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2014年8月

2014年8月 8日 (金)

「バリバラ 出生前検査」5/ダウン症とそうじゃない人の違いは?

  

今日は8月8日。

  

昨日の投稿のつづき。

6月13日放映の「バリバラ 出生前検査」より。

   

今回はあべけん太さんが、大阪大学に出向いて講義をすることになりました。

Rimg4182   

けん太さんがこう質問しました。

Rimg4183

Rimg4192  

ダウン症だから産まない、ダウン症じゃなかったら産む。

そんなことが起こっているけど、その違いは?

この質問、鋭い。

ダウン症がどう認識されているか浮かび上がってきます。

 

  

学生が答える前に、助手のディレクターさんから、

「ご自身は違いは何だと思うんですか?」と聞かれています。

Rimg4193

その答えは↓

Rimg4194  

「違いは、わからない」

本当にそう思っているのかと、ゲストの江口達也さんに問われていましたが、

私もそう思いました。

ダウン症の人から見ると、違いは本当にないと思うのか?

ダウン症の人じゃないとわからないこと。

わからないから、「違いは何ですか」と質問をしているとも言える。

う~ん、わかりません。

  

  

学生からの答で、ダウン症の人の顔に触れた人がいました。

すごい。自分はそこに触れれない。遠慮してしまう。

こう言っていました。

 

学生「街でダウン症の人を見かけますが、顔がダウン症の人は似ています。

 そこがパッと見てわかる違いだと思う。」

助手「(ダウン症の人は)似てますか?」

けん太「そうですね、仲間ですね」

学生「日本人は、みな顔が似ているので、外国人より親近感がわくじゃないですか」

   「それと同じで、身体的特徴が似ていることで、

    いっしょにいろいろなことがしやすいとか、そういうこともあるんじゃないかと思います。」

Rimg4195

助手「教授は自分のことをイケメンと言っているように、

    ダウン症の中でもイケメンとそうじゃない人がいる。違うといことではないですか」

  

こんな会話でした。

けん太さんが、「仲間ですね」という答を言った後に、学生がまとめたことは納得。

「仲間ですね」と聞いた時に、ムム?と違和感があったのに、

学生さんは、その心理をちゃんとつかんで返しています。素晴らしい。  

  

  

傍から?見ると、ダウン症の人たちは同じ顔に見えてしまいます。

しかし、ダウン症の人たちの中では、

あるいはダウン症の人たちの身近にいる人たちから見ると、

当然ながら違うのでしょうね。

  

21番染色体が2本ではなく3本だと、なぜこうなるのでしょう。

Wikipediaにあった絵を見ると、ほんの些細なことに思えます。

載せちゃいます。

300px21_trisomy__down_syndrome Wikipedia ダウン症候群

  

「ここでも道草」も読み上げてくれました

  

今日は8月8日。

  

今まで使っていた目薬を使い切ったので、

先日新しい目薬を買ってきました。

ちょっと高めの目薬でしたが、頑張って買いました。

 

「ロートV アクティブ」  

 

「年齢などによる疲れ目の回復力の衰えに着目した一滴」

という宣伝文句引っかかりました。

自分の体で最も年齢を感じるのは、目です。

かすんでしまうこと多し。

その度に、目薬の1滴がありがたいです。

よく効きます。

  

  

そんな目の衰えにも関係ある話です。

  

20090101_00000033  

8月5日の朝日新聞の記事です。

障害児のためにアプリやソフトが使われるそうです。

  

ちょっと前から気になっていたのがm「読み上げソフト(アプリ)」

今日は自分のタブレットで挑戦してみました。

  

そしたら、とても感動的でした。

このアプリは絶対のお薦めです。

  

 

   ウェブ読み上げ 1.14
カテゴリ: 教育
Google Playで詳細を見る

  

まずはこれをインストールします。

そうすると、「ウェブ読み上げ」アプリの表示でも指示が出ますが、

読み上げに日本語を入れます。

英語などの言語は標準で入っているのに、日本語はないからです。

  

KDDI研究所が作成した音声合成エンジンをインストールします。

N2 TTS

  

そしてAndroidの「設定」の中の「テキスト読み上げの設定」の画面を出し、

「KDDILABS N2 TTS」を選びます。

これで準備OK。

  

「ウェブ読み上げ」の画面を出して、一番上の検索窓(googleの検索窓)から

好きなサイトを画面上に出して、再生ボタンを押すと・・・・・・・・

日本語を全部読み上げてくれるのです。

私のブログ「ここでも道草」も、一生懸命、女の人の声で読んでくれました。

感動しました。

こんなことが、無料でできてしまうのです。

  

ぜひやってみてください。

これで目を休ませることができるかもしれません。

その点からも朗報です。

パラパラまんが、恐るべし

  

今日は8月8日。

  

朝のニュースは見ていますか?

見ているのなら、どのニュースを見ていますか?

  

「朝ズバ!」のつづきで、私は「あさチャン」です。

気になる情報をいろいろ教えてくれます。

  

7月2日に紹介されたのは青幻舎の「パラパラブックスシリーズ」

アイデアが素晴らしいです。

これはいい!というアイデアに触れられると、(脳が?)興奮します。

  

ありがたいことに、映像で見られます。

  

ばくだんむし パラパラブックスvol.3
YouTube: ばくだんむし パラパラブックスvol.3

  

最もお気に入りの「ばくだんむし」

虫が次々点滅して爆発。そこに穴が開きます。

パラパラマンガで穴を開けてしまうなんてアイデアがすごく楽しい。

   

  

  

うさみみ パラパラブックスvol.6
YouTube: うさみみ パラパラブックスvol.6

  

下に落ちていく錯覚、そしてラストは、その下から上がってくるものがあり。

この展開がお気に入り。

「うさみみ」  ウサギの耳は必然?

  

  

  

X'masパラパラブックス「クリスマスの足音」
YouTube: X'masパラパラブックス「クリスマスの足音」

  

「クリスマスの足音」

パラパラまんがを切り抜いて、そこに鈴のプレゼント。

ここにもアイデア。

アイデアは人を幸せにする可能性あり。

  

  

パラパラまんがと言えば、鉄拳さんの作品がいいです。

  

ここに載せておきたいです。

 

【閲覧注意】 鉄拳公認! もうひとつの 振り子 meets 「Endless Road (マイナビウエディングCMソング)」
YouTube: 【閲覧注意】 鉄拳公認! もうひとつの 振り子 meets 「Endless Road (マイナビウエディングCMソング)」

   

  

 

 

鉄拳「約束」
YouTube: 鉄拳「約束」

 

  

  

鉄拳パラパラマンガ「名もない毎日」 RAM WIRE ミュージックビデオ
YouTube: 鉄拳パラパラマンガ「名もない毎日」 RAM WIRE ミュージックビデオ

   

 

  

パラパラまんが、恐るべし。

泣けちゃう。

 

   

パラパラまんがも学校の活動で使えないだろうか? 

2014年8月 7日 (木)

カレンダーづくりをするならこのソフト

  

今日は8月7日。

  

「バリバラ 出生前検査」については一休み。

  

夏休み期間中に子どもたちが学校に来て学習することがあります。

3年連続、私はコンピュータ教室です。

今まで2年はうちわづくりを行っていました。

今年違うことをやりたいと思ったし、

子どもたちが面白いと思ったら家でもできることにしたいと思いました。

  

カレンダーを作ろうと思いました。

ソフトはないかと探して、いいのがありました。

カレンダー作成ソフト KoyomiShop(暦ショップ) Ver 1.60

  

こんないいソフトをありがとうございました。

あまり説明をせずに、カレンダーづくりを始めましたが、

それぞれの子が、いろいろ工夫して、試行錯誤してカレンダーを作成していました。

できあがったものがさまざまでした。このソフトのいいところだと思います。

色やレイアウトなど自由にできます。

  

どんな画面があるかは、上記のサイトを見れば載っていますが、

今日時点の画面を紹介します。

Photo

Photo_2

Photo_3

Photo_4   

  

紙はマット紙というものを初めて使ってみました。

写真がきれいに印刷されるし、厚みもあって快調でした。

51bz9wbl9ml  

KOKUYOのこのマット紙を使いました。

「バリバラ 出生前検査」4/21トリソミーがダウン症

  

今日は8月7日。

  

あと10本投稿したら、通算3900本投稿したことになります。

4000本は見えてきました。

退職までに1万本投稿は可能か?

  

  

   

今日も「バリバラ 出生前検査」のことを書きます。

6月13日放映分より。

  

  

  

あらためて「出生前検査」の説明がありました。

再びこの図が出ました。

Rimg4179   

トリソミーって何?

番組では説明はありませんでした。

調べました。次のサイトからの引用です。

YAHOO!Japan ヘルスケアー /トリソミー

   

  

どの細胞にも父親由来と母親由来の相同な染色体が2本(1対)ずつありますが、

これを相同染色体そうどうせんしょくたいといいます。

相同染色体が1本余分にあるものをトリソミー、1本足りないものをモノソミーといいます。

たとえば21トリソミーというのは、21番染色体が3本あることです。

どの染色体でもトリソミーやモノソミーは起こりえますが、

多くの場合は流産し、出生に至るものは常染色体では

13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーです。

   

  

先ほどの図と「13トリソミー」「18トリソミー」は一致します。

「21トリソミー」は?・・・・・・これがダウン症でした。

体細胞の21番染色体が、1本余分に存在しているというのです。

  

Rimg4184_2  

このような図が示されました。

およそ1000人に1人の可能性。思ったより多いです。

  

  

  

Wikipediaを読んで、ダウン症の歴史を読んで愕然としました。

Wikipedia ダウン症候群

 

 

 

1866年眼科医ジョン・ラングドン・ハイドン・ダウンが

論文『白痴の民族学的分類に関する考察』でその存在を発表(学会発表は1862年)。

最初は「目尻が上がっていてまぶたの肉が厚い、鼻が低い、頬がまるい、あごが未発達、

体は小柄、髪の毛はウェーブではなくて直毛で薄い」という特徴を捉えて

「Mongolism(蒙古人症)」または「mongolian idiocy(蒙古痴呆症)」と称され、

発生時障害により人種的に劣ったアジア人のレベルで

発育が止まったために生じると説明されていた。

しかしダウンによるこの人種差別的な理論は、

アジア人にもダウン症がみられることからすぐに破綻をきたした。

1959年、人のジェローム・レジューン、

21番染色体がトリソミーを形成していることが発見された。

1965年にWHOによって「Down syndrome(ダウン症候群)」を 

正式な名称とすることが決定された。

2012年、3月21日を国際連合が「世界ダウン症の日」に認定。 

21番染色体トリソミーにちなむ。

  

  

19世紀の後半、日本が開国して、明治維新と呼ばれた時代、

ヨーロッパ人(もちろん全てではないと思います)は、

日本人を含めたアジア人を、こうとらえていたのですね。愕然としました。

”アジア人のレベルで発育が止まった”

胎内で人間は進化の歴史をたどることは聞いたことがありますが、その発想でしょうか。

そんな考えの人の名前がついた「ダウン症」

「ダウン」がネガティブな言葉に思えていましたが、さらにネガティブになりました。

   

  

3月21日が「世界ダウン症の日」

「21」番染色体が「3」本だからでしょう。

昨日、6月21日が「世界ALSデー」だと知りましたが、記念日は大事です。

忘れてはいけないことを思い出す、再認識する日です。(つづく)

 

 

今日は8月7日。

昭和20年の今日、豊川海軍工廠が激しく空襲されました。

 

2014年8月 6日 (水)

「バリバラ 出生前検査」3/お母さんに尋ねてみた

 

今日は8月6日。

  

前投稿のつづき。

6月6日の「バリバラ 出生前検査」より。

  

あべけん太さんは、次はダウン症の子どもを持つ母親に、

検査について尋ねます。

答えてくれたのは、大塚さん。

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現在4人の子どもがいて、5人目を孕んでいるお母さんです。

大塚さんは、子どもを授かるたびに、出生前検査への考え方が変わったそうです。

  

Rimg4193  

ダウン症の長女が生まれて、2人目のお子さんを孕んだ時。

大塚さんはこう言っています。

 

「検査を受けるっていうこと、イコール、

(ダウン症の)あんじさんの存在自体をなくしてしまうような気がして、

すごく怒ってたんですよ。」

「そんな検査、絶対にいらんと思っていたんです。」

「この頃は、ダウン症を否定されたくないという気持ちが強かったですね。」 

   

Rimg4195  

3人目お子さんを孕んだ時の気持ちを、こう語っています。

 

「あんだけ、育(はぐ)がお腹にいる時は、(検査に)絶対反対と思ったのに、

なんか、ああ、このまま産んで、もし、障害があったらっていうのは、

考えて、どうしようかなあ~」

「(検査を)すべきか~。3人のうち2人が障害があったとしたら、

この育(はぐ)くんは、私たちがおじいちゃんおばあちゃんになって死んだ後に、

あのう、2人のことを背負っていかないといけないんじゃないか。

自分の、こう、やりたいように、人生を生きれないんじゃないだろうか、

そう思ったんですね」

「見えない先のことだから、わからない不安」

  

ここまで大塚さんが話して、少し間があいて、ディレクターさんが「わかる」と言い、

けん太さんが「わかりますね」と言った時のお母さんの顔が印象に残りました。

 

話し終わった直後↓

Rimg4196  

  

「わかる」「わかりますね」と言われた後↓

Rimg4197

Rimg4198   

うんと悩まれていたんでしょうね。

その気持ちが理解されたことで、ほっとされたのだと思います。

   

  

ナレーターが言います。

 

「悩んだ末、結局検査を受けずに出産した香里さん、

その後、子どもたちがそれぞれのペースで成長していく姿を見守ってきた。

誰も、他の誰かの人生を背負う必要なんてない、そう考えるようになり、

今後。検査を受けることはないと言う」

  

「他の誰かの人生を背負う必要はない」という結論は、

自分の子どもに対して考えたことが全くないもの。

悩んだからたどり着いた結論なのでしょう。

  

  

他にも6月6日の放送から書きとめておきたいことがありますが、

いつか朝日が昇るまで NHKバリバラ~出生前診断を考える

ここに↑しっかり書かれているので、このブログを読み返したいです。

すみません、ずっと存続しておいてくださいね。

  

それでは次の投稿から、6月13日の放送のことを書いていきます。(つづく)

「バリバラ 出生前検査」2/お医者さんに尋ねる

  

今日は8月6日。

  

前投稿のつづき。

  

6月6日放映の「バリバラ」では、あべけん太さんが、

産婦人科医にインタビューをしています。

Rimg4151

Rimg4153   

兵頭先生とけん太さんのやり取りは、ここを見てください↓

いつか朝日が昇るまで NHKバリバラ~出生前診断を考える

  

上のサイトの管理者としぞうさんがこう書いています。

 

このようなやり取りは本来,医師が答えて解決できる問題もないと思うので,

その質問に自分なりに意見を述べるこのお医者さんは素晴らしいなと思いました。

ものすごい言葉を選んで真剣に答える姿に好感が持てました。

  

賛成です。

兵頭先生は、質問されても即答せず、

間をとって、言葉を選び、ある時は涙目になりながら答えていました。

一番間をとった質問がこれ。

  

Rimg4172_2  

「ダウン症のある人たちに検査について説明したり、

意見を聞いたりする場はあったのか?」

  

兵頭先生はしばらくしゆっくり答えます。

「そういった場は、あまり、日本全国で、設けられてなかったかもしれません。

もう、あのう、そのう、診療の中での体制を整えることで精一杯になっていたこともありますし」

 

検査をおこなう準備だけで精一杯だったということでしょう。

正直に答えてくれています。

こんなに、「もう、あのう、そのう」まで聞き書きする私は、

兵頭先生にとっては厄介な人物だろうなあと思いました。

  

新しい出生前検査が始まったいきさつについて、この後説明がありました。

  

今回の検査は、日本産科婦人科学会が作成したガイドラインに基づき、

臨床研究という形で始まりました。

海外からの検査技術の流入が避けられない中、

ルール作りは急いで進められる必要があったそうです。 

Rimg4173  

理事長の小西さんが、インタビューに答えてくれました。

 

「始めるとしたらこういう形しかないだろう」

「ほっといてもどんどん(海外から)入って来るんですよ。ぼくたちがしなくても」

「全くルールのない時代に突入していく可能性があったので、

ある程度のルールを作って、まあ、あのう、どんどん入ってくる直前だったので」

「(この問題に)答えはないわけよ。時代も変わって来るし」

「これが正しいと言う答えはない。倫理的な問題でね」

(新型出生前検査は必要か?)

「必要というわけではなくて、検査がある。」

「検査を受けたいと言う人がいる。それしか言えない」

(必要とまで言えないのですか?)

「だもんで、臨床研究としてやっているわけよね」

  

  

海外では血液検査による出生前検査をしていたのですね。

それが日本にどんどん入ってきそうだったので、

急いでルール作りをして始まったのですね。

そんな事情がわかる話でした。

兵頭先生が「精一杯」だったという裏事情がわかった気がします。(つづく)

「バリバラ 出生前検査」1/どんな検査?

 

今日は8月6日。

  

前投稿のつづき。

  

6月6日放映の「バリバラ」、6月13日放映の「バリバラ」は、

ともに出生前検査とダウン症のことを扱いました。

  

6月6日の放映について書こうと思ったら、

すでに(おそらく))聞き書きしてまとめられている方がいました。

いつか朝日が昇るまで NHKバリバラ 出生前診断を考える

  

テレビを見て、書きとめて、コメントをするという流れを、

同じようにやっている人を見て、共感します。

このやり方が今のところベストです。

きちんと番組を自分の血や肉にしたいがために、このやり方をします。

  

さて6月6日分を自分なりにここに書きとめます。

  

Rimg4150 27歳の「ダウン症のイケメン」あべけん太さんが、

直撃インタビューで、「出生前(しゅっせいまえ)検査」について意見を求めることから、

番組はスタートします。

出生前検査について、番組の説明を書きます。

  

Rimg4177

もともと出生前検査はありましたが、

去年の4月、妊婦の血液を分析するだけで、

染色体の変化が判定できるという新しい検査が始まりました。

 

検査は、診断が確定するものや確率を判定するものなど、

さまざまな検査があります。

Rimg4178  

去年の4月に始まった新しい出生前検査で判定されるのは、

次の3つです。

Rimg4179

 

 

報道では、ダウン症のことが取り上げられることも多く、

確定的に診断できるかのような誤解も生まれました。

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血液検査では確定しません。

診断の確定には、羊水検査などを受ける必要があります。

Rimg4180   

NHKの取材によると、検査の結果、染色体疾患があると判定された人56人中、

54人が中絶したそうです。

Rimg4181

中絶を決断する人の気持ちはわかります。

でもこんなに高い確率なのですね。

予想以上です。 

他にも番組中に出てきた説明を載せます。

Rimg4166  

だれでも受けられるわけではないのですね。

Rimg4171  

検査を受けるか受けないか、検査結果をどう受け止めるかなど、

カウンセリングの必要はあるでしょう。

  

今回は出生前検査について書いてみました。(つづく)

  

 

2014年8月 5日 (火)

7月30日にもニュースでダウン症の子どもを見ていた。

  

今日は8月5日。

  

前投稿のつづき。

  

8月3日に「バリバラ」を見ました

8月4日に、タイの代理出産のニュースを見ました。

実は、7月30日のニュースで、ダウン症の子どもを見ていました。

  

「あさチャン!」(TBSテレビ/CBCテレビ)です。

そのあらましを次のサイトから引用します。

TVでた蔵 あさチャン!

 

昨日、幕を閉じた都市対抗野球。その裏で社会人チームを同じく白球に想いこめた家族がいた

27日に行われた第1試合の始球式を務めた父・簗瀬剛さんと長男・光さん親子。

剛さんは1991年から7年間住友金属鹿島のピッチャーとして活躍。

しかし、夢の東京ドームのマウンドで投げる機会には恵まれなかった。

剛さんが現役5年目の秋に誕生した光さんだが、直後の染色体検査でダウン症と診断された。

野球に興味示した光さんは5歳のことには剛さんとキャッチボールができるまで上達した。

また、光さんのために剛さんが手作りのブルペンを作った。

そこで光さんは10年以上投げ込みをしている。

そんな二人のために今回、父と子を見守ってきた母親の文子さんが始球式に応募した。

そして、東京ドームのマウンドに立つことができなかった剛さんの夢を光さんが叶えた。

文子さんは「大歓声の中投げられて本当に感無量です」と答えた。

  

以上です。

20140719dd0phj000084000p_size5 http://ama-baseball.mainichi.jp/kurojishi/news/20140719dde041050031000c.html

父親は野球選手、母親は卓球選手。

きっと子どもは運動神経がいいと考えたことでしょう。

ダウン症は、運動神経にまで影響を与えていました。

充分投げられない。でも一生懸命投球練習をする光さんは、けなげでした。

始球式で投げた息子、そして捕った父親、見守っていた母親。

感動しました。

しかし、ダウン症の子どもを見て、やっぱり思ってしまう。

ダウン症の人たちの顔は、日本人であろうと外国人であろうと、

なぜ同じような顔になってしまうのだろう。

顔を見ただけで、ダウン症だとわかってしまう顔になっています。

それって、親にはつらいことではないだろうか?愛せるのか?

何か自分がエゴイストになってしまいそう。

  

つづく。  

代理出産で生まれたダウン症の子どもを引き取らない依頼主

 

今日は8月5日。

  

「バリバラ~障害者情報バラエティー~出生前検査①②」(6月6日/13日放映)を

先の日曜日に見ました。

ダウン症について考えさせらえました。

この番組について書こうかなと思っていたら、

昨日ニュースで驚きのニュースをやっていました。

すぐに録画しました。

  

日本テレビ(中京テレビ)の「キャッチ!」というニュースです。

  

Rimg4187  

タイのバンコク近郊に住むバッタラモン・チャンブアさん。

彼女があやしている男の子は、実の子どもではありません。

パッタラモンさんは、代理出産で、この赤ちゃんを産んだのです。

赤ちゃんの実の両親は、オーストラリア西部にすむ夫婦。

Rimg4188

オーストラリアのメディアによると、夫婦は斡旋業者を通じて、

日本円にして、およそ150万円の報酬で、

パッタラモンさんに代理出産を依頼しました。

Rimg4189  

パッタラモンさんは言います。

「報酬は、お金のない私にはとても大きなものでした」

 

パッタラモンさんは、この報酬をすでに育てている

2人の子どもの教育費に充てようと、

代理出産を受け入れ、男の子と女の子の双子を身ごもりました。

Rimg4190

Rimg4191   

しかし、妊娠7か月目。

突然、衝撃の事実を伝えられます。

お腹の中の子が、ダウン症だとわかったのです。

依頼主の夫婦からは、中絶をしてほしいと言われました。

Rimg4192

しかし、パッタラモンさんは、見捨てることはできないと、その要請を拒否します。

  

去年12月に双子を出産。

依頼主の夫婦は、健康な女の子だけを引き取りました。

パッタラモンさんは、男の子を、自分の子どもと一緒に育ています。

引取りを拒否された赤ちゃんが不憫でならないと、胸の内を次のように語りました。

「中絶という選択肢もありましたが、あの子を愛しています。

9か月も私のお腹にいたのですから。」

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ダウン症を理由に、わが子の引き取りを拒んだ依頼人の夫婦。

オーストラリアのアボット首相も、暗に批判しました。

Rimg4194  

「非常に悲しい話だ。代理出産ビジネスの落とし穴を浮き彫りにした。」

  

代理出産の斡旋業者が多くいるタイ。

先進国に比べて割安な上、医療設備も比較的整っているため、

外国人からの依頼が多いそうです。

Rimg4195  

今回の件と、代理出産のあり方については、タイの新聞各紙も一斉に報道。

政府当局者が、法整備に向けた議論が必要だと述べたことを伝えているそうです。 

  

  

以上がニュースの内容です。

皆さん、どう思われますか。

「バリバラ」を見る前だったら、オーストラリア人夫婦はひどいと思ったでしょう。

「バリバラ」で考えさせられた後だけに、複雑な気持ちです。

「バリバラ」で扱われていた「出生前検査」「ダウン症」「中絶」が次から次に出てきました。

考えておきたい内容です。(次の投稿につづく)

 

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