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2010年9月11日 (土)

玉砕1 ズンゲン支隊

  

今日は9月11日。

床屋に行く時はいつも、朝一番(午前8時)で行きます。

今朝は1時間遅れで出向いたら、待合室も満席状態。

帰ってきてしまいました。

昨晩久々に焼き鳥屋で飲み過ぎ?

朝のスタートが遅れたのがいかんかった。

     

玉砕=玉のように美しく砕け散る意から

大義・名誉などに殉(じゅん)じて、いさぎよく死ぬこと。(国語辞典)


    

7・8月に玉砕に関する番組をいくつか見ました。

その時勉強したことを書いていこうと思います。

     

7月30日放映の番組

「金とく 生き延びてはならなかった最前線部隊 ~ニューブリテン島・ズンゲン支隊~」

RIMG0010金とくタイトル 

      

「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさんもその部隊にいました。

昭和20年3月、ニューギニアのニューブリテン島。

根拠地ラバウルを守るために、前線のズンゲンに送り込まれた歩兵229連隊。

「ズンゲン支隊」と言われました。

成瀬支隊長はラバウルを守るために、玉砕すると決断。

ラバウルにある本隊に伝えます。

本隊は、大本営に伝えます。

本隊では「ラバウル全将兵の模範」と称えました。

こうして成瀬支隊長率いる「ズンゲン支隊」は玉砕作戦に突入します。

    

しかし、支隊の中には、玉砕に反対する者がいました。

児玉清三中隊長は玉砕に反対。

成瀬支隊長と交渉。

結局、中隊長率いる部隊は別行動をすることになります。

戦いには参加しますが、玉砕には加わりませんでした。

成瀬支隊長は戦死。児玉中隊長も戦死。

児玉中隊長率いる部隊の生き残った者がいて、

成瀬支隊長率いる部隊でも生き残る者がいました。

    

玉砕なのに生き残りがいる。

これは大本営もラバウル本隊にいる指揮官にとっても困ることでした。

そこで生き残った兵士の中で最も位の高かった中尉と、

最も早く戦線から離脱した少尉が自決させられ、

残った兵士は最前線に送り込まれ、今度こそ玉砕するように命じられます。

「生き延びてはならなかった」人たちだったのです。

     

結局、終戦を迎え、兵士は生き残ります。

番組は、「ズンゲン支隊」にあったことを教えてくれました。

    

こんなことがあったことを知りませんでした。

ショックでした。さらに詳しく知りたいと思うようになりました。

3年前に録画して見ていなかった番組を見たくなりました。(次の投稿につづく)

   

    

パプア・ニューギニアのニューブリテン島ラバウル付近の地図。

赤の+で示された付近がズンゲン。


    

     

 

  

      

 

   


 

       

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