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2016年10月

2016年10月16日 (日)

「教師の特権」をどんどん使いたい

 

今日は10月16日。

  

9月末に修学旅行の引率に行きました。

宿泊した旅館で、深夜に若い先生たちと話していて、

「教師の特権」について話が

自分の中でまとまりました。

誰かと話していると、たまにこういうことがあります。

いつもは漠然と思っていることが、

話している中で整理され、そうか自分はこう考えているんだと

気がつきます。

  

教師でいられる期間が、あと5年と半年。

そこから話が始まりました。

この短い期間でやりたいのは「教師の特権」を使いたいということ。

  

教師という職業は、子どもたちを導く仕事であり、

他の人たちからは大事な仕事だと思われています。

前提として、絶対にこの信頼は裏切らないことです。

   

その上で、こちらが依頼したことは、

けっこう皆さん協力してくれます。

それが子どもの教育につながると思ってくれるからだと思います。

他の人たちが、ひと肌脱いでくれるのです。

とてもありがたいことです。

そしてこれが「教師の特権」なのです。

  

実は、この「教師の特権」を使い始めたのは、就職前からです。

大学を卒業して、就職浪人をしていた年に、

アルバイトで稼いだお金をつぎ込んで、

冬のオホーツク海沿いを歩きました。

その時に、「来年は教師をします。何か見させてください」

「体験させてください」を連発しました。

牛の手術助手をしたり、

極寒の浜辺で漁船の船底のペンキ塗りもしました。

ホタテで大もうけした漁師の豪邸で、寝させてもらいました。

40日かけて歩いたこの旅行は、

いまだに自分の人生で最大の冒険であり、

「教師の特権」の良さを初めて体験した時でした。

  

 

就職してからも「教師の特権」をたくさん使って、

興味関心を持ったことは、出向いて調べ、体験したりしてきました。

「教師の頼みだったら、ひと肌脱いでやるか」

そう思って協力してくれた人が多かったです。

お礼はしっかりしてきたつもりです。

そしてできるだけ子どもに活かそうと心がけてきました。

  

この流れがうまくいくと、ひと肌脱いでくれた人を幸せにし、

子どもも幸せになり、そして教師自身も幸せになります。

「教師の特権」を活かして、教師は動くべきです。

動けば動くほど、周囲を幸せにすると思いませんか?

もちろん、何度も言いたいのが、

教師への信頼を裏切らないことです。

協力してくれた人には、誠実に向き合いたいです。

そしていただいた情報や体験は大切にしたいです。

  

このブログ「ここでも道草」も非常に役立ちます。

「ここでも道草」を紹介することで、私を信頼してくれます。

情報や体験を大事にしていることをわかってくれます。

その上で、情報や体験を与えてくれるのだと思っています。

そして、いただいた情報や体験は、「ここでも道草」に載せます。

時間をかけてでも載せることで、

”大事にしています”という気持ちを表現したいです。

実際にいただいた情報や体験は、宝物です。

相手がひと肌脱いでくれたことではじめて得られる物ですから。

  

  

最近の自分は「ボッチャ」「牛乳瓶のデザイン」に関して、

「教師の特権」を使っています。

メールという最新の武器?をまずは使って、突破口を開けています。

ささいなことでも、「教師の特権」をどんどん活かして、

周囲の人たちを巻き込んでいきたいです。

   

  

修学旅行先の旅館で話していて、他の先生から言われました。

「教師を引退しても、『元教師の特権』を活かして、

資料を集めてきてくださいよ」

なるほど!

私は人生最後まで、「教師の特権」を振りかざしていける可能性が

見えてきました。そうありたいです。

2016年10月15日 (土)

「疲れない脳をつくる生活習慣」引用3.家事もマインドフルネス

  

今日は10月15日。

  

10月2日に引き続いて、

「疲れない脳をつくる生活習慣」

(石川善樹著/プレジデント社)より引用します。

今日、この本は図書館に返すので、頑張ろう。

  

弱い刺激を受け取る力

わたしは、脳を鍛えることを説明する時に、

味覚のたとえをよく使います。

味覚を鍛えようと思ったら、何をすればいいか。

調味料がたくさん入った味の濃い料理ばかりを食べていたら、

舌が鈍感になってしまいます。

塩分を控えめにした味噌汁やスープなど、

味が付いているのかどうかわからないぐらい薄味の料理を食べる、

あるいはドレッシングをできるだけ少なくして

野菜そのものを味わうことを心がけると、

かすかな味に気づこうとして、

味覚はどんどん繊細になります。

つまり、味覚を鍛えるためには、刺激は弱くなければいけないのです。

脳にも同じことがいえます。

ハリウッド映画のような刺激の強い情報を受け取ってばかりいると、

脳は能動的に働かなくなってしまいます。

ここで先述した「集中瞑想」を思いだしてください。

集中瞑想では、呼吸に注意を向けます。

呼吸という何気なくやっている行為に対して

能動的に注意を向けることは、

非常に弱い刺激をとりに行くトレーニングになるからです。

ふだんの生活では、自分がうまく呼吸できているか、

深い呼吸ができているか、といったことを考えることは

ほとんどないでしょう。

でも、瞑想を続けていると

「あれ?今日の呼吸はなんかいつもと違うな」ということを

感じるようになります。

こうしたかすかな変化感知する能力が、

脳を鍛えていくうえでは決定的に重要なのです。

(48~49p)

   

  

6時間睡眠の悪影響

みなさんの睡眠時間は1日どのくらいでしょうか。

睡眠時間の統計はさまざまなものがありますが、

社会人の場合、だいたい6~7時間が平均的です。

おそらく組織の第一線で活躍している社会人の場合、

6時間未満の人も多いと思います。

6時間と7時間では、たかが1時間の違いと思うかもしれません。

ところが、予防医学の見地からすると、7時間の睡眠が理想的で、

6時間睡眠では脳に深刻なダメージを受けることがわかっています。

6時間睡眠には2つの大きな悪影響があります。

第1に、6時間睡眠の人は、7時間睡眠ほ人とくらべて、

脳の老化が2倍のスピードで進むという研究結果が出ています。

第2に、6時間睡眠が続いて睡眠不足がたまると、

お酒を飲んでほろ酔い状態と同程度の認知機能になります。

とはいえ、「そんなこと言われても、忙しいんだから寝る時間を

るのは仕方ない」という言い分もあるでしょう。

しかし、実際は因果関係が逆転している可能性があるのです。

つまり、睡眠時間が短いから、高いパフォーマンスで仕事ができず、

忙しくなってしまっているーー。(中略)

睡眠は脳のパフォーマンスや疲れに

決定的な役割をはたしているのです。 (56~59p)

  

  

   

不眠の3症状とは

こういう話をすると、必ず「世の中には、1日4時間ぐらいの睡眠でも

平気なショートスリーパーがいるじゃないか」と反論する人がいます。

たしかに適切な睡眠時間には個人差があります。

適切な睡眠時間は、年齢によっても変わってきます。

厚生労働省のガイドラインによると、

25歳から45歳までは約7時間、

45歳から65歳までは6時間半、

65歳以上は6時間ぐらいが適切な睡眠時間です。

つまり、年をとるにつれて適切な睡眠時間は減ってくるわけです。

では、適切な睡眠時間を知るにはどうすればいいのでしょうか。

ひとつの目安は、「日中に眠くならない」ということです。

仕事中にうとうとしたり、頭がぼんやしたりする人は、

おそらく睡眠時間が足りていません。

さらに、睡眠は「量」だけでなく「質」が非常に重要です。

まず、自分が次の「不眠の3症状」に当てはまるかどうか、

チェックしてみましょう。

①入眠困難・・・なかなか寝つけない

②中途覚醒・・・寝ている途中で起きてしまう

③早朝覚醒・・・起きたい時間より早く目が覚めてしまう

いずれかに心当たりのある人は、睡眠の「質」が低く、

脳が上手に休めていない可能性があります。  (61~62p)

  

   

「理想の教育方法」が教えてくれること

(中略)

子どもの教育にとっても姿勢をよくすることは決定的に重要です。

最近の子どもは、早い時期からゲームや

スマートフォンで遊んでいるため、幼くして猫背になりがちです。

そのため、小学生でも肩こりや腰痛に悩まされている子どもが

多くいるといいますから事態は深刻です。(中略)

姿勢のよしあしは、勉強するときの集中力に大きな影響力を与えます。

ときどき保護者の方や子どもたちから

「どうすれば頭がよくなりますか」と尋ねられることがあります。

迂闊なことはいえないので、いろいろと調べてみた結果、

自信を持っていえるのは「姿勢をよくしましょう」ということだけです。

(中略)猫背になると横隔膜を使うことができないので、呼吸が浅くなります。

呼吸が浅いと、十分な酸素が体にも脳にも行きわたらないため、

頭がボーッとして、集中力が低下してしまうのです。 (後略)

(96~98p)

  

  

  

仕事中心の生活を続けるかぎり、脳は疲れていく一方です。

食事中も、料理を味わうことなどそっちのけで、仕事のことばかり考えている。

スマートフォンやパソコンで、メールをチェックしたり、

ネットニュースを読んだりしながら食事をする。

仕事やつきあいのために、起床や就寝時間が一定せず、

生活リズムが不安定になってしまう。

こうした食事や睡眠を犠牲にする生活を続けていては、

脳のパフォーマンスは決してよくなりません。

むしろ、日に日に脳も体もすり減ってしまいます。

そこでわたしが提案したいのは、「仕事中心の生活から卒業する」ということです。

そうすることによって逆に効率的に仕事ができるようになるのです。

仕事は、家事にくらべて終わりがハッキリしていません。

続けようと思えば、いつまででもダラダラと続けられてしまう。

その結果、長時間働く毎日が続いてしまうと、長期間働く元気がなくなっていきます。

(140~141p)

  

  

  

生活のなかのマインドフルネス

第1章では、瞑想のトレーニングを取り入れた「マインドフルネス」が

世界中を席巻しているという話をしました。

マインドフルネスの定義は、「いまここでの経験に、評価や判断を加えることなく、

能動的に注意を向けること」です。

抽象的な定義なので、ピンとこない人もいるかもしれませんが、

であれば、「無我」や「主客未分」と説明すると、腑に落ちると思います。

たとえば、オーケストラの演奏者を考えてみましょう。

楽器を習ったばかりの人は、演奏中に

「うまく演奏できているだろうか」とか「失敗したらどうしよう」といった

余計な判断を加えてしまいますが、一流の演奏者は、

自分と楽器のみならず、楽団や聴衆とも一体化しているような感覚で

演奏することができるといいます。

つまり、余計な自我が演奏に顔を出してこないのです。

たとえて言えば、マインドフルネスとはこのような状態です。

「能動的に注意を向ける」という定義からは、

「自分」や「自我」が強く感じられるかもしれませんが、

集中力が高まっているときには、集中していることすら意識しません。

ですから、たとえ演奏中にわずかなミスをしたという事実だけを受け入れて

集中力を持続できるわけです。

このように考えると、日常的な活動のなかにも、マインドフルな状態、

無我の状態になっている場面は数多くあります。

とくに家事の多くは、マインドフルになりやすいのではないでしょうか。

掃除や皿洗いはある程度決まった手順で手を動かす作業なので、

行動に没入しやすいところがあります。

掃除をした後にスッキリするのは、部屋がキレイになったことに加えて、

脳がマインドフルな状態になっているせいだと考えられます。  (144~145p)

  

   

  

世の中に数多く出ている自己啓発な書籍は、

「考え方を変える」ことによって、ポジティブな自分をつくり上げようとするものです。

しかし、それは脳にとって至難の業です。 (中略)

本書は、極端な意識改革を訴えてはいません。

瞑想トレーニングやマインドフルネス・プログラムが目指すのは、

言ってみれば「注意の向け方を変える」ことです。

あちこち拡散してしまいがちな注意を、目の前の対象に集中させる。

刻一刻と移りゆく自分の状況や状態を、上手にモニタリングする。

人間はそうは変わることができません。

ならば、変わらないことを受け入れたうえで、

余計な情報や雑音に惑わされずに対処できる力を身につければいいのです。

(158~159p)

  

    

以上です。

たくさん引用しました。

読後、しばらく時間が経ちましたが、今でも覚えていた部分は、

全て書きました。

いやいやもう一つ。

マインドフルネスを導いてくれるアプリを紹介してくれました。52pです。

マインドフル・トレーニングアプリ「MYALO(ミャロ)

7分~8分の瞑想ができましたが、

担任している子どもたちには長すぎました。

  

  

よし、これで本を図書館に返しに行ってきます。

「時計型七並べ」を作ってみました

 

今日は10月15日。

  

昨年の今頃は、タブレットスタンドづくりに励んでいました。

いろいろなことが思いついて、それを形にしていました。

ここでも道草 今日から使えるタブレットスタンド(2015年10月14日投稿)

この時期はアイデアが浮かびやすい時期なのでしょうか?

今年は、別のものを作っています。

時計型七並べ」です。

  

トランプの「七並べ」は、数の大小を自然と意識するゲームです。

これは教材にできるものです。

「七並べ」をもとに、「五並べ」を作ってやっている実践はありました。

自分もやってみました。

中央に5(50 500 0.5)のカードを置き、

「1~10」「10~100」「100~1000」「0.1~1.0」が書かれた

10枚のカードを並べるカードです。

これはこれで有効でしたが、他にも何かできないか考えました。

  

時計です。

  

最初はこんなのを作りました。試作品です。

Rimg0534

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円周タイプの「七並べ」です。

1番内側が「時」、2周目が「分」、3周目が「秒」です。

「分」と「秒」は5とびの数字です。

「七並べ」と違って、最初に置くカードは、あらかじめ置きません。

最初の人が置いた場所がスタートです。

例えば「時」の円周で、最初の人が「7時」のカードを置いたなら、

その「7時」がスタートで、次の置けるのは「6時」「8時」になります。

それと、円周なので、「七並べ」の「1」や「13(K)」のように、

隅じゃないと置けないカードはありません。

この2点「最初はどこでも置ける」「隅が決まっているカードがない」が、

円周タイプの「七並べ」の特徴です。

  

この試作品を、同僚の先生やサークルの先生にやってもらいました。

(写真は9日のサークルでのもの)

いろいろ意見をもらいました。

  

・カードをもっと見やすく。

・「七並べ」のように、隅に来るカードがあると面白い。

・「秒」と「分」が両方なくてもいい。

・時計だから、床に置いてやって、

 反対側から見る人がいるのは無理がある。立てかける方がいい。

・カードに描かれた針は、短針は太く、長針は細い方がいい。

・5とびのカードの間に、半端な数字のカードを入れて、

 レベルを上げてもいい。

  

これらの貴重な意見を聞いて、再製作したのがこれ↓

(写真をクリックすると大きく見られます)

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黄色のゾーン、緑のゾーン、青色のゾーンを作りました。

真ん中の時計は、百均で買ってきたものを貼りつけました。

にぎやかし兼ヒントです。

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これが並び終えた形です。

内側の黄色の円周が「時」です。

これは試作品と同じく円周タイプの「七並べ」であって、

どこから置いても構わないものです。

2周目は「分」です。「秒」はやめました。

右側の緑色が「3分」~「30分」、左側の青色が「32分」~「60分」です。

円周上にカードは置きますが、実は従来の「七並べ」のやり方です。

配られたカードの中に「15分」「45分」カードがあったら、

取り出して置きます。

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緑色のゾーンは「15分」からスタート、

青色のゾーンは「45分」からスタートです。

そして緑色は緑色だけで、青色は青色だけでゲームします。

つまり、緑色の「30分」があっても、青色の「32分」は置けません。

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初回は「15分」カードを持っていた人が一番手。時計回りです。

負けた人がカードを回収して、2回目をやる時には繰って、配ります。

負けた人が1番手で時計回りです。

  

私の特別支援学級の子どもたちが何度かやりましたが、

けっこう楽しんでやってくれています。

カードを置けるか置けないか考えています。

まあまあ有効かなと思っています。

  

カードに針を描いてみたいと思っていますが、

まだアイデアが浮かんでいません。

  

皆さん、いかがでしょう?

よかったら、ご意見をください。

10月12日の雲/再び「自己最高の夕焼け」

  

今日は10月15日。

  

前投稿で10月11日の雲の写真を並べましたが、

今回は10月12日の雲です。

2日連続、見ごたえのある雲を見ることができました。

それも”すごいもの”を見ることができました。

  

  

まずは”前座”で、朝の出勤時に撮った雲です↓

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↑がい骨の手を連想しました。

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いい表情の雲を見ながらの出勤でした。

   

  

そしていよいよ”真打ち”登場です。

偶然、職員室から廊下に出て、夕焼けがいいことに気がつき、

その時にしていた仕事をほっぽり出して、

カメラを持って、3階のベランダに駆け上がりました。

その時に撮った夕焼けです。

以前「自己最高の夕焼け」を撮ったことがありました。

ここでも道草 今日の雲もよかったなあ/8月21日/自己最高の夕焼け(2012年8月22日投稿)

4年ぶりに、その時の夕焼けと争う、

これまた「自己最高の夕焼け」です。

すぐにでもブログにアップして、

パソコン画面いっぱいで見てみたかった夕焼けです。

 

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太陽の光の筋が、縦に1本走っています。これがいい。

美しい色です。

そして周囲の雲の形がドラマチック!

鉄塔すら画面を盛り上げています。

一緒に見に行った先生が、

「あの太陽の筋には、名前が確かあるよ」と言って、

さっそくスマホで調べてくれました。

  

わかりました。

太陽柱」です。

  

Wikipedia 太陽柱 から引用します。

 

太陽柱(たいようちゅう)、サンピラー(英語:sun pillar)は、

大気光学現象の一種であり、日出または日没時に

地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の

光芒が見られる現象を言う。(中略)

雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、

これらの氷晶は落下の際の空気抵抗(抗力)のために

地面に対してほぼ水平に浮かぶ。

このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で

太陽からの光線が反射され、

太陽の虚像として見えるのが太陽柱である。

太陽柱の中心は太陽と地平線をはさんで対称の位置、

つまり、地平線下にあり、氷晶の水平からのずれのために

その上下に広がって見えている。

雲中の氷晶による太陽柱や光柱(後述)などは、

巻層雲や高層雲のときが多い。

これは氷晶が層状にまんべんなく分布して

きれいに見えるためで、巻雲、巻積雲、高積雲などでは

光が途切れ途切れになって見えにくい。

   

以上が引用です。

難しいことが書いてありましたが引用しました。

つまり?いろいろな条件が揃わないと見ることができない

珍しい現象だということだと思います。幸運でした。

雲を撮り続けていると、こんなことに出会うのですね。

今回、このブログを訪れてくれた人は、

写真をクリックして、ぜひ太陽柱をアップにして見てください。

  

2016年10月14日 (金)

10月11日の雲/枯れススキが消えた?

 

今日は10月14日。

  

後回しにしてきた「道草」を今日は実行。

  

3連休明けの11日の朝の雲。

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色黒の雲が裂けて、その上の白い雲が見えていました。

これは珍しいと思って、急いでカメラを持ってきて撮りました。

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この裂け目は、どんどん広がり、青空も見えてきました。

色黒の雲のうち、左手側の雲はじきに消えていきましたが、

右手側の雲は残り、だんだん右手側(南の方)へ

移動していく様子が見られました。

その写真です↓

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色黒の雲が南の彼方へ去った後の空も、

また見ごたえがありました。↓

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なかなかいい表情を見せてくれた11日の朝の雲でした。

しかし!雲は、この日以上に、

12日にいいものを見せてくれました。

それは今晩投稿したいです。

  

  

この日の朝の発見。

昨年からススキを観察していた場所。

ずっと枯れススキがあるなあと思っていたら、

その枯れススキが突然姿を消して、

何と新しいススキが急成長。花を咲かせていました。

ビックリです。

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あれだけ居座っていた枯れススキが、どこにいったのか?

  

せっかく観察していたのに、枯れススキから新しい世代への

移り変わりのシーンを見逃してしまったようです。

後悔。

 

2016年10月10日 (月)

ボッチャの練習風景を見に行く

 

今日は10月10日。

 

障害者スポーツとして「ボッチャ」「サウンドテーブルテニス」が

紹介されていました。

  

10月9日朝日新聞朝刊↓

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「サウンドテーブルテニス」は初めて聞きました。

卓球ボールの中に金属球が入っていて、

ボールが転がると音が出て、

視覚障害者でもボールの位置がわかるわけです。

これはぜひ映像を見たいと思いました。

2009年作製の紹介映像がありました。


YouTube: サウンドテーブルテニス

Photo

この写真のように、ネット下に4.2cmの隙間を作って、

ネットはたるみなく張られます。

  

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ボールは直径4cm。

ネット下をギリギリで通過します。

ニッタク!卓球のメーカーが作ったボールです。

  

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ラケットにはラバーが貼ってありません。

打球音が聞こえるようにです。

  

新聞記事のおかげで、このスポーツを知りました。

  

  

  

  

昨日(9日)は、誘っていただいて、

肢体不自由児のスポーツクラブを参観。

ボッチャの練習風景を見ました。

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歓声をあげながらプレーをする子どもたちを見て、

ボッチャは障害者のとっていいスポーツだと

あらためて思いました。

肢体不自由児を担任したら、このスポーツはぜひやりたい。

 

  

2016年10月 9日 (日)

「ハートネットTV 緊急特集 障害者施設殺傷事件」より その3

  

今日は10月9日。

  

10月1日の投稿に引き続き、

8月8日放映の「ハートネットTV 緊急特集 障害者施設殺傷事件」

は、書きとめておきたい言葉を聞き書きします。

  

スタジオには4人がいます。

山田賢治キャスター

久保純子アナウンサー

ゲスト:海老原宏美さん(自立生活センター東大和代表)

ゲスト:荻上チキさん(評論家 ニュースサイト編集長)

  

山田:ネット上ではなくて、実際に偏見の声を聞いたという

  書き込みを届いているんですね。

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久保:よんプリママさんは群馬県の40代の方です。

  「重度の知的障害を持つ自閉症の子どもを育てています。

  今日、子どもと一緒に出かけました。

  たまたま隣にいたご高齢の女性3人の会話が事件の内容でした。

  『障害者施設って、国がお金を出して作ってるのよね?

  世の中の役に立たない人にお金を使ってもねえ。

  容疑者が言っているように、親が認めれば、

  ”安楽死”って案外間違っていないわよね。

  何かしらの理由で子どもが亡くなって、

  親御さんもホッとしてるんじゃないの。」

  耳を疑いました。

  確かに障害のある子どもは手がかかって大変で疲れます。

  だからといって、自分の子どもがある日突然殺されて

  ホッとする親なんていません。

Rimg0417  

  障害者の命は健常者よりも軽いんですか?

  命に違いがあるのですか? 」

  本当にこの書き込みは、どんな思いでお母さんが

  書いてくださったかと思うと、本当に苦しいんですよね。

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山田:言葉を聞いて、どんなに辛かったのか・・・

  海老原さん、どう感じます?

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海老原:あの、私も、この重度の障害とともに、

  ずっと生きてきて、今、地域での自立生活、一人暮らしを15年

  しているんですけど、やはり、あんな重度の障害者に

  たくさん税金をかけてヘルパーをいっぱい使わせて、

  どうなの?という批判はたくさん、たくさんかな?

  今までもあったんですね。

  お金がかかるだけじゃないのというような意見も受けてきました。

  ただ、障害があるなしに関わらず、人っていうのは、

  お金もかかって、手もかかる赤ちゃんの状態から生まれて、

  生きて、大人になって、最後はまたお金も手もかかる

  老人になって死んで行くわけですよね。

  人の手をわずらわせるっていう感覚っていうのは、

  障害があるなしに関わらず、全ての人が生きている間は、

  同じじゃないかなってすごく思うのが一つと、

  障害を持っていても、その地域で生活をしている中で、

  たとえば医療が、障害を研究する中で、医療が発達したりだとか、

  ロボットの開発に結び付いたりだとか、

  あとは、ITが進んだりだとか、ていうふうに、

  社会に還元できるものがたくさんあるはずなんですね。  

  だけれども、障害者に手がかかるお金がかかると、

  そういうところばかりが、クローズアップされて、

  自分たちが果たしている役割に

  気づいてもらう機会がないというのが、寂しいですね。(中略)

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荻上:ネットの書き込みでも、匿名だけではなくて、

  実名で顔を出して、書き込みをされている人のなかにもですね、

  容疑者に共感する書き込みをしている方が、

  少なからずいるわけですよ。

  こういうふうに、この世の中には、

  いなくなってもいい命の選別をした上で、

  命というのは殺してもいいんだという思想のことを、

  いわゆる『優生思想』って言われたりしますよね。

  こういった思想がですね、今回容疑者のメッセージに

  共感する形でネットに書き込み、ネット上の書き込みを見た人が、

  さらにそれを読んで、学習をして、なるほどそういった考え方は

  確かにある、もっともだと誤解が広がることが心配ですね。

  だからこそ、まずは、メディアはしっかり、

  そうであってはならないというようなことを

  しっかり報じるということが、大事かと思います。

  また優生思想というのは、身近に当事者がいて、

  そうした当事者と友人なり家族になり、

  そうした人たちと支え合うという状況が生まれれば、

  だんだんと緩和されるという状況もあります。

  なので、どのような障害がある方も、

  地域でしっかりとみんなと一緒に暮らしていく社会をつくる、

  そういった力強い社会をつくっていくというのが、

  とにかく大事なんだということを思いますね。

  

  

久保アナウンサーは、最後は涙声で、書き込みを紹介していました。

海老原さんが言うように、老人はお金と手間がかかります。

全員が同じなんです。

荻上さんの、この発言が印象に残りました。

「ネット上の書き込みを見た人が、さらにそれを読んで、

学習をして、なるほどそういった考え方は

確かにある、もっともだと誤解が広がることが心配ですね。」

メディアは、いろいろな考え方があることを

紹介するだけではいけない。

いけないことはいけないんだと言っていかなければならない。

そんなメディアの責任について、

荻上さんはこの番組で、何度か言っています。賛成です。

2016年10月 6日 (木)

朝焼け/朝日地球会議3日目の記事

 

今日は10月6日。

  

幸いにも地元は、台風18号の影響はあまりありませんでした。

陸上部の外での練習が、降りだした雨で

できなくなってしまったくらいでしょうか。

  

昨日と今朝の朝焼けを並べます。

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窓を開けるとすがすがしい風が入ってきて気持ちがいいです。

秋が本格的になってきたことを感じます。

  

昨晩は授業案の検討会を4人で行いました。

4人それぞれの授業案を検討しました。

早寝早起きをして作った授業案は、

思いたっぷりで過激な?文面だったようです。

今朝も早起きして、

その思いを少々抑えた文章に作り直しました。

でも授業の内容は変わっていません。

面白い授業になる予感が・・・・・。

  

こんな記事がありました。

10月5日、朝日新聞朝刊です。

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中野信子さんの話はいつも面白そう。

「よく移動する人」になりたいです。

さらに、朝日地球会議の3日目のことを書いてくれる記事を

見逃さないようにしたいです。

  

  

さあ、今日はいい天気。

学校まで自転車で移動する。

2016年10月 5日 (水)

台風接近中/2学期2本目の授業案

  

今日は10月5日。

  

昨日の朝の雲です。

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見るのにお金がかからない雲。

ダイナミックでいい雲でした。

何か物語を考えたくなる雲です。

  

今日は台風18号が接近する日。

どんな日になるか?

  

出勤までに授業案を作らなければならない朝です。

2学期に入って2本目。

1本目は自立活動。

学級のメンバーのさまざまな表情をカルタにした

「あんな顔こんな顔カルタ」を作製して実施しました。

今回は算数。

1時間の授業に3つのやりたいことがあります。

村上公也先生に教えてもらったローテーションカード。

数字を数直線に表すこと。これも村上先生に教えてもらったことです。

そして、トランプの「七並べ」をヒントに作製した「時計型七並べ」(仮称)

「七並べ」は数の大小を意識するゲームです。

算数で利用すべきゲームだと思います。

「時計型七並べ」は現在改良中。

他の先生に実際にやってもらって改善点を言ってもらいました。

完成したら、このブログでも紹介します。

2学期は教材のアイデアがいろいろ浮かんで楽しい。

  

いつも以上に早寝早起き。1時過ぎから動き出しました。

出勤まで残り3時間半!

少々焦るけど、どうにかなるでしょう。頑張ろう!

  

  

ちょっと”道草”でブログを書きました。授業案に集中!

2016年10月 3日 (月)

10月5日に学級に届く本

  

今日は10月3日。

  

以前にも書いたことがありますが、

勤務校では、ボランティアさんが地元図書館から

本を借りてきてくれます。ざっと30冊ほど。

1か月間、教室で読むことができます。

今晩は、リクエスト表を書きました。

前回は、マンロー・リーフの本をドサッと借りましたが、

今回は長谷川義史さんの本が多めです。

リストアップしていたら、21冊でした。

長谷川さんが文も絵も担当した本もあれば、

絵のみ担当の本もあります。

子どもたちに親しみのある絵。もちろん私にも。

  

その他の本は、「教文館ナルニア国新刊メルマガ第19号」を

参考にしました。※教文館HP

注目はこの本。

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amazon

アウシュビッツの図書係

(アントニオ・G・イトゥルベ著/集英社)

  

残念ながら、この本はすでに借りられていて、

今回学級に来ることはありません。

でも個人的に予約しました。いつの日か手にするのが楽しみです。

メルマガの紹介文を引用します。

  

『アウシュヴィッツの図書係』もぜひ読んでいただきたい1冊。

強制収容所を生き抜いた実話に基づく少女の物語です。

たった8冊のボロボロの蔵書と、人の記憶にある物語も

蔵書として人々を支えるくだりからは、

生きていくためには「物語の力」が必要であることが伝わります。

文学の存在意義を再認識しました。

また著者がジャーナリストであることも、魅力の一つ。

丁寧な取材のうえにこの物語が紡がれたことがうかがえます。

なお、ただいま入手困難! 店頭で見かけたら、それはラッキーですよ。

集英社さん、ぜひ増刷をお願いします!

  

この文章を読んで読みたくなりました。

私は店で買わずに、図書館に頼ります。

  

 

この本も注目↓

B07331 BL出版HP

シロナガスクジラ

ジェニ・デズモンド作/BL出版)

子どもの頃、その大きさにあこがれました。

眼の前の子どもたちはあこがれの対象になるかな?

この本は借りられていないので、学級に来ます。

 

長谷川義史さんの本21冊+「シロナガスクジラ」他は、

10月5日に学級にやって来ます。

長谷川義史さんのファンの人たち、1か月お許しを。  

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