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2015年12月

2015年12月 8日 (火)

12月8日 東の空で月と金星が共演

 

今日は12月8日。

対米英開戦記念日(太平洋戦争開戦記念日)。

1941年12月8日午前3時19分に日本軍が

ハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃。

現在午前5時23分。すでに開戦している。

  

  

そう思えば今朝は平和です。

私は天気が良いことを祈りながら外に出ました。

先日書いたように、今朝は金星と細い月が接近して見える日。

  

天は味方しました。

快晴。そして東の空では、金星と月が共演して輝いていました。

  

すぐに三脚を用意して撮影しました。

Rimg5900

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地球照も観察できました。

今年の12月8日は、幸運なスタートでした。

ちなみにまだ明るくないし、月も金星も明るいので、

少しくらい明るくなってきても

観察は可能だと思います。外に出てみましょう。

現在午前5時33分。  

  

  

2015年12月 6日 (日)

20151205 eスクール報告3.業者の展示会見学

  

今日は12月6日。

  

前投稿に引き続き、昨日の研修報告。

  

今回も多くの業者が来ていて、

最新のICT機器を見ることができました。

  

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↑「株式会社ワコム」の展示。

紙に書いた文字などが、自動的にiPadに飛ぶ機器です。

ペンに仕掛けがあると思ったら、

紙が置いてある場所に仕掛けがありました。

筆圧を感じて書かれたものを認識するようです。

「これをどう教育で活かすかはまだですが・・・」

と正直に担当者は言っていました。

宣伝映像がありました↓

  

皆さんならどうやって教育に活かしますか?

「ワコム」のサイトを見ると、iPadに直接書き込むペンについても

頑張っている会社のようです。

http://tablet.wacom.co.jp/

気になった業者です。

  

  

タブレットに書きこむペンと言えば、「TOSHIBA」が注目でした。

ここでも道草 東芝のdynabook Tab S68/NGの魅力(2015年1月4日投稿)   

しかし、そこを抜きましたと言っていた会社が「富士通」。

鉛筆のように六角形の形をしたペンでした。

確かに鉛筆に近い書き心地でした。

インク漏れのような点が出てしまうのがちょっと残念ですが。

タブレットの画面に直接鉛筆のように書けて、

さらには必要ならば活字化してくれる機能があれば御の字。

でも知らないだけで、きっとあるのだろうなあ。

  

  

「TOSHIBA」の展示場にも行きました。

先日見たCMのことをいろいろ確かめたかったからです。

ここでも道草 「下町ロケット」を見ていてタブレットのCMに出会う(2015年11月23日投稿)

こんな大きな電子黒板があるの?

縁のないタブレットがあるの?

カメラの画像で認識して、

それが何であるのか調べてくれるものがあるの?

インタビュー映像にしゃべった言葉が吹き出しで出てくる機能があるの?

などなど聞いてみたかったからです。

結局・・・・あのCMは「映像はイメージです」と左下にあったように、

イメージであって、近い?将来像だったようです。

ええ、そうなの?

あのCMで、今はこのようなことができるんだと信じてしまう人もいると

思いますよと、余計なことも言ってきてしまいました。

でも質問に答えていただきありがとうございました。

  

  

「FUJISOFT」の「みらいスクールステーション」にも興味を持ちました。

有線ランでつながったテレビの有効活用を考えていました。

この業者のやっていることを見て、勤務校に現在あるシステムでも

できることではないかと思いました。

現在校内テレビ放送をアナログでやっていますが、

画像がひどいし、うまく映せない教室もあります。

アンテナを使っていますが、

有線ランでできるならやってみたいという気持ちにさせてくれました。

  

  

以上です。昨日の報告終了。

結局時間がかかりましたが、しょうがない。

20151205 eスクール報告2.いつか二本木小学校・出川小学校に行きたい

  

今日は12月6日。

  

前投稿に引き続き、昨日の研修報告。

  

【デジタルポスターセッション】

 この形式がすぐにわからず。こういうのがあるのですね。

安城市立二本木小学校の発表

 ※安城市はタブレット端末をたくさん導入するというニュースを

  聞いていたので、どうなっているのか気になっていました。

 27・28年度と研究指定を受けている。※来年度の発表に行きたい。

 タブレット端末が学校に来たのは2学期から。

 1学期は他から借りて6年生だけ先行実践。

 3人に一台だと、タブレット端末を動かさずに、

 みんなで見ることができる。4台だとタブレット端末が動く。

 ※私の教室でもそう思う。確かに3人までだ。

 二本木小学校のタブレットは大きめのサイズであった。

 スカイ社の授業支援システムを使ってデータの保存を行っている。

 コンピュータ室の利用が増えたとのこと。

 コンピュータ室での個別学習とタブレット端末でのみんなとの学習との

 往復が見られるようになったとのこと。※そうなのか。新しい視点。

 ※タブレット端末をたくさん導入した直後にどう動いたらいいか

 参考になりそう。その辺りを慎重にやっている学校だと思った。

 6年生が下学年に教える授業をやった。そのことは「広報」に載る。

Photo http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/koho/20151101/documents/documents/p01p24all.pdf

静岡県伊東市立東小学校

 「ジクソー学習」の中にタブレット端末を入れた実践発表。

 「ジグソー学習」とは?

 次の場所から引用させてもらいました。

 元教師監修 正しい学習法難しい課題を多くの知識から解決するジグソー学習法とは? 

Photo_2  

 ※東小学校の先生が使っていた言葉「エキスパート」「ジグソー」

 「クロストーク」が説明の中で出てきます。

 ※事前に勉強しておけば、もう少し理解できたのになあ。

  

【体験型プログラム】

 模擬授業体験

春日井市立出川小学校の模擬授業に参加。

〇水谷年孝校長先生から学校の方針説明。5年間継続している実践。

※5年間!

〇フラッシュ教材 頭を動かすために利用

〇学習規律を重視している ICTは本当に必要な時だけ利用する。

〇しかし、教室には大型テレビとスクリーン、プロジェクターが常設。

 毎時間利用している。

 ※これが強い!毎日使うとなるといろいろ考える。

  その積み重ねは大きい。

〇デジタル教科書も当たり前のように使っている模様。

 勤務校との大きな違い。

〇ノートの書かせ方も徹底している。板書もノート通り。

 「一行あける」「一マス開ける」を示すプレートの利用。

〇音読する時には本を持って。

 ※私は立った時の教科書の持ち方に

 こだわった(教科書を両手で持つ)が、

 座って読むときの持ち方は、机の上に置かせてもいいと思った。

〇タブレット端末を使った効果で、授業者の先生が、

 大型テレビに意見を集約でき、先生がピックアップして、

 ふだん意見を言わない子に発表させることができることを言っていた。

 言われていたことですが、実際に体験者の声で生で聞けた。  

〇タブレット端末で意見を大型テレビに送って、自分の席で発表できる。

 前に出ないのは、発表者にストレスを与えない。

 しかし聞く人は、発表者が前にいないと、聴く意欲が減少するとの声。

 ※やっぱり説得力のある考え方で実践している学校だと思ったので、

 ここも見に行きたい学校だとあらためて思う。

〇行けなかった11月13日研究発表の要項をどっさりいただきました。

 貴重なプレゼントです。感謝。

 この資料についてはいずれこのブログで書いておきたい。

   

【体験型プログラム】その2

  体験型プログラムは3つあって、

  どれか1つしか体験できないとありました。

  したがって、次の体験プログラムは見れないと思っていました。

  ところが模擬授業は体験できないけど、見ることはできると知り、

  見てきました。

   

三重県松阪市立三雲中学校の発表。

〇理科の授業 導入がどの野菜が浮くか浮かないか?

 ※先日テレビ番組「Qさま」でこの問題が出ていたなあ。

 昔から「地上で育った野菜は浮いて、地下で育った野菜は沈む」

 と言われていますが、例外があるようです。

 トマトはまだ青いうちは浮くけど、熟してくると沈むようです。

 そのトマトが中心の授業でした。

〇伊東市立東小学校の先生が言っていたジグソー学習が

 ここでも出てきました。

 タブレットを使った授業では、

 個々に学習して、それを協働学習していく際に、

 ジグソー学習は有効なのかもしれません。

 インターネットを使えば、個々の学習内容は深くなる可能性が高まり、

 よりにわかではありますが、専門家になりやすいのです。

 しかし、その学習方法は、身につく前は

 教師が細かく教えてあげなくてはなりません。

 今回は細かく支持されていて、

 エキスパート学習がスムーズに行っているように思えました。

 ※今回のeスクールは、タブレット端末を使った授業の形態の一つに、

  ジグソー学習があると知ったことは収穫の一つです。

(次の投稿につづく)

20151205 eスクール報告1.まずは届いているものを確認する

 

今日は12月6日。

  

昨日は「eスクールステップアップ・キャンプ2015

東日本大会in東海」に参加しました。

場所は母校である愛知教育大学の教育未来館です。

その報告を書いておきます。

他にもやることがあるので、短時間でまとめたいです。

  

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愛知教育大学は紅葉終わりかけでした。

今回、講座で撮った写真は載せてはいけないと言われました。

文章のみの報告です。

  

〇最初は基調講演

 テーマは「教育改革の方向性と教育の情報化」

 講師は文部教育振興室長 新津勝二さんでした。

〇我が国の国際的な存在感の低下ということで、

 日本の一人当たりのGDPが紹介されました。

 世界第2位(1993年)→世界第10位(2012年) ※そうだったんだ。

〇少子高齢化の進行により、約50年後には総人口が約3割減少、

 65歳以上の割合が総人口の約4割に達する見込み。

 ※50年後は生きていないけど、3割も減ってしまうんだ。

〇「子供たちの65%は、大学卒業後、今は存在しない職業に就く」

 (キャシー・デビッドソン氏 ニューヨーク市立大学大学院センター教授)   

 「今後10~20年程度で、約47%の仕事が

 自動化される可能性が高い」

 (マイケル・A・オズボーン氏 オックスフォード大学准教授)

 「2030年までには、週15時間程度働けば済むようになる」

 (ジョン・メイナード・ケインズ氏 経済学者)

 ※つまり現在の職業の多くは、今後なくなっていくということらしい。

 どんな世界になるのだろう?

〇学習指導要領改訂のキーワード

 ・アクティブ・ラーニング

 ・カリキュラム・マネジメント   これからますます聴くことになる2語

〇教育課程企画特別部論点整理(情報教育関係抜粋)

 「蓄積された知識を礎としながら、膨大な情報から何が重要かを

 主体的に判断し、自ら問いを立ててその解決を目指し、

 他者と協働しながら新たな価値を生み出していくことが求められる。」

 「ICTの急速な進化など、高度な技術がますます身近となる

 社会の中で、そうした技術を理解し使いこなす科学的素養を

 全ての子供たちに育んでいくことが重要となる。」

※大人だって大変なことを教えていくことになるわけです。

 教師も勉強をしていかないと辛い状況になると予想されます。

〇教育のICT活用に関する実践事例集など

 毎年実践事例集が発刊されている。※あまり見ていないなあ。

 平成26年度は次の4冊

 「プログラミング教育実践ガイド」

 「情報活用能力の育成のために(指導事例集)」

 「授業がもっと良くなる!電子黒板を活用した指導事例集」

 「ICT活用ステップアップ映像集利用ガイド」

 教育委員会を通して届いているはず。まずは確認しよう。

〇平成23・24年度の「ICT教育活用事例映像集」も紹介された。

 ICT教育活用事例映像集

 25年度以降はどうなっているんだろう?

〇平成26年度「ICT活用ステップアップ映像集」

 これもDVDが届いているはず?確認しよう。見た気がする。

 Webでも映像集利用ガイドブックは読むことができる↓

 「ICT活用ステップアップ映像集」利用ガイド

〇キーワード「情報活用能力」

 ※このことについてはまた後日。

  

これで基調講演の報告。思ったより多く、時間がかかる。

次の投稿につづく。

 

  

ススキの定点観察9.月がバックに写っています

  

今日は12月6日。

  

久々のススキの定点観察報告。

前回はここ↓

ここでも道草 ススキの定点観察8.3代目の観察ススキ(2015年11月24日投稿)

   

11月26日

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11月27日

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11月30日

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ススキのバックに月を発見。

一緒に写しました。

  

12月1日

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12月2日

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12月3日

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この日は天気が悪かった。

  

12月4日

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Rimg5840   

わずかですが穂は変化しています。

しかし、穂が広がりません。

もう少し。

月の位置は良く変化していました。

高圧線との位置関係でわかります。

2015年12月 5日 (土)

スコットランドの紙幣に載っている日本人

 

今日は12月5日。

  

11月8日に放映された「世界遺産 SLが走る!125年前の巨大橋

フォース鉄道橋(イギリス)」を見ました。

その雄大な橋の姿、橋を作る時に参考にしたある橋の悲劇、

そして橋の建設にかかわった日本人の話を

書きとめておこうと思いました。

  

娘が「世界遺産」の本を買ったりして勉強していましたが、

その本にこのフォース鉄道橋が載っていないと言ってきました。

でも「世界遺産」の番組で紹介されたんだから世界遺産だよと

言ったら、調べていました。

2015年6月7月に行われた第39回世界遺産委員会で

世界遺産リストに登録されたばかりでした。

こんな姿です↓

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Rimg0055  

完成したのは1890年。

なぜこのような強固な橋ができたかと言うと、

「テイ橋の悲劇」があったからです。

このフォース鉄道橋ができる少し前の1878年に、

近くにテイ橋という長い橋が完成しました。

しかし、風に弱く、強風のために完成翌年の1879年に崩壊。

ちょうど運悪く通過中の列車が落ち、多くの犠牲者が出ました。

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↑事故直後の写真

  

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↑事故を伝える新聞記事

  

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↑崩壊したテイ橋の橋脚の土台。

  

フォース鉄道橋は、強風にも耐えられるように作られています。

カンチレバーという構造で作られました。

カンチレバーとは、塔から左右に鉄骨を延ばす構造です。

Rimg0059

工事中のフォース鉄道橋です。

塔から左右に鉄骨が延びています。

この構造というか工法は、工事中であっても強風に耐えられました。

カンチレバー構造の橋が、

列車の重みに耐えられることを示した写真です↓

Rimg0058_2

両側の人物が斜めの棒を持ってバランスをとっています。

そうすることで中央の人物を支えることができるのです。

   

この中央にいるのが日本人です。

Rimg0057  

渡邊嘉一さん(1858年~1932年)でした。

渡邊さんはフォース鉄道橋工事に監督係として

かかわっていたそうです。

上の写真は有名で、スコットランド銀行20ポンド紙幣に使われています。

ビックリです。

Rimg0061

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この紙幣は2007年から発行しているそうです。

最近の紙幣です。

今もフォース鉄道橋はスコットランドの象徴的な存在と言うことです。

※参考:外務省HP スコットランド フォース鉄道橋を作った男

  

渡邊嘉一さんについて調べていくと、

日本の「土木史の父」と呼ばれていたそうです。

愛人との間に生まれた息子は部下の家に引き取られ、

のちに指揮者朝比奈隆となったことも知る。

こちらは「父」を放棄した?    

いろいろあります。

「パイオニア」の歌詞が良かったけど、やっぱり「犬」が一番

  

今日は12月5日。

  

寒くなってくるとココアが飲みたくなります。

12月2日から家で飲み始め、

12月3日から学校にもココアを持って行って飲み始めました。

ココアはコーヒーやお茶にくらべて体が温まる気がします。

  

飲むものが変わってきて、生活のBGMも変えます。

(何も関連はありませんが・・)

今日から高橋優の

アルバム「リアルタイム シンガーソングライター」です。

今では、同じ高橋優の

アルバム「今、そこにある明滅と群生」でした。

何回も聴いていると、だんだん曲が絞られてきて、

同じ曲を何度も聴くようになってきます。

このアルバムは揺れました。いい曲がたくさんありました。

でも絞られました。「犬」です。

一番のお気に入りでした。

ただ愛犬家にはきつい歌詞かな?

  

♪ 今日も歩いている

 歩幅を気を配りながら

 ただ歩いてる

 尻尾を振り 人の顔色を伺いながら ♪

  

♪ いい子にしてりゃご褒美もらえるよ

 空気読め ゴマすれ 捨てられるぞ ♪

  

♪ 鳴き声さえ微調節しながら

 ただ生きている

 今日をやり過ごすだけで精一杯 ♪

  

こんな歌詞です。

犬には申し訳ない歌詞ですが、

あなたの生き方はそれでいいのですかと

グイグイ聞いてくる歌詞です。

   

歌詞と言えば、「パイオニア」の歌詞も書きとめておきたいです。

♪ どんな将来描いたって既にホコリ被っているようで

 一生懸命に頑張ったって「誰っぽいね」と片づけられるだけ

 モチベーションを殺すインフォメーションばかりだ ♪

  

これが出だしの歌詞です。

インフォメーションは他の言葉に書き換えたい。

「情報」「報道」あるいは「ささやき」「うわさ話」かな。

  

♪ 感動的なムービーの再生回数は既に数百万回

 何食べたって何処行ったって 行列の後ろの方的価値観 ♪

  

どう解釈しますか?

「感動的ムービー」とはyoutubeの映像をさすのでしょうか。

いいと思った映像もたくさんの人が見て普通になってしまうし、

おいしい食べものも楽しい場所も、みんなが体験したら普通。

つまりホコリを被ってしまうと言うこと。

  

  

それじゃあ、だれもやっていないこと新しいことをすべきと

歌うかと思うと違いました。

  

♪ きっと重宝すべきは 人様のお手柄じゃない

 その心躍らせる正直に「いい」と思える方を

 追い掛けていけるかどうか ♪

  

♪ NO.1?Only1?

 そういう話は見てくれを気にする奴の絵空事

 明日はどっちだ?評論家じゃなくてあなたの声を聞かせてよ ♪

  

♪ 目に映る風景 胸の中で疼く衝撃

 忘れちまう前に ただ信じて信じて歩み続けよう ♪ 

  

グッと来たものを大切にして、後回しにせずに何か実行していこう。

内容がホコリを被っているようなものでも構わない。

グッと来たものを信じよう。そのようなメッセージに思えました。

  

  

まだ「パイオニア」には気になる歌詞があります。

 

♪ 人間関係煩わしいけど人は一人きりじゃ生きていけない

 光探すより自分が照らせる暗闇を見つけていきたい ♪

  

「自分が照らせる暗闇」

こんな言葉が作れるなんて・・・高橋優さんの才能を感じちゃいます。

  

♪ 記録も記憶も昨日までに起こった思い出の話

 人生のピークを過去に設定するにはまだ早いんじゃない? ♪

  

私のピークもこれからだと思っていました。

この歌詞でそう考えている私を自覚させてもらいました。

そう思っていたら努力できる。動ける。

  

「パイオニア」も良かったけど、メロディーも含めて、

やっぱり「犬」は良かったです。

「BE RIGHT」もいいし、

「明日への星」「同じ日々の繰り返し」「ヤキモチ」もいい。

「旅人」も良かった。いいアルバムでした。

次のアルバム「リアルタイム・シンガーソングライター」も期待大。

 

 

見るなら12月8日の日の出前「東の星空」

  

今日は12月5日。

  

先月のはじめにも金星・火星・木星の中に月がやってきました。

ここでも道草 3惑星と月の共演/今朝は朝焼けがよかった(2015年11月7日投稿)

1カ月過ぎて、今また、月がやって来ました。

金星・火星・木星の間隔は、大きく開き、

今朝は木星と火星の間に月が来ています。

下から言っていくと、金星・火星・月・木星です。

ほぼ一直線に並んでいます。

木星の延長線上に明るい星がありますが、

これはしし座のレグルスでした。

もう一つ、金星の近くにある明るい星はスピカです。

木星はぐんぐんと空高く上がっています。

火星も木星を追っています。

金星は置いてきぼりです。

地球より太陽に近い金星は、置いて行かれる運命です。

12月8日の朝は、その金星と細い月が並びます。

やっぱり輝きが見事なのは金星。主役です。

そこに月が並ぶ12月8日は、注目です。

  

朝、外に残飯の捨てに行くついでの毎日の星空観察。

けっこう贅沢ですよ。

2015年12月 4日 (金)

「はしれはしれ」は走ってばかりではなかった

 

今日は12月4日。

  

面白い絵本とまた出会いました。

  

「はしれはしれ」(きむらよしお作 絵本館)です。

51tnbvun7al  

見開きの左側にライオン、右側にラクダを配した

追いつ追われつのドラマ。

両者の心の揺れによって、全速力で走ったり、

立ち止まったりする様子が、憎いほど細かく書かれています。

正直ラストシーンは納得いかないものですが、

じゃあ、どのように終わればいいんだと言われたら、浮かばない。

  

こんな絵本もあるのですね。

2015年12月 3日 (木)

説明の少ないジョン・バーニンガムの自伝

 

今日は12月3日。

  

先月はジョン・バーニンガムを読みたいと書きました。

ここでも道草 ジョン・バーニンガムさんの本をせっせと読む11月(2015年1月7日投稿)

読みました。味わいました。

最後に読んだのがこの本でした。

51kbw1umk4l 「わたしの絵本、わたしの人生―ジョン・バーニンガム」

(ジョン・バーニンガム著 灰島かり訳 ほるぷ出版)

  

「チキチキバンバン」に関する記述を引用します。

  

物語には空飛ぶ車が登場するが、どう描いたら、

飛んでいるように見えるだろうか?

わたしは車の模型を作って、天井から釣り糸でつるした。

うまくいった。

Epson649_2  

このような地道なことが行われていたのですね。

もっとあっさり書いていると思っていました。

  

  

私がジョン・バーニンガムの本を読み始めたきっかけになった本は、

「ガンピーさんのふなあそび」でした。

この本に関する記述を引用します。

  

わたしの外見は日々、ガンピーさんの絵に似てきている。

どうやらガンピーさんは、

わたしの将来を暗示するところがあったらしい。(中略)

よく人から「わたしはあなたのグランピーさんが大好きです」

と言われるのだが、あんまりではないか!

「グランピー」は、ディズニーの『白雪姫』に出てくる

7人の小人の1人で、名前の意味は「おこりんぼ」である。

  

「ガンピー」という響きがいいです。

グランピーに興味を持ちました。

そうそうこの小人だ↓

Grumpyimage01200 http://www.aa.e-mansion.com/~rydeen/das-grumpy.html

 

 

  

「ジュリアスはどこ?」に関する記述の引用です。

 

子どもの成長にはさまざまな難しい段階があるが、

親はそれを乗り越えていかなくてはならない。

トラウトベック夫妻は、息子ジュリアスのために、

地球上のありとあらゆる場所へと苦労して食事を運ぶ。

でも最後に、ジュリアスが夕食のテーブルに戻ってきたのを見て、

ようやく胸をなでおろす。

 

この本はまだ読んでいません。

でもバーニンガムさんの説明を読むと、読みたくなります。

地元の市の図書館には置いてありませんでした。

 

子育てはやっぱりたいへんだ。

   

  

「いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」

に関する記述の引用です。

  

教師という職業に対しては、深い同情心を抱いている。

いやはや、なんと大変な仕事だろう。

とはいえ、この本の醍醐味は、最後に「せんせい」が報いを受け、

ゴリラにつかまって屋根から下りられなくなる場面にある。

子どもたちがここで大喜びすることを思うと、

権威主義にどれほどの力があるのか疑問に思うが、いかがなものか。

  

でも正直権威主義のあこがれる時もあるんですよ。

教師が読むと苦笑いが出るかな。

  

  

最後に「エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ」

に関する記述の引用です。

  

今ふりかえってみると、『エドワルド』はなかなかいい本になったと思う。

子どもたちを絶えず監視し、試し、

抑圧しようとする現代社会にあっても、

子どもたちに少しばかりご褒美をあげるのも、

そう悪いことではない。

そう語る絵本が、あってもいいじゃないかと思う。

  

子どものやっていることが、たいがいは怒られることですが、

偶然も手伝って全てがいい方に行く話。

子どもにとっては、意外に褒められていい気分。

くすっと笑える本です。

  

  

自伝です。でも長くは語らないジョン・バーニンガム。

最近のわたしのブログは少々語りすぎだと反省していたので、

説明が短い自伝を楽しみました。

最近の写真

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楽餓鬼

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