2025年10月12日 (日)

令和4年度に民生委員を受けてくれたT・Tさん急死

  

今日は令和7年10月12日。

  

昨晩、お通夜に出席しました。

町内会の仲間の方が急死してしまったのです。

  

Tさん。

T・Tさんとも言えます。

苗字も名前もた行です。

享年73歳の男性。

  

令和4年に、町内会長を務めていた時に、

大問題だったのは、翌年度からの民生委員を誰にやってもらうかでした。

町内会の住民に詳しい方にリストアップしてもらった人たちに、

一軒一軒伺って、民生委員になって欲しいとお願いしました。

しかし、断られ続けました。

T・Tさんのところに伺ったのは、

何人目だったでしょう。7人目くらいかな。

断られ続けているので、きっと「できない」と言われるものと

思っていました。

ところがT・Tさんが予想外のことを言ってくれました。

「いいですよ。断る理由がないからね」

耳を疑いました。

なんとありがたい言葉だったでしょう。

「まあ、上がりん」とT・Tさんは家にあげてくれました。

「会長さん、よく頑張っているね。あんなことなかなかできんよ」

当時、始めたばかりの電子回覧板「結ネット」の

活動を褒めてくれました。

私は同じ町内会に住むすごい人に初めて会ったと思いました。

  

それからのT・Tさんは、民生委員として活躍。

一人暮らしの高齢者のお宅を定期的に訪れて、

様子を見ていました。

高齢者が集まってのサロン活動に参加。

その様子を、結ネットで紹介してくれました。

麻雀大好きで、町内会の集会所で行う麻雀クラブでは、

たくさんの対戦を行い、麻雀仲間は多数。

麻雀クラブは男性ばかりでしたが、

女性の中でも麻雀をやりたいと思っている人を募集。

7人が参加する女性版麻雀クラブを発足させました。

スポーツ祭り、防災訓練など、積極的に参加。

その度に、いろいろな与太話をしました。

気さくな人でした。

  

そのT・Tさんが、心筋梗塞で救急車で病院に運ばれたのは

9月22日だったか。

集会所に現れたT・Tさんは、やけに汗が出て具合悪し。

これは異常だと判断した、集会所にいた人たちが、

救急車を呼んで病院へ。

心筋梗塞でした。

手術が行われ、血管拡張が行われて、一命は救われました。

本人は元気になり、麻雀仲間などへのメールでは、

1週間での退院を予言していました。

心筋梗塞で倒れたりする前に、病院で手術を受けたのがよかった、

またいつお会いできるか楽しみにしていました。

  

しかし、事態はそうならず。

退院は予定通りいかず、昨晩の通夜の喪主である長男さんの

挨拶では、次のように話をされました。

東京から帰郷して、見舞いに病室に行った長男さんと1時間ほど話をして、

頑張れよと励まされ長男さんは帰宅。その時は普段と変わらなかったのに、

数時間後に病院からすぐに来てくださいと連絡が入りました。

駆けつけたときには、T・Tさんは意識がなかったそうです。

10月10日の午前2時過ぎにお亡くなりになりました。

    

通夜・葬儀は家族葬ではなく、通常のものでした。

私は通夜に出席。今日は葬儀でしたが、

地域のお祭りがあって、それに役割があるので、出席できず。

せめて通夜に出ようと決めました。

町内会の人たちがたくさん参加していました。

葬儀場はその人数が想定外だったらしく、

イスがたくさん追加されました。

  

昨晩、葬儀場で思いました。

町内会の人たちに愛されていた人だったなと。

地域の人たちに慕われ、その人たちの中で亡くなるのは、

いいことだなと。

私は令和4年3月に退職し、4月から町内会長となり、

それまであまり関わりのなかった町内会の活動に突入。

1年間会長をやった後は、ICT推進員として3年目。

電子回覧板「結ネット」担当で、今も町内会に関わっています。

町内会の住民とたくさんの人と話し、顔見知りも増えました。

退職後の生活の変化は大きいです。

そんな中でのT・Tさんの急死。

とてもお世話になったので、当然のように通夜に参加。

そこで顔見知りのたくさんの町内会の人たちと、

T・Tさんの死を悲しみ、偲びました。

もし、町内会長になっていなかったら、T・Tさんの急死は

他人事だったと思うのです。

  

通夜や葬儀で、町内会や地域の人たちが駆けつける関係。

もしそのようになるということは、住んでいた場所が、

その人にとって、居心地がよかった証拠。

お互いにお世話をしたりされたりの良好な状態だったはずです。

私もそんな関係性を町内会の人たちをできたらと思いました。

  

長男さんは、東京の大学に行って以来、別の場所に住むようになり、

話をする機会が減ったそうです。

でもたまに帰郷したときには、父親と話をしていたそうです。

父親は、毎回、今の自分の様子を話していたそうです。

最近では民生委員として頑張っていることを話していたそうです。

私のお願いを受けてくれた民生委員の仕事。

長男さんにお話をするほどいい話のネタになっていたことが、

とっても嬉しかったです。

縁あってお知り合いになったT・Tさん。

ありがとうございました。

  

電子回覧板「結ネット」に掲載された写真には、

T・Tさんがたくさん写っています。

いろいろな活動をされましたから、当然です。

南山町内会の歴史に残っていますよ。

  

教室で飼育しているヤゴの数が30匹になりました

    

今日は令和7年10月12日。

  

私の通級教室にある水槽には、ギンヤンマのヤゴがついに

30匹ほどになっています。

勤務校の校舎前にある池で、飼育しているメダカの数が激減。

その原因が、多く発生しているヤゴだと考えて、

用務員さんに頼まれて、ヤゴを捕まえに行きました。

そのヤゴを、昨年と同じように飼ってみようと思いました。

最初は1匹。それが4匹になりました。

用務員さんがさらに池で捕まえて持ってきてくれて、

20匹さらには30匹になっています。

さすがに最初の水槽は小さくなり、大きめの水槽に変えましたが、

共食いの可能性のあるヤゴを、こんなに多頭飼育するのは、

邪道だとは重々承知ですが、しょうがないのです。

  

餌が困ります。ヤゴは生き餌でないと食べません。

昨年と同様にミミズをやろうと考えて、

子どもたちとミミズさがし。

自然豊かな勤務校ですが、なかなかミミズが見つからず、

やっと捕まえた3匹を水槽に入れました。

しかし、ミミズは、水槽の下に敷かれた砂利の中に潜ってしまい、

いっこうに出てこず。

そこで川でガサガサをやって小エビを捕まえて、

餌として水槽に入れています。

  

そんな水槽内のヤゴのことを伝える動画を3本紹介します。

1本目。


YouTube: 2025年10月3日 ヤゴがエビに迫る

  

ヤゴは小エビにすごく近づきます。

小エビは正面から迫ってくるヤゴに対して

なかなか逃げません。

やられる!と思いましたが、小エビは逃げます。

ヤゴの狩りの成功率は、漠然と高いものだと思っていました。

実際にヤゴの狩りを見て、その成功率は思ったよりも

低いと思いました。

ヤゴにとって生き残るのは大変だと感じました。

  

2本目。


YouTube: 2025年10月3日 ヤゴの狩り 最後は捕獲成功


餌の小エビを入れるまでの数日間、ヤゴはほぼ動きがなかったです。

しかし、小エビを入れることで、動きが出てきました。

ヤゴは小エビが目に入ると、サッとそちらの方向を向くのです。

それがドキドキするほど面白い。

あんなに動かなかったヤゴが、小エビで反応する。

これぞヤゴの本能!と思ったからでしょう。

ロックオンは素晴らしい。

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でも狩りの成功率は低い。

動画の中では、同居しているハリガネムシが

ヤゴの邪魔をしているシーンをありました。

 

最後に小エビを捕獲して食べているシーンがあります。

たまには狩りも成功します。

ただ、飛びかかって捕えるシーンの撮影は、

今もできていません。

  

3本目


YouTube: 2025年10月8日 羽化が近いギンヤンマのヤゴ

  

10月8日にヤゴが急増しました。

4匹だったのが、20匹になりました。

用務員さんが池から採ってきて、

通級教室で飼ってほしいと届けてくれました。

その中には、大きなヤゴが数匹いました。

背中には羽根が見られます。

一番大きなヤゴを撮影した動画です。

  

どうやら、今年度は、最もヤゴに関わる年になりそうです。
  

  

2025年10月10日 (金)

安物買いの銭失い/純正マジックキーボードを使い始める

    

今日は令和7年10月10日。

  

昨日、ちょっと贅沢なものが届きました。

Apple純正のiPadのマジックキーボードです。

高価なので、他社のマジックキーボードを買いました。

純正よりも3万円安いです。

それで問題なくiPadが使えるのなら、

絶対こちらの方がいいと選択して、購入しました。

YouTuberのチャンネルでの評価も参考にしました。

使い始めは、今年の4月26日でした。

それから半年近く使ってきましたが、

だんだん調子が悪くなってきました。

iPad自体の電源がしばらく入らない状態になったこともありました。

iPad自体が不調なのか、キーボードの影響を受けているのか、

なかなか判定が難しかったです。

とにかく仕事がはかどらなくなり、

ストレスが溜まるようになってきました。

これじゃあいかん!と思って、純正を注文しました。

  

純正のマジックキーボードが届いたのは昨日。

待ってました。

すぐにiPadと接続。

前に使っていた純正のマジックキーボードは黒色でした。

今回は純白。これもいい。

使い始めてすぐにわかりました。

圧倒的に、今までの他社のマジックキーボードより、

純正は使いやすい。

どんどん文章が作成できます。

なんてこった!さすが純正です。予想以上。

  

こういうのを「安物買いの銭失い」と言うのかな。

安物を買うと、性能が悪く、メンテナンスでお金がかかることを

意味するようなので、ちょっと違うかもしれません。

でも、気持ちはやっぱり「安物買いの銭失い」ですね。

  

「安物買いの銭失い」はWikipediaによると、

16世紀にはあった言葉だそうです。

江戸時代の「いろはかるた」の「や」には、

この言葉が使われています。

メルカリ いろはかるた

ここから写真転載。

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ブログの記事が増えないのは、このマジックキーボードの不調も

1つの原因だと思います。

これからは記事が増える予感がします。

とにかく、いろいろな不具合があった他社のマジックキーボード。

純正マジックキーボードは、安心してキーを打っていけます。

幸せです。

  

2025年10月 7日 (火)

今週に入って2日連続のクリ拾い/ヤマグリのこと

今日は令和7年10月7日。

  

毎日いろいろありますが、なかなか記事にできません。

もったいない、もったいない。

 

月曜日の朝も、今朝(火曜日)も出勤したらすぐに栗拾い。

最近の日課になっています。

サルに取られる前に拾っちゃおうとしています。

今にサルの逆襲にあうかも。

昨日落ちていたクリの様子。

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落ちたばかりと思われるクリ。

ツヤツヤしていて美しいです。

朝日の効果もあるとおもいます。


昨日の収穫。

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20分間でこれだけ拾いました。

強欲でしょ。

子どもたちにも協力してもらい、

イガからクリの実を出してもらいましたが、

数が多いので、多くは授業後に私がやりました。

まだまだ木にはたくさんの実ができていました。

  

今朝は用務員のお兄さんと一緒にクリ拾い。

私は昨日たくさん拾ったので、3つだけ授業用にいただいて、

用務員のお兄さんのお手伝い。

今朝の収穫はこんな様子。

(正確に言うと、これに私の取り分の3こを加えたのが、

今朝の全収穫)

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昨日、私は強欲に拾ったので、ほぼ0状態のはず。

つまり1日でこれだけ落ちたことになります。

木になっているクリの様子を見ると、

今週はこのペースで落ちてきそうです。

  

以前にも書きましたが、今回拾ってみて、

勤務校には2種類のクリの木があることに

気がつきました。

通常サイズの実ができるクリの木と、

小さな実ができるクリの木です。

(今朝は落ちていませんでした。昨日で終了のようです)

山登りしていると、このちいさな実をよく見ます。

同行者から「ヤマグリ」と昔教えてもらっていました。

このヤマグリこそ原種であって、

通常サイズの実のクリは、ヤマグリの進化系と言えます。

  

ヤマグリの詳細をこの機会にしらべたくなりました。

このサイトが良かったです。

石黒の昔の暮らし クリ

ここにかいてあることは、ヤマグリのことでした。

知識も体験も散りばめられたいい文章でした。

一部引用します。

  

石黒では野生のクリは、「ヤマグリ」あるいは「シバグリ」と呼んだ。

家で栽培しているクリは大実のクリが多く「オオセグリ」と呼んだ。

  

ヤマグリの別名はシバグリ(柴栗)

「柴」には「山野に自生する小さい木々」の意味があるので、

ヤマグリがどんなところにあるのか想像できます。

「オオセグリ」については、どうやら石黒地区での言葉であり、

方言と言えそうです。

石黒地区は、新潟県柏崎市高崎町にある7集落。

その集落でこんな充実したサイトを作るなんて、

素晴らしい。

   

ヤマグリは実が小さかったが味は栽培栗に勝った。しかし、シバグリは

子どもが拾うだけで大人は採取するということはほとんどなかった。

 筆者の生家の屋敷つづきのブナ林にも数本のヤマグリがあった。秋に

なると静かな林の中から栗の落ちる音がしきりに聞こえたものである。

これらの殆どはリスや野鼠のエサとなったものであろう。

  

ヤマグリの味はいいんだ。今年はだいぶ拾ったので、

味わってみたいです。

そしてクリが落ちる音。聞いてみたいですね。

私はすぐに動画で探します。


YouTube: 超特選恵那栗〜落実の音〜

この音を生で聞いてみたいです。

クリはクルミと共に今からおよそ1万7000年前の縄文時代から人の

大切な食料として重要な役割を果たした樹木である。青森県の三内丸山

遺跡では直径1mのクリの柱が6本見つかっていることからも、クリの

木が優良な食糧資源として大切に管理、栽培されていたことが分かる。

   

縄文時代は、重要な食糧だったクリ。

今ではあまり食べられていない現実。

豊かになったんだよね、世の中。

    

今晩はここまで。

  

2025年10月 3日 (金)

動画で見る/サルとクマのクリの実の食べ方

    

今日は令和7年10月3日。

  

前記事に引き続き、クリの話。

  

子どもたちに、イガに包まれたクリの実を、

取り出すことに挑戦しています。

よくある、両足で踏む方法も教えました。

でもそのやり方も簡単ではなく、

クリが動いてしまって、うまくイガの上に足を置けない子も

いました。

踏んでいる時に、クリがゴロッと転がって、

イガの棘がくるぶしに刺さって、「痛い!痛い!」と

叫んでいる子もいました。

スプーンや大きめのピンセットを使って、

悪戦苦闘して取り出している子もいました。

「サルはできるんだよね。クリを出して食べてるからね」

と横から冷やかすと、「うるさい」と起こりながらも、

クリの実出しに精を出していました。

  

ちなみにサルはどのようにして、クリの実を食べているのか。

これも映像であるといいなと思い、

YouTubeで検索しました。

ありがたいことに何本かありました。

中にはクマが食べるシーンもありました。

基本、前足(腕)でこじ開けて食べています。

足で踏んづけるのは人間だけでしょうね。

    

サルの食べっぷりを見ると、ムシャムシャといった感じ。

生きるために食べているように感じました。

1本目の動画。


YouTube: クリを食べる2014 9 15

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この動画では、サルは両手でイガを開き、口を突っ込んで食べています。

親ザルの後に小猿がやってきて、おこぼれを食べていました。

小猿がとても可愛い。

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2本目の動画。


YouTube: クリ食い

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この動画では、イガを開いて手を突っ込んでクリの実を取り出すサルと

イガを開いて口を突っ込むサルの両方が見られます。

  

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小猿はこちらでも可愛い。

  

  

3本目の動画。今度はクマ。


YouTube: ツキノワグマ「ゲンキ」イガ栗に挑戦!

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クマは前足でイガを開き、口を突っ込んで食べています。

  

動画で気がついたのは、サルはイガが緑のうちに食べています。

口を突っ込んで食べています。

きっとイガが緑のうちは、クリの実は、皮を剥かずに

そのまま食べられると予測します。

サルがクリの皮を剥いている映像を見たことがあります。

イガが茶色の場合は、きっと手で取り出して、

皮を剥いて食べるという手順を踏むのではと予想します。

 

クマは皮をもろともしませんから、茶色のイガであっても、

口を突っ込んで、皮ごと食べていると考えます。

  

勤務校の森で、サルを見たという目撃談があります。

できたらサルと遭遇しないで、クリ拾いをしたいなと思います。

サルに取られる前にクリを収穫したい/実が3個の理由

今日は令和7年10月3日。

   

勤務校の森には、クリの木もあります。

そのクリが収穫期を迎えています。

今週になってクリを拾いました。

9月29日(月)は3つ拾いました。

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きれいなクリだなあと思いました。

サルがやって来て、食べていってしまうと、

今までの様子を聞いているので、サルに取られる前に、

できるだけ収穫することを目指します。

  

10月1日(水)にもクリを拾ってきました。

写真です。

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写真右下のケースに入っているのが、29日に拾ったクリの実です。

イガから取り出しました。

それ以外が、10月1日の収穫です。

その朝、気がつきました。

勤務校の森にあるクリの木は、通常サイズの実ができるクリの木と、

小さめのクリの実ができるヤマグリの木があることを。

それはそれで楽しい。

  

ここで疑問を一つ。

先月29日に収穫したクリを見てみると、

イガの中にクリの実が3つ入っていました。

2つは立派なクリの実。そしてもう一つ、おまけのように、

薄っぺらいクリの実があるのです。

この薄っぺらいクリの実には、意味があるのかなあ。

  

温泉ドラえもんのブログ 栗は、イガの中に3個あるのは、なぜ?

このサイトが役に立ちました。

ありがたいです。

このサイトで、クリの雌花を分解しています。

写真3枚と一部文章を転載します

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左側が雌花。今年も見ています。

  

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分解すると、1個の花のようですが、花は3つに分かれます。

そしてその花の元に子房があり、その部分がクリの実になります。

したがって、花粉が全てついて、うまく受精ができたなら、

3個のクリができるのです。

そのため、イガの中に3個の栗ができます。

クリは、虫媒花なので、うまく受粉ができないと、イガの中に1個や

2個だけのもあります。

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ちなみに、栗の先端の突起物は、雌花の柱頭の名残です。

焼き栗は、これが燃えてしまうので見ることができませんねえ。

  

つまり今回の場合は、2つは受精してクリの実ができましたが、

3つ目はうまく受精できなかったために、薄っぺらのクリの

実もどきになったと言えます。

  

勤務校の森で、今のところ、3つクリの実が入ったものは、

発見できていません。

今朝は拾えるかな。

クリの雌花の分解は面白そうです。

来年の春はやってみたいですね。

  

クリの話は次も続きます。

2025年9月30日 (火)

葛切りの原料は、堀り子さんの職人技でやっと手に入るものでした

今日は令和7年9月30日。

  

前記事の続き。

葛切りの原料は、道端に繁茂するクズの根っこ?

この疑問について調べました。

その解答はこのサイトにありました。

吉野本葛 天極堂 葛粉ができるまで

引用します。長いですが、私の疑問をスッキリ解決してくれています。

結論は、道端に繁茂するクズの根っこは、

葛切り(その原料の葛粉)の原料にはならないです。

  

お菓子や料理に材料として使う葛粉ですが、葛粉の原料は葛という大

豆の仲間・マメ科のつる草です。

夏の間に光合成をし、秋から冬にかけて地上部が枯れ落ちる頃に養分

がでんぷんとして根に蓄えられます。

根っこはいつでも土の中にありますが、葛粉を作るためには冬に掘り

に行かなければなりません。

また、葛はどこにでも生える植物ですが、地上部を刈り取られては光

合成ができませんので、定期的に草刈りされる空き地や川の土手の葛

ではでんぷんが蓄えられません。

それに、地面に生え広がる葛は節々から根を出してしまうので、養分

が分散されてしまい根が肥大化しません。

このような理由から、葛粉を作るためには数年放置された(手入れさ

れていない)雑木林で高い木々に巻き付いて上へ上へ伸び、

大きな樹幹を作っている葛を選ばなければなりません。

なので掘り子さんは冬になると山に入り、葛の根を掘り出すのです。

   

ね、書いてあるでしょう。 

この引用文の中の「堀り子」がキーワードです。

この人たちの職人技で、クズの根っこは手に入るのです。

  

その様子をよく伝えるサイトを発見しました。

廣久葛本舗 堀り子プライド

これはわかりやすい。

説明文もなかなかいいし、添えられた写真もいい。

興味のある人は、このサイトを見てください。

読みがいのあるサイトです。

  

ここでは部分的に引用します。

まずこの写真。

Img_3886

道端で見るクズの蔓なんて、太くて指ほどでしょうか。

でもこの写真を見てください。

人の腕ほどの太さ、いや、もっと太いか。

三輪のクズは、樹木に巻きつき、蔓は切断されることなく、

年々少しずつ太くなります。

30年以上、さらには50年以上になると、

蔓は写真のような太さとなり、それだけの年月によって

デンプンは蓄積し、巨大な根っこになるそうです。

  

今まで登山中に、木に絡みつく太い蔓は何度も見ています。

その中には、クズの蔓もあったのだろうな。

その時には蔓の種類を意識していなかったけど。

  

文章を引用します。

 

山道を数十分ほど上っただろうか、掘り子さんが立ち止まり前方を

指差す。寒根のツルを見つけたのだが、見るとそれは大人の腕回り

ほどの太さがあり曲がりくねった樹木にしか見えない。我々は、民

芸用品の籠などを作るせいぜい親指ほどの太さのツルを想像してい

たため、木と見間違うほどの太さに度肝を抜かれた。平地で見かけ

る葛は地面をはうように育ち、葉があたり一面を覆いつくしている

のが特徴だが、森の中ではツルが木に巻きついて育つため平地とは、

比べ物にならないくらいに成長するという。そして山の養分をたっ

ぷり吸収するため根も肥大化するというのだ。

ツルの太さから推定すると約30年前後の寒根だという。この下に

どれほどの“お宝”が眠っているのだろうか、期待が高まる。だが、

掘り子さんの話では、ツルの大きさがそのまま寒根の大きさに比例

するとは限らないという。長い間掘り子をやっていてもこればかり

は掘ってみないことにはわからないのだそうだ。また、地上に出た

ツルは立派でも、イノシシが寒根の頭の部分をかじったため根が腐

ってしまったものもあるという。イノシシも葛の薬効を知っている

のだと掘り子さんは言う。

  

寒根について。

クズの根っこを堀り子さんが掘るのは、冬。

葉っぱが作ったデンプンが、根っこに全て下りてきて蓄積するのは、

冬の根っこ。

だから冬に根っこを掘るのです。

その根っこを「寒根(かんね)」と呼ぶのでしょう。

   

掘り出された根っこは、堀り子さんが担いで山を下ります。

その時の写真。

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人が入らないような山林で、年数を重ねたクズの蔓を見つけて

立派な根っこを掘り当てるのは、職人技と言えそうです。

私が初めに掲げた、

「葛切りの原料は、道端に繁茂するクズの根っこ?」という

疑問は、気持ちよくうち砕かれました。

この疑問のおかげで、堀り子さんの仕事を知りました。

  

  

 

2025年9月28日 (日)

葛切りの原料は、道端に繁茂するクズの根っこ?

     

今日は令和7年9月28日。

夏になると湧いてくる疑問があります。

道端に繁茂するクズ(葛)。

あのクズと料理の葛切りとが繋がらないのです。

  

8月23日の撮影。

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豊川市の鴨屋さんでいただいた葛切りです。

  

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この3枚の写真は9月9日の撮影。

通勤路の傍に小さな上り坂があって、その坂をいつか登ってみたいと

思っていたことを、実行しました。

そこには橋があり、小さな川が流れていました。

ただ橋までの道の両側、橋の欄干にもクズが溢れていました。

クズはすごいです。

  

秋になりました。

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これでさすがのクズも、繁茂する勢いがなくなり、

枯れていくのでしょうか。

  

ここで思ったのは、料理で出された葛切りは、

このような道端のクズの根っこが原料になるのでしょうか。

もしそうだったとしたら、大量にあるじゃないですか。

原料に困ることはないですよね。

  

道端のクズの根っこが原料→葛切りが作られる。

これが本当かどうか確かめたい。

  

調べました。

でも今晩は記事にしません。また明日。

もう寝ます。

2025年9月26日 (金)

勤務校の人工池でヤゴ採取/水草の水上葉に魅了されました

    

今日は令和7年9月26日。

  

9月24日に、用務員のお姉さんから依頼がありました。

人工池でメダカを飼っているが、そこにヤゴがいて、

メダカをじっと狙っているので、ヤゴを捕まえてほしい、

という依頼。

  

人工池に行って、さっそくヤゴを探しました。

4匹ほど見つけましたが、3匹取り逃し、

やっと1匹が捕まりました。

ただそのヤゴの緑色がとてもいい。

前任校でのヤゴより大きく、スタイルもいい。

格好がいいヤゴでした。

その時に撮った写真。

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おそらくギンヤンマのヤゴ。

教室に持ってきたけど、羽化してくれるといいな。

今日は食べてくれるかなと思って入れたハサミムシを

モリモリ食べてくれました。

  

今日は子どもたちがヤゴとりに挑戦。

用務員のお姉さんも。

私が逃したヤゴかどうかは不明ですが、

3匹が教室の水槽に加わりました。

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この土日の間に羽化して、月曜日には教室内を飛んでいてほしい。

4匹いるんだから1匹くらい、頑張ってよ。

  

  

この人工池には、水草があるのですが、

9月24日にいいなと思った水草がありました。

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わかりにくい写真かと思いますが、

他の水草とは違うんです。

用務員のお姉さんがいうには、子どもが持ってきて入れたとのこと。

確かに水草ですが、水面に出たところで、

美しい模様を作るんです。

  

上の写真の2ヶ所、水面に出たところの造形を、

接眼レンズで撮影しました。

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特に最後の写真は好きですね。

  

でもこの水草は厄介者でした。

農林水産省 水路やため池の通水障害を起こす外来生物の見分け方_オオフサモ

この水草は「オオフサモ」の可能性高し。

  

一部サイトから引用。

1920年頃にドイツ人が持参し、兵庫県の池で野生化。

国立環境研究所の情報によると、ほぼ全国に分布しており、未確認

なのは青森、岩手、秋田、福島の4県のみ(2023年2月時点)。

水路、ため池、休耕田などの水深が浅いところに生育。閉鎖的なク

リークのような場所で局所的に発生することが多い。

耐寒性があり、主に根茎で越冬するが、温暖な地域では水上部も完

全に枯れることなく越冬する。

  

愛知県 特定外来生物 オオフサモ

このサイトも詳しい。地元愛知県も困っていることがわかります。

一部引用。

   

根茎は水中を横に伸び、水上では水上葉が茂りマット状の群落を形

成する。

河川で繁茂するオオフサモ

栄養繁殖が旺盛で、主に地下茎からのクローン成長によって増殖す

る。また、茎や根茎の断片からも容易に再生する。

断片が水流によって運ばれ、流れ着いた先で増殖する。このため、

大雨時の増水や水流によって広範囲に拡散する可能性がある。

耐寒性があり、おもに根茎で越冬するが、九州では地上部も完全に

枯れないままで越冬する。

  

生命力の強い水草です。

池とかで大量発生すると、写真のようになります。

写真転載。

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私が写真に撮ったのは、水上葉と言います。

その美しさに心奪われましたが、厄介な水草なのを知りました。

2025年9月25日 (木)

スーパー「アツミ」/好奇心をくすぐる商品2つ

今日は令和7年9月25日。

  

近所にあるスーパー「アツミ」には時々行きます。

他のスーパーに比べて、品数は少ないのですが、

他のスーパーでは売っていないような異色の商品があり、

時々行って、何か面白いものはないかなと探すのが

ちょうどいいスーパーです。

最近買った2つの商品を紹介します。

 

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9月7日撮影。  

びっくり。関谷醸造のお酒「空(くう)」の酒粕を使ったアイス。

食べたら、酒粕の香りが思った以上にありました。

300円。

最近酒粕の香りを味わっていなかったので、ちょっとドキドキして

「わ〜しっかり酒粕だ」と騒ぎながら食べました。

製造者は地元豊川市。

NPO法人「メンタルネットとよかわ」

どんな団体か?

メンタルネットとよかわHP

このサイトに次のように書いてありました。

  

当法人は年代、性別を問わず心の病にかかり、生活していく中で障がい

を抱えることになった人たちを支援するネットワークをつくることを目

的にしています。

各事務所では同じ悩みを持つ仲間と交流し、レクリエーションなどを通

して心身の健康を取り戻し、 利用者それぞれが思い描く社会参加・復帰

を応援します。

  

この団体がジェラート店を経営し、製造・販売を行っています。

「空」のアイスもそこで作られたと思います。

  

先日行ったら、アツミに「空」のアイスはなかったです。

もう一度食べたいと思ったのですが。

上記サイトを見ると、現在人手不足でジェラート店は

お休みしているとのこと。

納得。仕方ないです。

  

   

次は9月25日にアツミで買った弁当。

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「衣笠丼」

京都の人にはお馴染みでしょうが、

私はおそらく初見。

それまで迷っていたけど、この弁当を見たら

知的好奇心が湧いてきて、即決しました。

「俺、これにする!」

  

食べてみて、特徴は油揚げ。

カツ丼ならトンカツのところが油揚げ。

これが新鮮でした。

その油揚げに、他の具材が絡まり、

油揚げ中心のいい味でした。

主役は油揚げの丼だと思いました。

  

さて調査。

まずはこのサイト。

本家尾張屋 衣笠丼

ここから引用。本家尾張屋は京都市中京区のお店です。

 

京都の北区と右京区の間にある小さな山。平安時代、宇多天皇が真

夏に「雪を被った山が見たい」とご所望になり、白い布を集め山を

覆い雪に見立てたことから、衣笠山と呼ばれるようになりました。

お揚げとネギにふんわり卵がのせられた様子が、青々とした木々の

上に白絹のかかった衣笠山を思わせる、京都発祥の丼です。  

  

この謂れを読むと、主役は雪の役の卵かなとも思います。

サイトの衣笠丼の写真を転載。

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やはり見かけは卵が目立ちます。

でもボリュームを作っているのは油揚げのようです。

  

衣笠山の位置は、調べたらよく知った場所でした。

Googleマップから転載。

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金閣寺〜龍安寺の間にある山でした。

登山もできるようです

いいじゃないですか。

故事から「きぬかけ山」と呼ばれていたのが、

転じて「衣笠山」となった可能性もあるようです。

ちなみに、赤い矢印マークは、花園大学。

年に2回のキミヤーズ塾は、この大学の施設で行われることが

多いです。次のキミヤーズ塾は、

この山に登ってから参加でもいいですね。

塾が始まるのが午前10時なので、

頑張れば可能。

  

macaroni 材料3つの簡単レシピ!京都のご当地極上めし「衣笠丼」とは?

ここでも衣笠丼の蘊蓄がありました。

引用します。

  

京都の方ならご存じであろう「衣笠丼(きぬがさどん)」。人気テレビ

番組『秘密のケンミンショー』で、京都のご当地グルメとして取り上げ

られ話題を集めました。今回は、材料3つでできる衣笠丼の簡単レシピ

や、衣笠丼を食べられるお店などをご紹介します!

(中略)

この衣笠丼、京都では小学校の給食や京都府庁で職員たちが利用する食

堂のメニューにも出されるほど府民に愛されているんですよ。

(中略)

衣笠丼は京都名物を使ったどんぶりとして有名ですが、同じ関西でも大

阪ではこの材料を使ったどんぶりのことを「きつね丼」と呼ぶそうです。

きつね丼は正式には、油揚げとねぎは使いますが、当初卵でとじないも

のだけをそう呼んでいましたが、今は卵でとじたもの、そうでないもの

も総じてきつね丼と呼んでいます。衣笠丼は他にも類似したどんぶりは

ありますが、京都地方ならではの呼び名といえるでしょう。

「衣笠丼」という名前は京都独自のもの。

「衣笠丼」に欠かせないのは、油揚げ、ネギ(九条ネギ)、卵の3つ。

最後の疑問はなぜ油揚げか?

   

KyoutoLove,Kyouto. 真夏に雪を降らせた天皇、それを丼の名前にした都人 〜「衣笠丼」に隠された物語〜

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このサイトでは、宇多天皇の暴挙?の背景にあったものを

推理しています。歴史の勉強になります。

でも油揚げの理由はなかったです。

 

また情報を得たら、油揚げのことを書きます。 
 

  

  

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