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2014年8月 5日 (火)

代理出産で生まれたダウン症の子どもを引き取らない依頼主

 

今日は8月5日。

  

「バリバラ~障害者情報バラエティー~出生前検査①②」(6月6日/13日放映)を

先の日曜日に見ました。

ダウン症について考えさせらえました。

この番組について書こうかなと思っていたら、

昨日ニュースで驚きのニュースをやっていました。

すぐに録画しました。

  

日本テレビ(中京テレビ)の「キャッチ!」というニュースです。

  

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タイのバンコク近郊に住むバッタラモン・チャンブアさん。

彼女があやしている男の子は、実の子どもではありません。

パッタラモンさんは、代理出産で、この赤ちゃんを産んだのです。

赤ちゃんの実の両親は、オーストラリア西部にすむ夫婦。

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オーストラリアのメディアによると、夫婦は斡旋業者を通じて、

日本円にして、およそ150万円の報酬で、

パッタラモンさんに代理出産を依頼しました。

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パッタラモンさんは言います。

「報酬は、お金のない私にはとても大きなものでした」

 

パッタラモンさんは、この報酬をすでに育てている

2人の子どもの教育費に充てようと、

代理出産を受け入れ、男の子と女の子の双子を身ごもりました。

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しかし、妊娠7か月目。

突然、衝撃の事実を伝えられます。

お腹の中の子が、ダウン症だとわかったのです。

依頼主の夫婦からは、中絶をしてほしいと言われました。

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しかし、パッタラモンさんは、見捨てることはできないと、その要請を拒否します。

  

去年12月に双子を出産。

依頼主の夫婦は、健康な女の子だけを引き取りました。

パッタラモンさんは、男の子を、自分の子どもと一緒に育ています。

引取りを拒否された赤ちゃんが不憫でならないと、胸の内を次のように語りました。

「中絶という選択肢もありましたが、あの子を愛しています。

9か月も私のお腹にいたのですから。」

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ダウン症を理由に、わが子の引き取りを拒んだ依頼人の夫婦。

オーストラリアのアボット首相も、暗に批判しました。

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「非常に悲しい話だ。代理出産ビジネスの落とし穴を浮き彫りにした。」

  

代理出産の斡旋業者が多くいるタイ。

先進国に比べて割安な上、医療設備も比較的整っているため、

外国人からの依頼が多いそうです。

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今回の件と、代理出産のあり方については、タイの新聞各紙も一斉に報道。

政府当局者が、法整備に向けた議論が必要だと述べたことを伝えているそうです。 

  

  

以上がニュースの内容です。

皆さん、どう思われますか。

「バリバラ」を見る前だったら、オーストラリア人夫婦はひどいと思ったでしょう。

「バリバラ」で考えさせられた後だけに、複雑な気持ちです。

「バリバラ」で扱われていた「出生前検査」「ダウン症」「中絶」が次から次に出てきました。

考えておきたい内容です。(次の投稿につづく)

 

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