2020年8月23日 (日)

「愛着障害とは何か」② 「世の中には信用していい大人がたくさんいるんだ」

  

今日は令和2年8月23日。

  

前記事に引き続き、

「愛着障害とは何か 親と子のこころのつながりから考える」

(宮本信也著/神奈川LD協会)より。

  

前記事で「愛着」の定義について書きました。

  

次のものは「愛着」ではないそうです。

  

 親密な対人関係以外では愛着という言葉は使いません。ときには、

子どもと保護者以外の大人、大人と大人との関係性において愛着が

述べられることがありますが、そこには多少の無理が生じます。た

とえば虐待を受けた子どもが施設に行って、施設の職員が愛着の対

象になり得るかというと、それには無理があります。

 子どもたちを支援する側の大人が、愛着の対象になるというよう

な誤解をしてはいけません。支援する側の大人と子どもの関係性は、

どこかで切れることになります。ですから、逆にある種の距離感を

持つことがとても大事なのです。

 学校の先生方がこの問題に巻き込まれるケースはとても多いよう

です。虐待を受けていても、そのまま家庭にいて学校に通っている

子がほとんどです。たとえば性的虐待を受けた子どもから、養護教

諭や担任の先生がそのことを打ち明けられると、先生たちの気持ち

は揺さぶられます。何とかしてあげなくてはという思いに駆られま

す。でも、最後は対処しきれなくなって、結果的にその子から距離

を置くことになってしまい、その子は二度目の心のトラウマを受け

ます。先生方には、そのことに気をつけていただきたいと思います。

親子関係のような親密な関係性以外で愛着という概念を用いること

は、必ずしも適切ではないのです。

(23~24p)

  

教師として何とかしてあげなくてはと思うと思います。

でもいずれは関係が切れるときがあり、

それがトラウマになってしまうという内容。

教師はどうすればいいのか?

どうやって距離をとるの?

そんな疑問を持ちました。

その回答が、もう少し後ろのページに書いてありました。

  

 

 負の連鎖を断ち切るための経験としてあげられるのが、虐待を受

けた人が成長の課程のどこかで、信じられる大人と出会っているか

ということです。これはとても重要なことです。

 親以外の大人は愛着対象にはならないし、愛着形成の代わりも務

められませんが「大人ってみんな悪い人ばかりではない、信頼でき

る大人もいるんだ」と思えるような人と出会い、人間が信じられる

ようになることで、虐待経験者は負の連鎖から抜け出せることが多

いといえるでしょう。

 学校現場でも、先生自身が虐待を受けている子どもの愛着対象に

なる必要はありませんし、元々それは無理なことなのですが「世の

中には信用していい大人がたくさんいるんだ」と、子どもに実感さ

せてあげることができるはずですし、それが教師の役割であるとも

いえます。ぜひ、そういう存在になれるように力を注いでもらいた

いのです。

 同年代の友人ではその役割を果たせません。なぜなら、大人から

ひどい目にずっとあわされてきたわけですから、そのような大人ば

かりではないということを証明できるのは大人しかないのです。被

虐待児と出会ったときの教育現場における教師の役割として、この

ような存在の大人となることがとても重要です。

(34~35p)

  

 

わかりやすい。

子どもには誠意をもって接することを続けます。

それが教師にできること。

2020年8月22日 (土)

「愛着障害とは何か」① 「愛着」とは何か

   

今日は令和2年8月22日。

  

この本は途中で読むのをやめました。

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「在野研究ビギナーズ」(荒木優太編著/明石書店)

  

115pまでは読みましたが、半分までいかない段階で、

「この本よりも、次の本を読んだほうがいい」と思って、

ページを閉じました。

その「次の本」がこれ。☟

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「愛着障害とは何か 親と子のこころのつながりから考える」

(宮本信也著/神奈川LD協会)

   

 

この本からの引用です。

  

 虐待は、以前から教育界でも問題とされてきましたが、子どもた

ちの心に大きく影響を与えるネグレクト(育児放棄)について特に

注目されています。日本ではネグレクトの状態にある子どもたちが

少なくありません。ネグレクトは、愛着形成を阻害する最も大きな

問題になっており、小児期における心的外傷、トラウマの体験を最

近では「小児期の逆境的体験(ACE:Adverse Childhood Expe

riennces)と呼んでいます。これらは必ずしも親子関係、家庭だけ

でなく、教育現場やスポーツの指導の場における先生やコーチから

受ける罵倒やハラスメントなど、さまざまな場面でも発生していま

す。

 「小児期の逆境的体験」は、子どもたちの成長過程にさまざまな

影響を与え、心理行動面だけでなく、たとえば、大人になってがん

になる比率が高くなるほど、身体面への影響さえも報告されていま

す。

(4p)

   

「小児期の逆境的体験」の例として、先生の罵倒やハラスメントが

挙げられていてドキッとしました。

そして、大人になってがんになりやすいということにも

驚きです。

生命さえ左右することなのです。

目の前にいる中学生も、まだまだ子どもなのだと認識したい。

  

  

 

  発達心理の専門家の中には愛着、アタッチメントを情緒のことだ

けで扱うことに異論を唱える方もいますが、愛着は基本的にはヒト

においては、子どもにとって自分の安心感・安全感のよりどころ、

と考えるのがいちばん分かりやすいでしょう。裏返せば自分の不安・

恐怖・不快感を軽くしてくれるもの、ということになります。

 愛着は子どもが恐怖や不安、不快感を持ったときにそれを和らげ

てくれる関係性です。そして、これはそのまま大人になるまでつな

がっていきます。成人しても不安・恐怖・不快感を感じたときに、

自分が愛着を形成している人がそばにいてくれると、特にその人が

自分の抱えている不安に直接に介入していなくても、なんとなく安

心感が得られます。家庭に帰ると、なんとなくほっとする、落ち着

く、というのもこの感覚です。

 愛着とは不安・恐怖・不快感を軽減する人との関係性、あるいは

安全・安心感が感じられる人との関係性なのです。

(13~14p)

  

モノに対する「愛着」は、「気に入っている」「なじんでいる」

意味であり、別の意味だと書いています。

愛着障害について知りたいと思った本ですが、

まずは「愛着」の意味について納得しました。

 

2020年8月19日 (水)

ふらりと寄ったコンビニに「秋味」

  

今日は令和2年8月19日。

  

昨日4週間ごとに通う病院に行きました。

病院に通う4週間はすぐに来てしまいます。

仕事だと、まだ水曜日かあと思いますが。

  

病院の帰りに「8月18日は秋味の発売日」であることは、

覚えていました。

病院の帰り道、最初のコンビニに寄りました。

発売日といえども、ふらりと寄ったコンビニに

ちゃんと「秋味」は置いてあるのか半信半疑でした。

  

なければ、次のコンビニに行けばいいかくらいの気持ちで

店内に入りました。

冷蔵庫に近づく途中で、早くも「秋味」が視野に入りました。

売ってましたよ。

素晴らしいなあ、この流通力!

発売日を決めたとしたら、その日に全国の酒販売店では、

きっと「秋味」は店頭に並んでいたでしょう。

  

しまったなあ。

昨日の病院の帰り道沿いにある、

全ての酒販売店に寄ってくればよかったです。

きっと350ml缶1本ずつ買うことになったと思うけど、

実際にどこでも売っているのか、確かめてくればよかったです。

  

  

今晩は、昨晩買った「秋味」を充分に冷蔵庫で冷やしておき、

夕飯で飲みました。

30年目の「秋味」。

くちびるが緊張して少し震えました。

そして喉に注ぎ込みました。

ああ、期待通りの味です。

贅沢な味ですよ。

秋味」だったら、唯一利き酒ができるかもしれません。

  

  

例年なら、「秋味」が発売されると、

夏休みが終わっちゃうなと感じます。

今年は、先に夏休みが終わってしまいました。

  

ここにも、今年の特別がありました。

  

2020年8月17日 (月)

「6分の読書でストレス7割減!」・・・確かにそう思います

  

今日は令和2年8月17日。

  

異常な暑さのために、午後部活が中止。

今年は前代未聞のことが起こります。

 

お陰で、余裕をもって病院に行くことができました。

待合室に入ると、思ったより患者多し。

でも読書の時間が増えると思うと苦にならず。

  

だいぶ患者が入れ替わり、そろそろ自分の順番だと思って、

本をカバンにしまって待ちました。

ところが、さらに他の3人の患者が呼ばれました。

呼ばれてみて、確かにあの人はいた、

うんあの人も先にいた。そうだこの人もいた。

観察不足でした。

3人分、読書ができなかったことが残念でした。

  

  

  

「6分の読書でストレス7割減!」という記事を

偶然見ました。4年前の記事です。

STUDY HACKER 6分の読書でストレス7割減!

  

そこに書いてあった記事に納得。

一部引用します

  

イギリス、サセックス大学の研究チームが、

どのような活動がストレスの軽減に役立つのかについて

調べる実験を行いました。活動の種類別に、心拍数の低下や

筋肉の緊張緩和の程度を調べ、

ストレスの軽減度合いを計測したのです。

その結果、音楽鑑賞が61%、コーヒーを飲むことが54%、

散歩をすることが42%、ゲームが21%の軽減効果を見せた中、

読書は68%とおよそ7割ものひときわ高いストレス軽減効果を

持っていることが分かりました。

しかもそれだけのストレス軽減効果は、

たった6分の間に表れたというから驚きです。

では一体、どうして読書をすることが

それだけのストレス軽減効果を持つのでしょうか?

    

読書がストレス軽減に抜群の効果がある一番の理由は、

読書をすることでストレスの原因となる現実のことから

気持ちが離れ、本の内容に没頭することができるからです。

人間の脳は、ストレスを受けると扁桃体が興奮し、

ネガティブな発想が活発に引き起こされます。

しかし、読書によって本の内容に没頭すると、

扁桃体の活動が鎮められ、鎮静効果が生まれるのです。

  

  

すご~く実感しています。

焦った時に限って、読書。

すぐに「現実のことから気持ちが離れ」るのを感じます。

それがいいのですね。

気持ちを落ち着かせて、次のことに取り組めます。

  

  

今晩ももう少し仕事をしようと思いますが、

まずは読書をします。

 

2020年8月16日 (日)

「船明」と書いて何と読むか?

    

今日は令和2年8月16日。

  

先ほどNHKニュースを見ていて気になったのは、

今日全国一暑かった場所の地名です。

40.9度だったそうです。

静岡県浜松市船明

「船明」と書いて「ふなぎら」と読んでいました。

これは初見では読めません。

  

「明るい」から「ギラギラ」?

   

地名の由来が気になりますが、

短時間ではわかりませんでした。

天竜川左岸になる地名でした。

  

 今晩で全国的に有名になったから、

誰か由来を追究してくれるかな?

他力本願。

「じんかん」/何故生まれたのか・人との出逢い

 

今日は令和2年8月16日。

  

明日(17日)から授業が始まります。

18日に「秋味」発売。

例年は、「秋味」が発売されると、

夏休みも終わりと感じますが、

今年は、「秋味」発売よりも先に夏休みが終了です。

  

夏休み中にやっておかなければならない宿題(仕事)がまだ

残っています。

後回しにしていました。

いよいよ最終日の今日はやらなくては。

昨日も逃げていました。

509pの本を読み切りました。

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「じんかん」(今村翔吾著/講談社)

  

松永久秀のほぼ一生を描いた大作です。

松永久秀のことがぐっと身近になりました。

三好長慶、松永久秀・・・大河ドラマ「麒麟がくる」にも

登場しているし、歴史番組で取り上げられることも増えました。

  

(宗慶)「お主は、何を知りたい」

(九兵衛/久秀)「人は何故生まれ、何故死ぬのかを」

 この一年間、ずっと頭を占めていた謎を口にする。雷が近くを

走ったかの如く、宗慶の肩がびくりと動いた。

「それは途方も無いことよ・・・未だかつてただ一人として辿り

着いた者はいないだろう。そもそも答えなど無く、人は死にたく

ないから生きるだけやも知れぬ」

(113p)

  

「人は何故生まれ、何故死ぬのか」

まずは前半の「何故生まれた」のかを考えたいですね。

せっかく生まれたのだから。

後半の「何故死ぬるのか」は、もう少し死が直面した時に考えよう。

  

  

つづきの引用です。

  

(九兵衛)「三好様の夢が叶えば、死は有り触れたものではなく

なるはずです。その先に人は何たるかの答えがあるのではないか。

そう思うのです」

(宗慶)「お主のその性質は、僧に向いていると思うのだがな・

・・」

 宗教の本質は心理の追究ではないか、かつて偉大な僧は皆、人

は何故生まれ、何のために生き、何故死んでいくのかを真剣に考

えたに違いない。そう宗慶は語った。

「和尚に申し上げるのは憚られますが・・・私は福聚金剛(ふく

じゅこんごう)より、遍照金剛(へんじょうこんごう)の生き方

に心惹かれます」

 九兵衛は躊躇いつつ、静かに言った。

「実践・・・か」

 宗慶はすぐに意を汲み取ってくれた。

 福聚金剛とは天台宗の開祖最澄、遍照金剛とは真言宗の開祖空

海のことである。ある日、最澄は空海の仏典である「理釈釈経(

りしゅしゃくきょう)の借用を申し入れた。しかし空海は、仏教

の真理は文章の修業ではなく、実践によってのみ得られると拒絶

し、以後二人は相交わることはなかったという。この本山寺は天

台宗の寺である故、九兵衛は憚りながら言ったという訳である。

(九兵衛)「この目で確かめとうございます」

(宗慶)「人間(じんかん)の何たるかを知る・・・か」

 己に言い聞かせるように口で言葉を転がし、宗慶はゆっくりと

瞑目した。

 人間。同じ字でも「にんげん」と読めば一個の人を指す。今、

宗慶が言った「じんかん」とは人と人が織りなす間。つまりはこ

の世という意である。

(113~114p)  

   

最澄と空海

この2人のことも今、関心事の一つです。

マンガ「阿・吽」も読んでいる途中。

この本でも登場。関心をもって読みました。

  

この本のタイトル「じんかん」とは何ぞやと思っていました。

ここでわかりました。

  

(日夏)「その御方に会って、九兵衛はどうするの?」

 日夏に言われて考え込んだ。己は何をしようとするのか、明

確な答えは持っていなかった。ただ(三好)元長という男に会

ってみたいという強い欲求に突き動かされている。その先のこ

とは会ってから考えればよい。 

 他人からは楽観的に見えよう。しかし、多聞丸にせよ、宗慶

にせよ、人との出逢いが思いがけぬ道を開くことを知った今、

九兵衛にとってはまず出逢うことが当面の目的であった。そこ

で湧き立つ感情に従うことが、九兵衛の求める「人とは何か」

に近づくことのように、朧気ながら思えた。

(116p)

  

「人との出逢い」

すぐに私事にしてしまいますが、もし今年教師を辞めていたら、

明日から出逢う同僚とは縁が薄かったと思います。

それが出逢えた。

同僚と過ごすこれからの日々は、どんなふうになるだろう?

積極的に関わって、面白い日々にして生きたい。

そう思えば、夏休みが終わって、学期が始まるのも楽しみです。

    

  

さあ仕事しよう。

  

2020年8月15日 (土)

ニュース 本名が判明した/8月14日~15日に空襲された場所

  

今日は令和2年8月15日。

  

昨日(8月14日)のテレビニュースで見たことが、

以前の勉強とつながりました。2例。

  

ここでも道草 色彩がつなぐ 広島の記憶/記憶の解凍(2020年8月2日投稿)

この記事で、戦前から戦後の白黒写真を、

AIを使ってカラー化している大学生のことを書きました。

今回カラー化した写真をまとめて、

本として出版すると新聞記事には書いてありました。

しかし、その本名とか出版社については、

新聞記事には書いてありませんでした。

 

しかし、昨夕のCBC(TBS系列)のニュース「Nスタ」で

判明しました。

Rimg2277  

「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」

庭田杏珠・渡邉英徳著/光文社新書)

 

これで入手に向けて動けます。

  

  

 

2例目。

  

昭和20年8月15日未明の「最後の空襲」について

先日記事にしました。

ここでも道草 戦争に関連する「声」2つ(2020年8月8日投稿)

  

昨晩の「報道ステーション」では、8月14日~15日に

空襲された場所が紹介され、

その中の熊谷のことがくわしく紹介されました。

8月14日~15日に空襲された場所が、

地図で見て、あらためて、これだけあったのだと思いました。

Rimg2275

Rimg2276  

この地図には記されていませんが、小田原への空襲のことも

キャスターは触れていました。 

  

復習

ここでも道草 昭和20年6月19日~10月15日の出来事(2011年6月25日投稿)

  

  

偶然見て、録画したニュースでした。

 

20200813報告③ 使えるサイト・アプリ・・・本当に使えそうだ

  

今日は令和2年8月15日。

  

前記事のつづき。

井上賞子先生のセミナーより。

  

〇百マス計算のアプリがある!

 たとえばApp Store

 

  ※そうだよ・・・ICTを使えば、教えていることを

  諦めていたことも、教えることができるかもしれない。

  たとえばApp Store

 

〇「できる」を疑い「できない」を疑うことから始める学習支援

 ・学びにくさを持ちながら理解の力の高さを示す

  子どもたちの中には、「できるくせにやらない」

  「やる気がない」と言われてしまうケースがある。

 ・「すぐにできるくせにすぐに飽きてやらなくなる」

  「宿題もしてこないから定着しない」など、聞こえてくるのは

  「子ども側の問題」ばかりということも少なくない。

 ・「子どもが拒否している」は本当?

  その姿は追い込まれているのでは?

 ※こういう視点も持ちたい。

  

〇人が方法になっているのでは長続きしない。

 その先生がいたなら学習をして、いなかったら学習をしない。

 その場合が「人が方法になっている」

 その子が自発的に学習できる「方法」を渡せることを目指す。

  

〇特別な支援が必要な子とは、

 ・皆と同じやり方では学びにくい子

 ・その子に合わせた支援が必要な子

  ・「この子はどこで困っているのか」という視点

  ・「この子には何が必要なのか」という試行錯誤

  ・必要な手立てを「学び方」として日常化していくプロセス

※井上先生がやっていることはこれだよな。

   

〇タブレットは、最終的には子ども(家庭)に買ってもらう。

 その子自身が、家庭でも使えるように。

 ※保護者が買いますと決心するほどの実践がなければ。

  

〇まずは「選ぶ」ことから始める。

 いきなり書かせるのではなく、選択肢の中から選ぶ学習から始める。

 ※基本ですね。選択ができるまでの学力が最初のステップ。

  

〇使えるサイト・アプリ

 ・やまぐち学習支援プログラム

 ・わたしの読み上げ単語帳

 ・すいすい都道府県クイズ・都道府県名パズル

 ・eボード 

  生徒一人一人にアカウントが取得できたらより有効

  宿題としても使える

 ・ホントにわかるシリーズ

  ※さっそく「中学地理」「中学歴史」を注文。

   諦めかけていたことをできるかもしれない可能性。

 

  

 

 

昨年、横浜でのセミナーに参加した時は、休職中の身でした。

教師を辞めようと思っていました。

でもセミナーに参加することで、

まだまだ自分には特別支援でやれることがあるぞ、

やっていないことがたくさんあるぞと思いました。

ここで辞めたらもったいない。

そんな気持ちにさせてくれました。

 

そして今回も、私を前向きにさせてくれたセミナーでした。

2日後から始まる授業に間に合ってよかった。

 

 

以上でセミナーのまとめを終えます。

 

2020年8月14日 (金)

20200813報告② 検討すべきは「方法」/「量」で負担を軽減しようとしていた

   

今日は令和2年8月14日。

  

前記事のつづきです。

オンラインセミナーのタイトルを前記事で書いていませんでした。

 

「読み・書きに困難を示す子どもたちへの学習空白の罪

 ~教室にいるのに学べないでいる子どもたちと学習量~」

 講師:井上賞子先生(島根県松江市立意東小学校)

  

 

ではあらためて、書き留めておきたいこと。

  

〇ロイロノートを使う。

 ※何度も自分の前を通過する「ロイロノート」

  アプリを入れて少々いじくったりすることはすれども、

  授業で使ったことはなし。

  井上先生の話にも登場。いい加減、実践しなくては。

  

〇Uさんは中学生 困っていることがわかりにくい子  

 中学生になって急に情報量が増えて、追いつけなくなった。

 井上先生が何に困っているかを見つける。

 カラーレンズの使用 音の補い(ICTによる読み上げ機能)

 ※ここが井上先生らしいところ。

  昨年も書いたが「これぞ特別支援!」

  

〇指導者がその子をどう見るかで指導が変わる

 ×Uさんは、まじめだが理解力に課題がある。

  「友達も多いし、無理をしなくてもいいのでは?」

  「親が神経質になり過ぎている」→特別なことをしない

 ◎Uさんは学習意欲が高い

  理解はできるが文字からの情報取得で困っている

  →できる方法を探そう という指導者の気持ちになる。

 ※自戒、自戒。現在目の前にしている生徒に、

  ベストを尽くしていますか?

  1年前にもセミナーを受けているのに、変わったか?自問。

〇Uさんの呟きがとても重要。

 「みんな自分と同じように『見えている』と思っていた。

  初めて、自分が困っていることに気づいた」

 ※見え方は、他の人と比べることができなかったのです。

  教師も気がつきにくい。でも井上先生は気がついた。

〇URAWSS(ウラウス)

 子どもの読み書き能力の検査方法として紹介された。

 ※調べたら対象を中学生にまで広げたURAWSSⅡが

  2017年に作成されたとのこと。

  SACCESS BELL URAWSSⅡ

  その気になれば、ここからスタートできます。

  

〇井上先生が学び方に困難がある子の支援を始めた頃

 ・学習に向かいにくい姿を見て

  →この子の特性上難しいのでは?

 ・繰り返しの学習について

  →子どもたちへの過度の負担をかけるのでは?

  「無理なく取り組める」を目ざして学習量を減らしていた

 ・取り組むことはできるが定着までいかない

  →横で教えて「できた」の形にして終わっていた

 ・定着しないで、自発的な取り組みや学習にならない

  →「言われたらやる」「先生がいればやる」

検討すべきは「方法」だったのに「量」だけで

 負担を軽減しようとしていた

  

 ※この夏休みの宿題は、完全に「量」を減らして負担を減らしました。

  井上先生の出している宿題の量(質)を見て、驚きました。

  ネットで動画を見ることも宿題にしていました。

  定着を考えるレベルが、私よりずっと上でした。

  さらに、さらに次のように言っています。

  

〇苦手な方法での学習

 ↓

 効果も出にくく自己評価も下がってしまう

 ↓

 減らすことは正しい

 しかし、ここで終わってはいけない

 ↓

 減らした分だけ、「特性に応じた方法」での学習を

 増やすことが必要。

 その子にあった学び方で「学習量」を確保していくことが大切

  

これをやってこそ特別支援。

 

 

つづく

 

20200813報告① 特別支援学級の子どもーー「困った子」「できなくても仕方がない子」になっていないか?

  

今日は令和2年8月14日。

  

昨日は貴重な体験をしました。

1年前には横浜市まで出向いて参加した井上賞子先生のセミナーを、

今年は自宅でオンライン(Zoom)で参加しました。

ここでも道草 20190809報告1 これぞ”特別支援” 井上賞子先生

井上先生は島根県の自宅からでした。

午前10時から午後4時30分まで。

いい勉強ができました。

オンラインでもできてしまうのですね。

 

  

セミナーの中で、忘れたくないことを書き留めておきたいです。

  

〇「命」を「合卩」と書いて、違っていることに気がつかない子ども。

  →漢字の中のパーツをしっかり見てしまい、

   全体のバランスに気が回らない。  ※なるほど、そう見るのか。

〇子どもが何に困っているか(現象)

 ↓

 なぜそうした困難が生じるのか(困難の背景の予想) 

 ↓

 どんな支援が必要か(手立て 方法 含教具)

 あるものは探す なければ作る!

〇方法はそのままで、量を増やして解決しようとすると・・・

 「できない」「だめだ」を追体験 

 苦しさと無力感 

 意欲の低下   悪循環

   

〇学ぶ機会を失わせない

 Aができない Aができるように繰り返すだけでは意欲減退 

 自己評価の低下

 Aが困難でも、Aの学習を補いつつもBの学習をする。

 新しい学習機会が得られ、Aの学習も進む。

 ※中学校の学習でも、復習だけでなく、新しい学習を加え、

  「わかった」「なるほど」「初めて知った」「できた」を

  生徒に言わせたい。

  

〇その子にあった手立てが見つかると、支援者も支えることになる。

 「がんばれる方法があったんだ」

 「ここが苦手だからできなかったんだね」

 「今までここが困っていたんだね」

 「他の場面でも考えてみよう」

 

〇板書を見ながら書き写す作業・・・

 もう一度自分の中を知識が通ること。やるべきこと。

  

〇特別支援学級の子どもーーー

 「困った子」「できなくても仕方がない子」になっていないか?

 ※ドキッ。そう思って逃げるときは確かにある。

  常に自問し続けないといけないと思う。

  井上先生は、特別支援を必要とする子どもを、

  その子に合った学習の方法を見つけてあげて、

  何人もひとり立ちさせています。

 

ここで一度キリにします。

  

つづく

  

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