amazon

「やばいデジタル ”現実(リアル)”が飲み込まれる日」

(NHKスペシャル取材班/講談社現代新書)

  

引用していきます。

  

デジタルは、私たちの社会をさらに自由に、豊かにしてくれるーーー。

しかし、それが現実に淡い願望であったことを、私たちはいま実感させ

られている。

SNSの広がりは「真実」と「フェイク(偽物)」の境界を曖昧にし、

私たちが「フェイク」に踊らされる事例が数多く発生するようになった。

文脈を失い、断片化された情報は、それがデマであってもまるで真実の

ように、「いいね」が付けられ、世界中に拡散されていく。極端な意見

に共感が集まり、主義主張の異なるもの同士の罵り合いが加速する。

デジタル化の波は、人々の分断を深め、真実を見えなくさせ、フェイク

の渦に私たちを巻き込んでいった。さらには、ビッグデータに蓄えられ

た膨大な個人情報は、デジタルの世界のもう一人の自分=「デジタルツ

イン」となり、プライバシーは丸裸になりつつある。

にもかかわらず、私たちは、デジタルの恩恵から逃れられない。

そう、私たちの「現実(リアル)」は、すでにデジタルによって浸食さ

れ、デジタルを抜きにしては考えられないものへと変わってしまったの

だ。 

(3~4p)

  

「はじめに」に書かれた文章です。

この本に書かれているデジタル社会の問題点を端的に書いてあります。

  

インターネットが始まったころは、これからは調べたいと思えばすぐに

調べて結果を得ることができると喜びました。

メールが始まったころは、電話をしなくても、郵便物を使わなくても、

手軽に情報が送れるので、便利だと思いました。

そう思ったのは、たった30年ほど前のことだと思います。

私はいまだSNSは所持していませんが、iPadは所持しており、

家にはパソコンがあって、日々ネットと繋がっています。

この便利な世界にどっぷり浸かっています。

そんなデジタルの世界で問題になっていることを知った本です。

   

  

ところで、私たちが日々向き合っているデジタル世界とはどのような

ものか。私たちは日々、絶え間なくデータを生み出していると書いた

が、合計すると一体どのくらいのデータになるか、ご存じだろうか。

その答えは、

50 000 000 000 000GB

2020年の1年間に、これだけのデータが世界中で生み出されると

試算されている。これは、YouTubeの高画質(HD画質)動画57億

年分にも相当する(HD画質の場合、1GB=約1時間)。何とも途

方もない数字だ。

これだけのデータが、地球30周分の海底ケーブルを通じて世界中で

やりとりされ、IT企業のデータセンターに集積されていく。一つ一

つは些細なデータでも、これだけのデータ量が積み重なった時、この

デジタル世界は、私たちが住む現実世界をも脅しかねない存在へと変

貌してしまうのである。

(5~6p)  

  

私がこうやって1文字ずつ打ち込んでいるのも、

データを生み出しているわけです。

こうやって明らかに生み出しているデータだけでなく、

検索したり、いいねを押したりするのもデータでしょう。

それが全て残されているのだとしたら、

すごい量になるんだろうなと思います。

アナログのデータだったら、その多くは古くなって捨て去られたり、

捨てられないまでも忘れ去られてしまうことでしょう。

しかし、デジタルデータは蓄積され利用されるのです。

何らかの影響力もあるのです。

   

30年前にはなかった状況だとあらためて思います。

2021年2月 7日 (日)

番画:「フィッシャーズ」ウルトラマン/今晩「麒麟がくる」最終回

   

今日は令和3年2月7日。

  

今晩の楽しみは大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回。

15分延長で1時間放映だそうです。

本能寺の変がどう描かれるか?

明智光秀の最期はどうなる?

  

83本目の番画はフィッシャーズ。

 

〈83〉フィッシャーズ


YouTube: 【クビ⁉︎】ウルトラマン12人の名前を一回で覚えられない人には消えてもらいます。

 

〇これは私たち世代にとってはクリアしやすい課題。 

 12体のうち知らなかったのはウルトラマンタイガ(2019年)、

 ウルトラマンロッソフレイム(?年)の2体。

  

  

84本目の番画が「麒麟がくる」最終回です。

これだけ番画を見て記録していったら、どんな事態になるのだろう?

自分でもわからないけど、まだ続く「番画シリーズ」

番画:「施設で育った若者たちは今」「チコちゃん」火星人はなぜタコ?

   

今日は令和3年2月7日。

  

番画です。

  

〈80〉「ハートネットTV 施設で育った若者たちは今(1)

  寄る辺なき孤独とコロナ」(2021年1月12日放映)

 

〈81〉「ハートネットTV 施設で育った若者たちは今(2)

  withコロナ時代のアフターケア」(2021年1月13日放映)

  

〇児童養護施設の子どもは原則として18歳になると、

 進学・就職によって自立しなくてはならない。

 知ってはいたけれど、実際に児童養護施設を出て、

 新型コロナ感染によって、苦しい生活を強いられている若者たちの

 実態を垣間見ることができた。

〇困った時に実家に頼ることができない境遇の若者たち。

 「孤独」を感じるのはわかるような気がする。

〇そんな若者たちを援助するグループがあることも知った。

 こうやって人助けに動く人が必ずいる日本はいい。

 自分も将来何かの人助けをしたい。

〇自立できない場合は「措置延長」によって、

 20歳まで施設にいることができる制度があることを知った。

  

   

〈82〉「チコちゃんに叱られる」(2021年2月5日放映)

  

〇「なんでキノコにはカサがあるの?」

〇チコちゃんの回答「上昇気流を生み出すため」

  

〇「火星人はなぜタコ?」

〇チコちゃんの回答「ウッカリしてウッカリしてドッキリしたから」

〇なぜ世界の人が宇宙人と言えばタコ型にしたかは、

 この番組でくわしくわかった。

 最後の決定打は、H・G・ウェルズの「宇宙戦争」

  

〇「冠婚葬祭」の「冠」ってなに?

〇チコちゃんの回答「成人式」

 

〇「チコちゃんに叱られる」は一つの話題が15分前後。

 授業で扱いやすい時間である。

 どんなネタが今まであったかを覚えておいて、

 タイムリーに使いたい。

番画:映画「キングダム・オブ・ヘブン」を見る

    

今日は令和3年2月7日。

   

映画を見ました。

前記事に書いたように100円のレンタル料で

映画「キングダム・オブ・ヘブン」を見ました。

最初意味不明状態に陥り、100円だから止めようかと思ったけど、

最後まで見ました。諦めずに見てよかったです。

3時間を超える大作でした。 

  

〈79〉映画「キングダム・オブ・ヘブン」(2005年 アメリカ)

  (アマゾンプライムビデオで視聴)

  

〇2年前に見たいと思ったことを実行した。

ここでも道草 学習まんがで久々世界史を楽しむ(2019年2月26日投稿)

 

〇サラディンが十字軍が建国したエルサレム王国を滅ぼす

 歴史的な出来事の映画化。

 戦闘シーンがとにかくすごかった。

 16年前の作品とは思えない。

 古さを感じない作品だった。

〇この出来事の後に第3回十字軍が行われる。

 映画のラストでは、イングランド王リチャード1世が登場する。

〇う~ん、授業では使えない。

 ストーリーが単純ではない。

 あらすじをWikipediaで確認しながら映画を鑑賞した。

〇キリスト教の国では、十字軍の話はよく知ったことなのだろうか。

 この映画を楽しむには、日本人は基礎知識が足りないと思う。

  

  

 

 

縁を大切に 作品浪費にならないように

   

今日は令和3年2月7日。

  

2021年1月31日の朝日新聞朝刊の記事です。

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なるほどと思う。

私は音楽や映像の聴き放題、見放題をやっていませんが、

見放題にするとこのようなことになるのですね。

ただレンタル料100円だと、これに近い気持ちになります。

面白くなさそうだと、途中で見るのをやめてしまいます。

  

今までのように、縁を大事にしよう。

縁があって出合った音楽や映像はじっくり見ていきたい。

よほどのことがない限りラストまで見ます。

  

この記事を書いている時に出合った映画「キングダム・オブ・ヘブン」

今日は見ています。

ここでも道草 学習まんがで久々世界史を楽しむ(2019年2月26日放映)

2021年2月 6日 (土)

番画:「英雄たちの選択」宋銭と清盛/大河「平清盛」平治の乱の戦い

   

今日は令和3年2月6日。

  

平清盛の番組を2本連続見ました。

番画です。

  

〈77〉「英雄たちの選択 平清盛のマネー革命 

  銭の力で新時代をひらけ!」(2020年7月29日放映)

  

〇番組を見て印象に残ったことを、若干調べて、まとめる。

〇平清盛が政治の中心になり上がった頃、

 中国の宋(南宋)が世界経済の中心であった。

〇南宋は、宋銭を大量に流通させて、

 銭を使って商品を購入する世界を作ろうとしていた。

 それは現代のような世界である。

 宋銭は、現代の米ドルのような世界通貨でもあった。

〇日本の場合は米や絹で支払われたり、

 他の物と交換することが行われていた。

〇銭がなかったわけではなく、いろいろな銭が作られ流通が試みられた。

 しかし経済が未熟で、銭は流通しなかった。「皇朝十二銭

〇平清盛は、宋銭を日本に流通させようとした。

 清盛は日宋貿易によって得た宋銭を利用した。

 宋銭の流通は、平家政権にとって有利であった。

〇宋銭の流通によって、当時の朝廷が財政の基本にしていた絹の価値が

 目減りした。そのため朝廷は宋銭の流通に反対であった。

 平清盛と後白河法皇との確執は、このことが理由の一つであった。

〇平安時代に宋銭は公認されなかったが、

 鎌倉時代になり宋銭はより流通し、幕府も朝廷も公認するようになる。

 

〇このような視点で平清盛を見たことはなかったので、新鮮であった。

 宋(南宋)の実力も勉強になった。

  

  

 

〈78〉大河ドラマ「平清盛 27 宿命の対立」

  (2012年7月8日放映)

 

〇9年前の大河ドラマが授業で役に立った。

 平治の乱で平清盛と源義朝が戦ったところまで説明して、

 この番組で戦いの様子を授業で見せた。

〇この番組については、2年前に記事にしている。

ここでも道草 「平治の乱」を大河ドラマ「平清盛」で教えたい(2019年1月28日投稿)

〇このタイトル通りのことを先日実施した。

 記事には続きがある。

ここでも道草 平重盛「3つの”平”」/源義平「4つ目の”平”」(2019年1月29日投稿)

ここでも道草 平治の乱/飛んでくる矢を払うシーンが目立った(2019年1月30日投稿)

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ここでも道草 「武士は勝つことじゃ」と言った平清盛(2019年1月30日投稿)

〇なかなか見ごたえのある回である。

   

〇映像を使った授業の良さはこういう展開だと思う。

 平清盛と源義朝が戦ったと言葉・文字だけではイメージがわかない。

 しかしこの番組を見せることで、生徒は顔、鎧、武器を見ることができる。

 戦場、作戦を見ることができる。

 実際にあったことだと想像できる。

〇大河ドラマは多くの制作費がかかっている。

 多くの人たちの協力で出来上がっている。

 9年前の7月8日に放映されただけではもったいない。

 私は授業で利用させてもらっている。

 とてもありがたい。

2021年2月 4日 (木)

番画:「ヘウレーカ!イチョウ」/PCR検査の問題点

   

今日は令和3年2月3日。

    

番画です。

  

〈75〉「又吉直樹のヘウレーカ!イチョウは臭くてもなぜ愛される?」

  (2020年12月23日放映)

  

〇昨日、街路樹で一番植えられているのはイチョウだと記事に書いた。

 そうなると、この番組は見ないとなあと思った。

〇イチョウは2億年前に誕生した。

〇花粉が受粉してもすぐには受精しない。

 花粉は雌花の中に取り込まれ、

 その中で花粉が雌花の力を借りて成長し、精子が作られる。

 受粉してから4カ月かけて受精する。

 被子植物のように効率がよくない。

 古代からの生き物であるため、ムダが多い。

〇驚きは、被子植物に席巻されたり、氷河期などを経て

 ほぼ絶滅状態になったことがあったイチョウ。

 中国の一部地域のみ生育していた。

 人間が銀杏(ギンナン)を食することを始めたため、

 生育範囲を広げることになった。

 人間が、イチョウを世界に広げたことに驚き。

〇日本からヨーロッパにイチョウは伝わり、広がった。

〇ギンナンは臭い。でも臭さを好む動物もいたと考えられる。

 ギンナンを好んだ恐竜もいたかもしれない。

 死肉を食べる動物もいるので、腐敗臭を好む動物もいた可能性あり。

  

  

〈76〉松田政策研究所チャンネル


YouTube: 【署名用】私たちは日本政府に強く要望いたします。シリーズ 新型コロナ対策を抜本転換せよ!#拡散希望 署名はこちらからお願いします。http://chng.it/X9jQrBzQTp

  

〇サークルのメンバーに教えてもらった動画。

〇PCR検査に対する問題点を教えてくれた。

 でもこの問題点が、なぜテレビ番組で話題にならないのか。

 このような動画で紹介するしかないのか。

 現在読んでいる本「やばいデジタル」(講談社現代新書)に

 書いてあることだけど、フェイクニュースが意図的に流される世の中だと、

 真実がわからなくなってくる。

〇PCR検査のct値を日本は高めているために、

 感染していない人まで感染者としてしまっている。

 ct値を適切に下げることで、より正しく感染者を認定できる。

 本当にそうなら、そうすべき。

 これが真実と思っていいのか。

 

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