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2018年1月15日 (月)

「仏像ミステリー 運慶とは何者か?」その2/いつかは行きたい願成就院

 

今日は1月15日。

 

前投稿に引き続き、昨年10月7日放映の番組

NHKドキュメンタリー  仏像ミステリー 運慶とは何者か?」より。

テレビ番組を読み物に変換することをやっていきます。

  

昨年3月に、すぐ近くの韮山反射炉に行ったのに、

その時点で知らなかったことから行かなかった

願成就院(がんじょうじゅいん)。

※参考:ここでも道草 病院の待合室で「運慶」の作品に出会う(2017年11月8日投稿)

この番組で紹介されていました。

  

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いずれこの門をくぐって、この寺院を訪れるぞと思って見ました。

  

この寺は、源頼朝の義理の父が建立しました。

つまり、北条時政ですね。

 

運慶作の5体の仏像にいよいよお目にかかります。

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貴重な仏像があるのに、ガラスの開き戸が意外でした。

ガラガラっと、いい音がしていました。平和だなあと思いました。  

  

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5体は、全て運慶作の国宝。

中央にあるのが、本尊阿弥陀如来坐像(ざそう)。

ここからしばらく聞き書き。

  

ナレーター:極楽浄土へと人を導く仏です。

  はち切れんばかりの肉体。まるく張った頬(ほお)。

  運慶は重量感あふれる印象を作り出しました。

 

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ナレーター:向かって右側に立つのは、阿弥陀如来を守る毘沙門天立像。

  堂々とした肉体。精巧な鎧。全身に力がみなぎっています。

  手に持つ細長い棒は、「戟(げき)」と呼ばれる武器。

  手のひらに載せているのは、宝塔。

  釈迦の遺骨を納めるものです。

  全身に動き出しそうな緊張感がみなぎっています。

  

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ナレーター:阿弥陀如来をはさんで、反対側には、

  不道明立像(りゅうぞう)と仕える2体の童子。

  不動明王は怒りの形相(ぎょうそう)で、向かってくる悪や、  

  仏教の教えを信じない者を威嚇します。

  手に「羂索(けんさく)」と呼ばれる救済の道具を持ち、

  それを掲げることで、上半身の逞しさを強調しています。

 

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ナレーター:2体の童子のうち、躍動感のある動きを表すのが、

  制吒迦童子(せいたかどうじ)。

  強情そうな顔つきをしています。

  それに対して、静かに遠くを見つめたたずむのが、

  矜羯羅童子(こんがらどうじ)。

  運慶は、どの仏像にも人間らしさを前面に押し出し、

  静と動を使い分けながら、それぞれの魅力を生き生きと描きました。

   

 

特に制吒迦童子は生で見たい!その次は毘沙門天立像!

このお堂で、見とれていたいなあ。その夢はいつ果たせるか?

  

  

「羂索」が気になりました。

コトバンクには次のように書いてありました。

 

5色の糸をより合わせ、一端に環、

他端に独鈷杵(とっこしょ)の半形をつけた縄状のもの。

衆生救済の象徴とされ、不動明王・千手観音

・不大空羂索観音などがこれを持つ。

   

また難しい言葉が出てきました。

衆生救済(しゅじょうきゅうさい)」

また後日の宿題。

  

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