「バリバラ 出生前検査」4/21トリソミーがダウン症
今日は8月7日。
あと10本投稿したら、通算3900本投稿したことになります。
4000本は見えてきました。
退職までに1万本投稿は可能か?
今日も「バリバラ 出生前検査」のことを書きます。
6月13日放映分より。
あらためて「出生前検査」の説明がありました。
再びこの図が出ました。
トリソミーって何?
番組では説明はありませんでした。
調べました。次のサイトからの引用です。
どの細胞にも父親由来と母親由来の相同な染色体が2本(1対)ずつありますが、
これを相同染色体といいます。
相同染色体が1本余分にあるものをトリソミー、1本足りないものをモノソミーといいます。
たとえば21トリソミーというのは、21番染色体が3本あることです。
どの染色体でもトリソミーやモノソミーは起こりえますが、
多くの場合は流産し、出生に至るものは常染色体では
13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーです。
先ほどの図と「13トリソミー」「18トリソミー」は一致します。
「21トリソミー」は?・・・・・・これがダウン症でした。
体細胞の21番染色体が、1本余分に存在しているというのです。
このような図が示されました。
およそ1000人に1人の可能性。思ったより多いです。
Wikipediaを読んで、ダウン症の歴史を読んで愕然としました。
1866年眼科医ジョン・ラングドン・ハイドン・ダウンが
論文『白痴の民族学的分類に関する考察』でその存在を発表(学会発表は1862年)。
最初は「目尻が上がっていてまぶたの肉が厚い、鼻が低い、頬がまるい、あごが未発達、
体は小柄、髪の毛はウェーブではなくて直毛で薄い」という特徴を捉えて
「Mongolism(蒙古人症)」または「mongolian idiocy(蒙古痴呆症)」と称され、
発生時障害により人種的に劣ったアジア人のレベルで
発育が止まったために生じると説明されていた。
しかしダウンによるこの人種差別的な理論は、
アジア人にもダウン症がみられることからすぐに破綻をきたした。
1959年、人のジェローム・レジューン、
21番染色体がトリソミーを形成していることが発見された。
1965年にWHOによって「Down syndrome(ダウン症候群)」を
正式な名称とすることが決定された。
2012年、3月21日を国際連合が「世界ダウン症の日」に認定。
21番染色体トリソミーにちなむ。
19世紀の後半、日本が開国して、明治維新と呼ばれた時代、
ヨーロッパ人(もちろん全てではないと思います)は、
日本人を含めたアジア人を、こうとらえていたのですね。愕然としました。
”アジア人のレベルで発育が止まった”
胎内で人間は進化の歴史をたどることは聞いたことがありますが、その発想でしょうか。
そんな考えの人の名前がついた「ダウン症」
「ダウン」がネガティブな言葉に思えていましたが、さらにネガティブになりました。
3月21日が「世界ダウン症の日」
「21」番染色体が「3」本だからでしょう。
昨日、6月21日が「世界ALSデー」だと知りましたが、記念日は大事です。
忘れてはいけないことを思い出す、再認識する日です。(つづく)
今日は8月7日。
昭和20年の今日、豊川海軍工廠が激しく空襲されました。
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