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2018年10月 8日 (月)

演劇「迸る」を見る/原作者は1961年生まれ

今日は10月8日。

 

ここでも道草 豊川用水の歴史を演劇で/「迸る(ほとばしる)」(2018年8月5日投稿)  

↑ここで書いた演劇「迸る」を9月22日に見てきました。

その時の写真です。

Rimg0450  

Rimg0451

↑ 演劇が行われた豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場「PLAT」

5年ぶりでした。

ここでも道草 合唱劇「カネト」PLAT公演/ムックリ(2013年8月26日投稿)

もう5年が経ってしまったのですね。

  

豊川用水は関心があることだったので、

いい勉強になりました。

 

豊川用水の工事に関わった人たちは、

戦争の”生き残り”である人たちがいたそうです。

彼らの中には、生き恥をさらしていると

思っていた人たちもいて、

他の人のためになる工事だったらと

精を出して働いたようです。

発破作業による死傷者も出たことも知りました。

宇連ダム建設に伴い、水没する村の人たちの苦悩も

表現されていました。

用水が引かれる前、

遠くの井戸まで水くみに行っていた話、

井戸を自宅に作ろうとして、

井戸の壁が崩れて死んだ人の話。

あらためて、今は豊川用水のおかげで水が

困ることなく手に入ることを思い出させてくれました。

今の生活は、少し前まで当たり前ではなかったのです。

1968年(昭和43年)完成の豊川用水。

みんなが(自分も含めて)忘れかけている

豊川用水のありがたみを思い出させてくれる演劇でした。

 

演劇「迸る」の原作者は住田真理子さん。

著書「ハイネさん 豊川海軍工廠をめぐる4つの物語

(これから出版)には、次のような著者説明がありました。

  

1961年、兵庫県伊丹市生まれ。

大阪市堺市、兵庫県西宮市で育つ。

甲南大学文学部卒業。フリーライター。

阪神大震災被災を機に、西宮市から

愛知県豊橋市へ一家で移住。

2009年大阪文学学校入学、小説を学ぶ。

2014年より「あるかいど」同人。

Photo 毎日新聞 2017.8.7.

  

よそから来た人が、地元の豊川海軍工廠や

豊川用水に関心をもち、調べて作品にしたのですね。

ここに住んだら、やっぱりここに目が行くよなと

思いました。

おかげさまで、豊川用水のありがたみを

思い出させてもらいました。

1961年生まれがいい。同い年です。

  

1961年生まれが出てくると今までも敏感でした。

記事にしてきたものです↓

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