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2019年9月

2019年9月15日 (日)

山で見かけた花 アケボノソウだとわかる

  

今日は令和元年9月15日。

  

9月4日で山で見かけた花の名前が一つわかりました。

※参考:ここでも道草 20190904報告 長者峰~悪沢山~見晴台(2019年9月9日投稿)

この花です。☟

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一緒に登ったKさんが、9月13日の中日新聞に載っていたと

教えてくれました。

我が家は朝日新聞なので、ありがたかったです。

その記事の写真を載せます。

190913

こういう偶然の出合いが楽しい。

   

    

愛知県の最高峰、茶臼山のアケボノソウの群生地は

けっこう有名みたいです。

「アケボノソウ 茶臼山」で検索すると、

いくつかサイトに出合えました。

アケボノソウを見るために、茶臼山に登ったような人もいます。

ヤマレコ 茶臼山高原のアケボノソウ

茶臼山高原 矢筈池のアケボノソウ(曙草)

 

 

2019年9月14日 (土)

「瓜二つ」がクイズになって登場

今日は令和元年9月14日。

  

「瓜二つ」がテレビ番組でクイズになっていました。

 

「瓜二つ」ついては以前、記事を書きました。

※参考:ここでも道草 マクワウリで「瓜二つ」をやってみた(2019年7月29日投稿)

  

そのテレビ番組は、8月20日放映の「教えてもらう前と後」です。

小学生から、大人に対してのクイズでした。

こんなクイズ。☟

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答えを知っている身としては、なるほど~、こうやって

クイズにしたら面白いなあと思って見ていました。

 

ザキヤマさんはロープを使っていました。☟

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滝川クリステルさんは「切ってみようかな」発言。

発問者の小学生の男の子(画面中央)が、”思わず!”の表情。☟

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でも、クリステルさんの切り方が違いました。☟

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小学生が実際に切って、正解を見せました。☟

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教育アドバイザーの清水章弘さんからコメント。

聞き書きします。

清水:もちろん、他の果物でもいいんですけど、

  古くから瓜というのは、良いイメージを持たれているんです。

  例えば、「瓜実顔(うりざねがお)」って聞いたことありますか。

  昔から、卵型の美人を表すような時に

  「瓜実顔」と使ったりします。(中略)

  瓜には良いイメージがあるので、他の果物ではなく、

  瓜が選ばれたのではないかと思いますね。

Rimg2066  

ムム、瓜の種?

瓜の実ではなくて種?

瓜を切った時に、果肉の中にある種?

「色白」かもしれないけど、

「鼻筋が通り、やや面長な顔」はあてはまるかな。

でも実だとしたら、「色白」はあてはまるかな。

やはり実は緑のイメージがあります。

疑問が残りましたが、今日はここまで。

  

2019年9月12日 (木)

『日本外史』が三好長慶の評価を下げた?

 

今日は令和元年9月12日。

  

日本外史』という本について、

ブログに書きたいと思っていたら、

今読んでいる「石狩川」(船山馨著/河出書房)に

登場しました。ビックリ。

  

椿の花の下で、山陽の日本外史を読み耽(ふけ)り、

胸をときめかした。

(265p) 

  

石狩川」は明治初期のお話。

日本外史』は、Wikipediaには次のように書いてありました。

  

『日本外史』(にほんがいし)は、江戸時代後期に

頼山陽が著した国史の史書(外史とは民間による歴史書の意)。

源平2氏から徳川氏までの武家盛衰史で、

すべて漢文体で記述されている。

文政10年(1827年)、山陽と交流があった

元老中首座の松平定信に献上され、2年後に大坂の秋田屋など

3書店共同で全22巻が刊行された。

明治以後、日本語口語体に訳された本も数社から刊行されている。

幕末から明治にかけてもっとも多く読まれた歴史書である

  

 

石狩川」の記述は、Wikipediaの説明と合致します。

  

では、なぜ『日本外史』を書きたいと思ったかというと、

次の番組を見たからです。

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6月19日放映の「信長より20年早かった男

最初の『天下人』三好長慶(ながよし)」です。

 

「天下人」というのは、戦国時代には、

京都を含む五畿内を支配した武将の肩書でした。

戦国時代最初の天下人は織田信長であり、

それを継いで豊臣秀吉、徳川家康と3人の名前が浮かぶのは

もう当たり前のことになっています。

しかし、信長よりも先に天下人となり、

信長よりも早く鉄砲を導入したり、

キリスト教を保護したりと革新的なことをしたのが

三好長慶でした。

もしかしたら、将来、歴史の教科書に載ってしまう人かなと

予感してしまう人でした。

 

それではなぜ、そんな三好長慶のことを、

私たちは知らないのか?

(アナウンサーが、自問していました)

 

番組によると、江戸時代中期までは、評価は高かったようです。

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☝ この文献の様に、三好長慶は高く評価されていました。

 

三好長慶の評価を下げたのが、実は『日本外史』だと

考えられているのです。

日本外史』は織田信長に重きを置いて書かれていました。☟

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☝ 信長の無慈悲な性格も肯定していました。

しかし、三好長慶については、次のような記述。☟

Rimg2056  

日本外史』が読まれれば読まれるほど、江戸末期・明治時代に

織田信長の評価は上がり、三好長慶の評価は下がり、

三好長慶は戦国時代に何も功績をあげていないと思われて

今に至っているというのです。

  

  

坂本龍馬が今のように高く評価されたのは、

司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」がベストセラーになったからだと

聞いたことがあります。

 

 

歴史は流動的です。

三好長慶がどのような人物だったのか、

これを機会に勉強していきたいと思いました。

 

さっそくいい番組があります。

9月16日午後10時からBS-TBSで放映される

にっぽん!歴史鑑定 信長よりも先に天下人になった男

三好長慶」です。

Photo にっぽん!歴史鑑定HP

  

テレビ番組はいつも私の味方です。勉強、勉強。

「健康診断 戦艦大和」その6/対空砲で作った弾幕が、乗組員を襲う

  

今日は令和元年9月12日。

  

前記事に引き続き、8月22日放映の

「偉人たちの健康診断 戦艦大和 男たちの“健康”」

の読み物化をしていきます。

いよいよラスト。

  

  

〇レイテ沖海戦に、大和は 姉妹艦 武蔵と共に挑んだ。

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〇この戦いで、連合艦隊は、米軍の戦闘機 およそ1000機による

 大規模な攻撃を受けた。

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〇敵戦闘機の容赦ない攻撃が始まり、大和の医務室には

 大勢の負傷者が運ばれてきた。

 止血に追われた軍医の祖父江さん。

 負傷兵たちの中に、不思議な傷があることに気付く。

 それは 敵の攻撃によるものではなかった。

Rimg2159  

〇大和は、対空砲を撃って、艦の上空で炸裂させていた。

 常に弾幕を作って、敵戦闘機が突入できないようにしていたのだ。

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〇炸裂した時の破片が、すごい勢いで落ちてきて、

 乗組員を襲ったのである。

 破片は、人間の身体を貫通するほどの勢いであった。

 

〇増え続ける負傷者を前に、軍医たちは ある決断を迫られる。

 トリアージだ。

 災害や事故現場で行われるトリアージでは、

 助かる見込みのある重傷者から優先的に対処する。

 しかし 戦場では全く逆。

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〇すぐに戦線復帰できる軽傷者から治療をした。

  

  

〇大和も最期の時を迎える。

 沖縄に上陸した米軍を食い止めるため、

 捨て身の特攻という任務を与えられたのである。

 300機を超える戦闘機の攻撃を受ける大和。

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〇戦艦大和は 3063人の乗組員と共に鹿児島県

 坊ノ岬沖に沈没した。

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戦艦大和が、自らの対空砲で弾幕を作っていたことに驚きです。

たくさんの弾幕が写った写真は見たことがありましたが、

敵戦闘機の突入を防ぐためだったのですね。

そして自らの乗組員を襲っていたなんて。

  

 

  

戦艦大和を乗組員の健康の視点で分析した番組。

知らないことばかりでした。

これで「偉人たちの健康診断 戦艦大和 男たちの“健康”」

読み物化完了。

  

 

「健康診断 戦艦大和」その5/毎日のように虫垂炎の手術をしていた

  

今日は令和元年9月12日。

  

9月9日の記事の続きです。8月22日放映の

「偉人たちの健康診断 戦艦大和 男たちの“健康”」

の読み物化をしていきます。

  

今まで知らなかった戦艦大和のことがわかった番組です。

今までは、戦艦大和が、乗組員にとってどれほど快適だったかを

書いてきました。

しかし、戦闘配置につくようになると、

そうはいかなかったのです。

  

〇敵潜水艦に狙われて、魚雷攻撃を受けるようになった。

 そのような戦闘配置についた戦艦大和で、

 ある病気が頻繁に発症するようになった。

 語ってくれたのは、元軍医の祖父江逸郎さん。☟

Rimg2149

〇その病気とは、虫垂炎だった。☟

Rimg2150

〇虫垂炎は大腸の一部である虫垂で炎症が生じる病。

Rimg2151

〇主な原因は硬い便が詰まったり、ウイルス性の感染症などだが、

 近年 注目を集めている原因は、ストレス。

 急激な環境の変化や極度の緊張などにより免疫力が低下し

 虫垂炎を起こすのである。

 戦艦大和でも 同じようなことが起こっていたと考えられる。

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〇兵たちにとって 大和は、世界一快適な戦艦ゆえに

 戦闘時との落差は、ひときわ大きいものだった。

 被弾した際、火や煙が冷気ダクトを通って艦内に

 広がってしまう危険があった。

Rimg2153

〇そのため 戦闘時は、ダクトが閉められ、一転、とても高温になった。

 食事も ふだんの豪華なものから様変わり。 お握り2個のみ。

 ひとたび戦闘が始まると、兵の健康を考えて作った快適装備も

 十分な食事も なくなってしまったのである。

〇更にもう一つ、戦闘配置時は大和艦内に

 異質な環境を生み出された。

 戦闘時は 被弾に備え、区画ごとの扉を閉めます。

 分厚い鉄に囲まれた艦内の一部はとても静かになり

 無音に近い閉鎖空間となるのである。

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〇戦闘時の静かな閉鎖空間。

 これが兵たちのストレスを助長させていたと

 専門家は指摘している。

〇大和の艦内では、 無音に近い状態が続き

 不安と緊張感が増大していったと考えられる。

  

Rimg2156  

〇最強の戦艦にして 最新の設備まで備えた大和だったが、

 最大の敵は ストレス。

 自慢の大砲や医療設備では解決できないものだった。

   

  

  

「無音」について、番組では、

アメリカ・ミネソタ州のオーフィールド研究所で行われた

実験のことを紹介していました。

「無響室」と呼ばれる外界の音を 一切遮断した空間で

人がどれだけ耐えられるかを調べたところ、

最も長い人でも およそ45分が限界だったそうです。

自分でも、想像しただけで嫌になってしまいます。

  

 

元軍医の祖父江さんが言うには、

毎日のように虫垂炎の手術をしたそうです。

戦闘配置についた時のストレスは、

命もかかっているだけに、想像を絶するものでしょう。

  

つづく

2019年9月11日 (水)

2つ目のスロープがセットされた/散歩に出かけるチャンス

  

今日は令和元年9月11日。

  

父親がほとんど車いす生活です。

車いすで厄介なのは、階段です。

 

6月に駐車場から玄関に通じる道に上がる階段を、

車いすに乗ったまま移動できるスロープを作りました。

ここでも道草 この土日で、車いす用のスロープができた!(2019年6月17日投稿)

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これも今も現役で使っています。

  

次に困ったのは、玄関をあけて土間があるのだけど、

その向こうには2段の階段があります。

その階段を上がるのが大変で、いつも苦労していました。

土間で車いすから父親を無理やり立たせて、

無理やり片足ずつ持ち上げて、支えながら

上にある車いすに座らせていました。

少々命懸けでした。

  

また手作りでどうにか作ろうかと思いましたが、

今回は介護用品を借りることにしました。

これが素晴らしい!

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これで車いすによる出入りは、すごく楽になります。

このスロープが借りれたことで、やってみたいことがあります。

車いすでなかなか外に出ることができなかったけど、

2つのスロープで、私がついていたら、

外に簡単に出て行くことができます。

 

近所には、昔、同じ会社で同僚だった方が

ちょくちょく住んでいます。

涼しくなったら、そんな人たちが住んでいるところに

散歩に行くのもいいかなと思います。

会社のOB会で、涼しくなったらグランドゴルフ大会が

あるようです。プレーはできそうもないけど、

連れて行くのもいいのかなと思います。

  

昔の仲間と会って話す機会がぐっと減っていたので、

2つのスロープができたのをいい機会に、

やってみたくなりました。

 

 

四字熟語「鎧袖一触」

  

今日は令和元年9月11日。

  

先日「石狩平野」(船山馨著/河出書房)を読破しました。

そして今は、同じ北海道の開拓の物語である

石狩川」(本庄陸男著/新日本出版社)を読んでいます。

412yo5asvtl amazon

この2冊については以前書きました。☟

※参考:ここでも道草 北海道開拓の小説「石狩平野」「石狩川」(2019年8月22日投稿)

  

石狩川」の方が発行年が早く、1939年発行です。

石狩平野」は、1967年発行です。

  

30年ほど違うのですが、

2冊に同じ四字熟語が使われていていることに気がつきました。

その四字熟語は、(私は)今まで目にしたことがありません。

 

その四字熟語は「鎧袖一触(がいしゅういっしょく)」です。

  

石狩川」では次のように使われていました。

石狩川の様子を表現したところです。

 

季節が来ると川はあふれた。

木の根や草の芽は鎧袖一触であった。

堅い岸べもぽこりと削りとられた。

(45p) 

  

意味を予想できますか?

  

調べました。

  

福島みんなのNEWS 今日の四字熟語・故事成語 No.1506 【鎧袖一触】

☝ ここが参考になります。

このサイトを参考にして書いていきます。

  

鎧袖一触は、「相手を簡単に打ち負かしてしまうことのたとえ」です。

上記の文の意味は、木の根や草の芽は、

石狩川によってひとたまりもなく流されてしまうと

いったところでしょうか。

   

鎧袖一触は、江戸時代の頼山陽の『日本外史』が

語源なのだそうです。

保元の乱で、源為朝が次のように豪語しました。

「平清盛などにいたっては、私の鎧の袖が一たび触れれば

皆勝手に倒れるだけです。」

この豪語が語源です。

詳しくは上記のサイトを見てください。

  

  

最近、ある番組を見ていて『日本外史』が登場しました。

この冊子が、今の歴史に大きな影響を与えていました。

そのことを近いうちに書きたいです。

日本外史』という名前、覚えておいてくださいね。

  

調べると、鎧袖一触は、アニメ「機動戦士ガンダム」で

使われたようです。

※参考:英語部

勝手に死語だと言っちゃいそうでした。

 

 

「ザテレビジョン」が近くのコンビニから消えました

  

今日は令和元年9月11日。

  

我が家から一番近いコンビニ「ローソン」で

先週まで売っていた「ザテレビジョン」。

水曜日発売なので、今日行ったら、

書棚にありませんでした。

ショックです。

 

かつて日本一売れていた週刊誌「ザテレビジョン」ですが、

売っている店がどんどんなくなっていきます。

本屋なら必ずあるかというと、そうでもないのです。

ある本屋に行ったら、「TVガイド」は置いてあるけど、

ザテレビジョン」がありませんでした。

  

TVガイド」は以前は買っていましたが、

いつだったか、本のサイズを変更して、

内容も一新してから、買うのを止めました。

関心がない内容にたくさんのページを

割くようになったためです。

生き残りをかけての判断だと思いますが、

私にはダメでした。すみません。

   

 

今日は、近くのスーパーに行って、

ザテレビジョン」を手に入れることができました。

意外にも、そこのスーパーの小さな書棚には、

1冊は置いてあるのです。

(「TVガイド」は2冊ありました)

  

ザテレビジョン」を熟読して、

19番組を録画することにしました。

9月14日~20日はなかなか豊作です。

気になった番組を一つ紹介します。

Photo ETV特集 HP

☝ 今なら動画を見ることができます。

  

自分の中で風化してしまいそうなことを、

テレビ番組をよく探すことで番組と出合いことができ、

風化を防いでくれます。

  

土曜日の午後11時からの放映です。

「いい番組は、隅っこにある」って、

誰かが言っていました。

2019年9月10日 (火)

「自分をかわいそがるのはつまらんです」と思います。

 

今日は令和元年9月10日。

  

前投稿に引き続き「日本一心を揺るがす新聞の社説2

(水谷もりひと著/ごま書房新社)から引用します。

この本はいつ読んだか忘れてしまいました。

図書館で借りて読みました。

いいなと思ったページを、コピーしておきました。

それから数年?

最近、片づけをしていたら、そのコピーが出てきました。

 

  

もうひとつ分、コピーが残っていました。

引用します。

  

NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』にハマった。

あのドラマに心惹かれた理由はいくつかある。

第一に、人気漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の原作者・

水木しげる氏の波乱万丈の半生が描かれていることだ。

(112p)

 

水木しげる氏は、太平洋戦争に従軍し、

過酷な体験をしながらも、生き残った人です。

そのことを以前書きました。たぐります。

ここでも道草 玉砕1 ズンゲン支隊(2010年9月11日投稿)

 ☝ この記事に続いて「玉砕2」「玉砕3」「玉砕4」

「玉砕5」とあります。

    

再び本からの引用をします。

  

 

(ドラマの中で)戦争で精神的に病み、働かない男がいた。

彼に言う「しげる」の台詞もいい。

 

「戦争ではエライ目にあいましたなぁ。

死んだ者たちは無念だったと思います。

死んだ人間が一番かわいそうです。

だから自分は生きている人間には同情せんのです。

自分は貧乏してますが、好きな漫画を描いて

生きているんですから、

少しもかわいそうなことはありません。

自分をかわいそがるのはつまらんです」

(113p)

     

  

前記事でも書いたことに通じますが、

戦場で命を落とすことは

とても無念なことだったはずです。

現代、交通事故死や災害による死で命を落とす人は

少なくありません。

7月18日の京都アニメーションの放火でなくなった方たちも

それはそれは無念だったでしょう。

 

その上で「自分をかわいそがるのはつまらんです」は

心に沁みる言葉です。

介護と仕事でダウンして、現在は休養中。

でも「自分をかわいそがる」つもりはありません。

ダウンするまで、精一杯やったつもりです。

もうヘトヘトでした。

休養したら、また動きます。

どう動くか考えています。

自分の物語をどう作っていくか。面白くしていきたい。

突然、「物語」が終わるのは無念だと思う

今日は令和元年9月10日。

  

前投稿に引き続き「日本一心を揺るがす新聞の社説2

(水谷もりひと著/ごま書房新社)から引用します。

  

(前略)

先日、(『特ダネ!』の司会の)小倉(智昭)さんは、

オープニングトークでポール・ポッツのことを話題にしていた。

まず紹介されたのはイギリス版「スター誕生」ともいうべき

オーデション番組の予選審査の映像だった。

 

「携帯電話のセールスをしているポール・ポッツです」

と司会者から紹介されて出てきたポールは

ちょっとくたびれた服に、

とてもビジュアル系とは言えないルックス。

「何を披露してくれるの?」という審査員の言葉に、

「オペラです」と自信なさそうに答えた。

そのとき、「はぁ?オペラ?その顔で?」と言いたげな

一人の審査員の表情が映し出された。

「じゃぁ、とにかく歌ってみて」と言ったのは、

激辛審査員として有名なプロデューサーの

サイモン・コーウェル氏。

 

そしてポールは口を大きく開けて歌い出した。

前歯が一本欠けていた。

ところがその美しい歌声に3人の審査員も

会場の観客も度肝を抜かれた。

歌が中盤に差し掛かると会場から

割れんばかりの歓声が上がった。

(中略)

子どもの頃、彼はいじめられっ子だった。

「なぜいじめられたのかなぁ。僕が少し変だったからかな」

と語るポール。いじめられたせいで自分に

自信を持てないまま大人になった。

しかし、彼はこう語る。

「声だけは味方だった。

歌っているときだけ堂々としていられた」

 

予選を通過したポールは、次のステージで最終審査に

進出する5組に選ばれ、そして見事優勝。

審査員のコーウェル氏が最後にこう言って

会場を驚かせた。

「ポール、来週、デビューアルバムのレコーディングをするぞ」

一夜にして人生が変わった。

「携帯電話のセールスマンからオペラ界の大スターに」という

ドラマチックなサクセスストーリーは、今世界中で

一大センセーションを巻き起こしている。

 

もちろん、彼に優るとも劣らないアーティストは

オペラ界にごまんといる。

きっと彼に魅了された人たちは彼の歌声を買っている以上に、

彼の「物語」を買っているのだと思う。

(中略)

人も物もみんな「物語」を持っている。

それがその人の、その物の、魅力なのだ。

(84~87p)

 


YouTube: 自信を持って/ポール・ポッツ (日本語字幕つき) 

    

 

この文章を読んで、心に浮かんだことを書きます。

少しずれるかな。お許しを。

 

   

人生、いろいろなことがあります。

それらは全て物語だと思いたいですね。

実は偶然や奇跡は地味に起こっていて、

それが今の自分です。

そしてまだ物語が続きます。

どのような話になるか楽しみです。

 

 

起こってほしくない偶然は、突然命を落とすこと。

突然、物語が終わることは無念だと思います。

交通事故死をゼロにすると宣言した自動車会社の社長。

賛成です。

「もう十分だ」と思いつつ、ゆっくり死にたい。

自分だけじゃない。

みんながそうなってほしいなあと、最近はよく思います。

 

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