「疾風に勁草を知る」を野球中継で知る
今日は8月6日。
昨日、テレビで高校野球中継を見ていたら、
中越高校(新潟代表)のマネージャーが学校紹介をしていました。
その時に、故事成語を紹介していました。
この言葉が、今年のチームを支えていた言葉だそうです。
疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる )
初めて聞いた故事成語です。
ここから引用します。
【意味】
疾風に勁草を知るとは、困難や試練に直面したときに、
はじめてその人の意思の強さや節操の堅固さ、
人間としての値打ちがわかることのたとえ。
【注釈】
「疾風」とは、速く激しく吹く風。
「勁草」とは、風雪に耐える強い草。
強い風が吹いたときに初めて、それに負けない
強い草を見分けることができることから。
『後漢書・王覇伝』に「子独り留まりて努力す、疾風に勁草を知る」
とあるのに基づく。
後漢の光武帝が初めて義兵を挙げたとき、
旗色が悪くなってくると帝に従っていた者たちは逃亡していき、
最後まで残ったのは王覇だけであった。
そのときに帝が王覇に言ったことば。
↑ いい機会なので、ここを読んで「光武帝」の復習。
疾風にも負けない強い人間になれという教えなのでしょう。
中越高校は昨日惜敗しました。
慶応高校(北神奈川代表)にサヨナラ負けでした。
でもこの言葉は、残った。
きっと甲子園での体験で、
中越高校のメンバーは、さらに強くなったことでしょう。
私と同じように、高校野球中継を見て、
この故事成語のことを記事にした方がいました。
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