7月5日放映「カンブリア宮殿」8.「もぐもぐタイム」のイチゴは流出品
今日は8月6日。
前投稿に引き続いて、
7月5日放映の「カンブリア宮殿 花と野菜の100年企業
知られざるグローバル種子革命 サカタのタネ」(テレビ愛知)
より。
テレビ番組の読み物化を進めます。
2月に行われた平昌(ピョンチャン)オリンピックで話題になった
女子カーリング日本チームの「もぐもぐタイム」。
今回の話題は、この「もぐもぐタイム」から。
この映像を、このように見ている人たちがいました。
ナレーター:(前略)休憩中の「もぐもぐタイム」で、
彼女たちがイチゴを食べている姿が話題となった。
しかし、その場面をやるかたない気持ちで見ている人たちがいた。
「とちおとめ」を生産する栃木のイチゴの農家だ。
イチゴ農家和田さん:本当、ビックリした映像でした。
一生懸命、県が開発した品種が、それが海外に流出していることが
あからさまに見えた。
こんなことで、私たちのイチゴが海外で展開しているのは、
がっかりしました。
ナレーター:実は、「とちおとめ」や「レッドパール」など
日本品種のイチゴが、2000年頃から韓国へと流出。
農水省によると、今や韓国産のイチゴの9割が
日本から持ち出された品種をもとに、無断で栽培されたものだという。
韓国から海外に輸出もされていて、流出による損失は、
5年間で220億円に及ぶと試算されている。
他にも、種なしぶどうで有名な「シャインマスカット」や、
高級サクランボの「紅秀峰」といった日本が開発した品種が
中国などに持ち出され、無断で栽培されているのだ。
(中略)
ナレーター:そんな海外の無断栽培に対抗しようという動きも出ている。
三重・千葉・香川の3県と国が、今年共同開発したばかりのイチゴ
「よつぼし」
このイチゴの海外での品種登録を「サカタのタネ」が担うことに。
官民一体となって農業の知的財産を守ろうという新しい取り組みだ。
三重県農業研究所北村さん:私ども県の者が、権利侵害に対応するのは
難しい。権利をまず取るために「サカタのタネ」にお世話になっている。
品種登録を行う国のことは、企業がよく知ってありますので、
非常にありがたいと思っています。
海外で品種登録をして、無断栽培を防ごうというわけです。
海外に通じている「サカタのタネ」が海外での品種登録を行う。
このようなことが行われているのですね。
品種の海外流出に関する内容は、さらにつづく。
「レッドパール」について調べました。
↑このサイトに次のような説明がありました。
引用します。
レッドパールは、1~4月がシーズンの愛媛県を代表する
希少価値の高いイチゴです。
宇和海で有名な「真珠」にちなんで、
陸の真珠「レッドパール」という意味を込めて作られました。
その名の如く、まさに光り輝く大粒の真珠のような輝きを放ち、
へたが反るように上を向いているのが特徴です。
また、果肉はへたの元まで柔らかく、香りが高いうえに、
甘みが強く、絶妙な酸味が口いっぱいに広がります。
宇和海(うわかい)・・・あまり聞いたことがなかった海名。
ここ↓ ①印付近
宇和島という地名はもちろん知っています。
なので、この海の名前も「宇和島海」という名前かなと
思いきや、「宇和海」
「宇和」だけで十分独り立ちできる地名なのでしょう。
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