11月6日の授業/「の」の字さがし
今日は11月8日。
もがいて迎えた11月6日の学校訪問。
もがいた甲斐があって、授業はうまく流れたと思います。
その晩は、祝杯。
「頂(いただき)」「澄みきり」の現時点でベストコンビの2本でした。
その授業は自立活動の授業でした。
「新聞を使って遊ぼう」というタイトルの授業。
内容は大きく2つに分かれていて、
前半は『「の」の字さがし』
後半は『文字を切り貼りしてことわざをつくろうでした。
『「の」の字さがし』は次の本を参考にしました。
「TOSS特別支援教育 №3」(東京教育技術研究所)
2016年6月発刊の本です。
46pにNPO法人日本子どもチャレンジランキング連盟の
富山比呂志さんが記事を書かれていました。
一部引用します。
眼球の動かし方、対象へのフォーカスの仕方と
取捨選択の意識の使い方、視空間スケッチパッドでの
形の認識など、脳が本来持つ機能を遊びながら高めつつ、
新聞に親しめる。
制限時間1分間(60秒)で、
ワーキングメモリーの視空間スケッチパッドに「の」の形を
正確に留めておき、意識を「の」だけにフォーカスして認識する。
大人の記録35字。
ちなみに、日本語の文章における「の」の含有率は、
約5%である。
他の文字と比較し、含有率が最も高いとされている。
小さい活字を見るのが苦手、
新聞のどこを見たらいいのか分からない、
文字が多すぎて混乱する、ということがある。
こういう場合は、見つけるエリアを限定してしまう。
白紙を四角く切り抜いて、
新聞紙の上に置き、
記事の見えている場所だけの「の」を探すようにする。
多すぎる情報を減らし、意識をフォーカスしやすくなる。
このチャレラン種目は、「チャレラン遊びの大百科 改訂版」
(東京教育技術研究所)に収録されています。
以上です。参考にして授業で行いました。
現時点でのわがクラスの最高は22文字でした。
「チャレラン遊びの大百科 改訂版」が欲しくなりました。
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