ビワの木を剪定/汗の代償 ホタルガの幼虫 ヤママユガの繭 カクレミノ
今日は令和7年8月2日。
昨日は5時間の屋外での作業を無事行いました。
勤務校の森の伐採・剪定・草刈りでした。
主な仕事は、ビワの木の剪定でした。
剪定直前のビワの木。
上にしっかり伸びてしまったので、ビワの実ができても
その実を取れないというネックがありました。
夏休みになったら、この木を短くしたいと思っていました。
実行。
梯子を幹に掛けて、梯子で登ったところ付近の幹を、
ノコギリで切断しました。
もう少しで幹が切れる時に、作業をストップ。
木の上にビニール紐を引っ掛けて、下でロープを引っ張って、
木の上半分を倒しました。
ズン!と予想以上に重量感がある音がしました。
ハシゴに乗ったまま、幹を切断してしまうと、
頭上に木の上半分が落下してきます。
そんなに重くなさそうなので、
それでもいいかなと思っていましたが、
安全のためにビニール紐を使いました。
やっぱり生木(なまき)は重いということでしょうか。
頭に木の上半分が降ってきたら、ハシゴから落下していたでしょう。
怪我をした可能性も有ります。
これだけの幹や枝を剪定しました。
ビワの木はこうなりました。
すっきりしたでしょ。
でも、用務員さん(女性)が見にきて、「ご苦労様。でももう少し
切ってよ」と声をかけられました。「子どもたちの手が届くところ
に、手が届くように」とのこと。
そうか、まだ長かったか。私の動機も、手の届くところに実です。
今回は剪定した幹や枝を片付ける仕事があったので、
やりませんでしたが、後日またやりたいです。
この日の汗の代償。
ホタルガの幼虫です。
勤務校の森では、作業しているとよくホタルガの成虫を見かけます。
幼虫は当然いるでしょうね。
ヤママユガの繭ですね。
これは昔、発見したことが有ります。
ここでも道草 24日の自然観察/蛾の卵・繭(2009年2月24日投稿)
なかなか大きくて迫力があります。
家に持って帰るのを忘れました。
月曜日にまた見たいと思います
イロハカエデの木に寄り添って育つ木が有ります。
足元にもたくさん生えているし、見上げるとイロハカエデに
負けない勢いで葉っぱを茂らせています。
でもイロハカエデの上と下で、葉っぱの形が違います。
下はヤツデでしょう。
上に伸びて、イロハカエデと争っている木の葉っぱは
3つに分岐しています。
これは同じところに生えながら、違う木のようです。
先ほどの用務員さんが教えてくれました。
3つに分岐している葉っぱの木は、
「カクレミノ」だそうです。
「テングノカクレミノ」とも呼ばれます。
ヤツデの別名は「テングノハウチワ(天狗の羽団扇)」
天狗にゆかりがある木がイロハカエデの上下にあります。
「テングノカクレミノ」は森に幼木があるよと用務員さん。
その話を聞いてすぐに見つけました。
これがあんなに大きくなるんだ。
このサイトで勉強。
引用します。
カクレミノ(隠れ蓑)はヤツデ、アオキと並んで日陰に強い植物
として知られています。あまり手間をかけなくても育つ常緑樹で、
葉も大きくヤツデに比べ樹形も優しげです。日陰に緑をたたえて
くれる庭木として茶庭や店舗の軒先でよく見かけます。その葉は
神事での供え物の器として使われてきました。そのことから分か
るように、縁起のよいいわれを持つ木なのです。
なぜ縁起がよい?
カクレミノは天狗の民話に出てくる隠れ蓑と形が似ていることか
ら名づけられました。天狗の霊力がこもった藁蓑(わらみの)は、
着ると姿を消すことができたのだと言います。「厄災から身を隠
す」という意味合いから縁起がよいといわれ、吉祥文様(福を呼
び込む縁起のよい文様)の中にも見ることができます。
着ると姿を隠せる蓑。
そんな昔話を聞いたことがあるなあ。
吉祥文様も興味あり。
続きは次の記事。











コメント