「虫だしの雷」が鳴るかもしれません
今日は啓蟄。
昨日発行した4年生学年だより「みんな10才(じっさい/てんさい)に書いたこと。
『 明日(3月6日)は啓蟄です。
二十四節気の一つで、冬ごもりの虫が地中からはい出るころを表します。
さあ春が来て、生き物の活動が始まるぞと前向き?になれるいい日です。
昔、暦は12月がすむと、1・2月が空白!で、暖かくなった3月スタートだったそうです。
10月を英語でOctoberと言いますが、octoは8番目を表します。
(オクトパスは8本足のタコです)
10月なのに8番目なのは、3月スタートだった証拠です。
人間も1・2月は寒さのために活動を停止していて、3月から頑張っていたわけです。
啓蟄は、ほぼスタートラインにある日。前向きになれるいい日でしょ?
残り少ない年度ですが、最後までよろしくお願いします。 』
Wikipediaで「ローマ暦」を調べると、次のように書いてありました。
1年の長さは304日で、12月30日と3月1日の間に、日付のない日が約61日間続いた。
農耕暦だったので、畑仕事のない季節に日付は必要なかったとされる。
当時のローマ人は1年の長さが約365日であることを知らなかったため、
日付のない日は厳密に61日間ではなく、
春めいてきた日に王が新年を宣言するという形をとったと考えられる。
「春めいてきた日に王が新年を宣言する」なんていいなあと思います。
それで通用する世界だったのでしょう。
今朝のニュースで新しい言葉を知りました。
虫だしの雷。
啓蟄の頃に鳴る春雷を「虫だしの雷」と言うそうです。
ここでいう「虫」とは蛇や蛙、トカゲなど。
雷の音に驚いてこれらの生き物が飛び出てきたように見えたのでしょう。
今日は前線もできていて、「虫だしの雷」が鳴るかもしれないと予報士が言っていました。
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