2022年10月25日 (火)

インドでは、スズキが圧倒的

    

今日は令和4年10月25日。

     

地理でインドを教える時のこと。

インドでは自動車生産台数がうなぎ上りであることを

教えます。

その時に思い出すのが、インドとスズキとの関係。

スズキとは、もちろん日本の自動車メーカー。

そのスズキが、インドでは大活躍だと思い出しました。

それは以前のこと。現在はどうなんだろう。

そう思って調べると、こんないい動画に出合いました。


YouTube: インドでスズキ車シェア○割?路上で決死の実数調査

2020年にアップされた動画です。

インドで、道を歩いていて、出合った車のメーカーを、

カウントする動画。

このシンプルな調査が面白い。

結果は、この写真の通りです。

1

スズキが圧倒的。

実際に、スズキとインドの国営会社との合弁会社である

マルチスズキ社が、インドの生産台数のシェア50%を

誇るそうです。

  

もちろん授業でこの動画を見せました。

この調査の面白さも伝えたくて。

親がスズキに勤めている生徒もいました。

ぜひ親に、勉強したことを伝えて、

何か新しい情報を得てくるように言いました。

どうなるかな?

「読みたいことを、書けばいい。」を読みました

      

今日は令和4年10月25日。

  

この本を読みました。

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「読みたいことを、書けばいい。」

(田中泰延著/ダイヤモンド社)

  

私の身近には、「NHKはだめだ」という人がいます。

でも田中さんは、「NHKスペシャル」を推薦していました。

  

書くという行為において最も重要なのはファクトである。ライターの

仕事はまず「調べる」ことから始める。そして調べた9割を棄て、残

った1割を書いた中の1割にやっと「筆者はこう思う」と書く。

つまり、ライターの考えなど全体の1%以下でよいし、その1%以下

を伝えるためにあとの99%以上が要る。「物書きは調べることが9

割9分5厘6毛」なのである。

たとえば、テレビ番組で参考になるのは『NHKスペシャル』だ。あ

の番組では、徹底して調べた事実、そしていままで明らかになってい

なかった新事実が提示され、作り手の主義主張を言葉にすることはな

い。ファクトを並べることで、番組を観た人が考える主体になれる。

 

調べたことを並べれば、読む人が主役になれる。

調べもせずに「文章とは自分の表現をする場だ」と思っている人は、

ライターというフィールドでは仕事をすることができない。

(147~149p)

  

そうなんです。「NHKスペシャル」は

徹底的に調べたことを教えてくれる番組です。

見た後に、確かに「番組を観た人が考える主体」になっているのです。

  

事象とはすなわち、見聞きしたことや、知ったことだ。世の中のあ

らゆるモノ、コト、ヒトは「事象」である。それに触れて心が動き、

書きたくなる気持ちが生まれる、それが「心象」である。

その2つがそろってはじめて「随筆」が書かれる。人間は、事象を

見聞きして、それに対して思ったことを書きたいし、また読みたい

のである。

そしてネット上で読まれている文章のほとんどはこの「随筆」にあ

たるものである。

(55p)

  

私がブログに書いていることは、随筆なんだよな。

私は高校生の頃から、書きたいという気持ちは継続しています。

形を変えて、ずっと実行してきました。

  

子どもに効くメッセージは大人の脳の中の子どもの部分にも効くの

だ。どこからみても中年男性の総務課長にも、心の奥底には小学生

の頃の自分が入っている。結局、人間は全員子どもだと仮定しても

いい。

(83p)

  

これは面白い発想だと思いました。

なるほどです。

  

読み手など想定して書かなくていい。その文章を最初に読むのは、

間違いなく自分だ。自分で読んでおもしろくなければ、書くこと自

体が無駄になる。

(99p)  

   

思えば、私は読み手を想定していない。

書きたいから書いています。

書き終えて、充実している時もあれば、消化不良の時もあります。

充実した時の文章は、成功しているのでしょう。

その回数を増やしていきたい。

  

 

「自分が読んでおもしろい文章」とは、「まだだれも読んでいない

文章を自分で作る」ということである。

たとえば、映画を観る。「ここがおもしろかった」「この場面は疑

問だ」など、さまざまなことを思うだろう。これが前章で述べた「

映画という事象によって心象が生じる」という事態である。

だが、映画のパンフレットがある。『キネマ旬報』『映画秘宝』な

どの雑誌にはプロの評論家の意見が載っている。ラジオの映画解説

もあれば、YouTubeの映画紹介もある。また無数の映画レビューや、

映画ブログ、ツイッターの感想も目に入ってくる。

そこで自分の感想と同じポイントを、だれかの手で自分より豊かな

語彙で書かれていたり、自分が感じた疑問点について、なるほどと

膝を叩く考察があますところなく展開されていれば、あなたはいま

さら何も書く必要はない。

他人と同じことを書いてネットの世界に放流すると、あなたのもと

に寄せられる反響は「〇〇さんが言っているのと同じですね」であ

る。

(101~102p)

  

田中さんの目指している書きものはレベルが高いです。

「まだだれも読んでいない文章を自分で作る」はハイレベル。

でもたまにはそういう書きものに挑戦してもいいかなと思う。

ふだんの私の書きものは、備忘録的な内容なんだなと

この本を読んで、自覚するようになりました。

  

田中さんの、文章に対する取り組みは、

私にとっては、授業づくりにあたるのかなと思い始めました。

授業を作るのは、決して楽しいことではありません。

とても時間がかかります。

教科書を進めなくてはいけないが、生徒に紹介したいことが、

たくさんあります。

教材研究をすればするほど、そう思います。

伝えたいことをどうやって授業に折り込んでいくか。

田中さんは、文章を書く時に、調べて、9割を棄てろと言います。

授業でも、それに近いことを感じます。

伝えたいことを全部紹介しなくても、

生徒は思った以上に伝わっていることを感じます。

授業づくりを頑張ったことが、少しでも生徒に影響として残って、

将来の行動を左右したのなら、やった甲斐があったと言えます。

毎時間、ノートに授業を感想を書かせてきたので、

授業づくりの結果を、直接聞くことができるのは幸いです。

田中さんは、そんなやりとりを文章でやろうとしています。

  

たまには、徹底的に調べて、「NHKスペシャル」のような文章に

挑戦するのもいいなと思わせてくれた本でした。

2022年10月23日 (日)

20221021パノラマ台へ④ オムニバスと再会 甲斐と陸奥の南部氏

   

今日は令和4年10月23日。

  

このバスと再会できました。

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4年前に、富士の樹海歩きをしていた時に、

このバスを見かけました。

OMNIBUS(オムニバス)と書かれた文字が気になり、

調べました。

オムニバスは、乗合馬車のことであり、

オムニバスが、バスの語源であることを調べました。

ここでも道草 20180825樹海を歩いてきました オムニバスはバスの起源(2018年9月2日投稿)

思わず写真を撮りました。

  

今回は、往復で中部自動車縦貫道路を利用しました。

その途中の道の駅「なんぶ」(山梨県)で見かけた銅像。

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「南部」が気になりました。

以前、南部が気になって調べたことがありました。

ここでも道草 なぜ本州の北にあるのに「南部」藩なのだろう?(2019年7月27日投稿)

この時は、東北にある南部藩は、

甲斐の国に住んでいた南部氏が作った藩だと

言うところまで調べました。

この銅像の南部三郎光行公とはどんな人なのだろう。

調べてみたところ・・・・※Wikipedia 南部光行

この南部光行は、源頼朝の石橋山合戦に参加して戦功をあげて、

現在の山梨県南部町付近の領地を与えられます。

南部氏という姓も、この時に頼朝からいただきました。

さらに頼朝の奥州征伐にも参加。

その時に陸奥の国に南部氏の城を築いたそうです。

つまり、南部光行公は、甲斐の国の南部氏と、

陸奥の国の南部氏をスタートさせた人でした。

予想では、甲斐の国の南部氏の子孫が、

陸奥の国に渡ったと予想してましたが、

頼朝が活躍していた時代に生きた武将が、

一人で成し遂げていました。

  

以前のことを思い出させる出来事2つでした。

2022年10月22日 (土)

20221021パノラマ台へ③ トリカブトの実

    

今日は令和4年10月22日。

  

9月25日に登って、そして今回登って、

ドングリのように違いを発見できました。

トリカブトです。

9月25日は、花盛りでしたが、

今回は実ができていました。

ここにトリカブトがあったことを覚えているので、

この実はトリカブトだなとわかりました。

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実の形を見て、トリカブトはマメ科なのかと思ってしまいました。

違いました。

   

トリカブトの花はまだ残っていて、

その花の中にミツバチがもぐりこんでいるのを見ました。

お尻だけを出して、花の中でもぞもぞしていました。

カメラを準備している間に、外に出てきてしまいました。

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トリカブトにとって、ミツバチは大事な役目をしているのでしょう。

   

トリカブトの実を確認できたのは収穫でした。

20221021パノラマ台へ② 焦げ茶色のドングリになっていた

    

今日は令和4年10月22日。

     

ドングリの色が変わっていました。

9月25日に歩いた時に落ちていたドングリは、

緑色でした。

今回は焦げ茶色でした。

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これは落ちていた緑色のドングリが変色して焦げ茶色になったのか、

木になっているドングリが焦げ茶色になって落ちたものなのか。

奥さんと歩きながら、論争しました。

私が前者の意見。奥さんは後者の意見。

私は、9月25日にたくさんの緑色のドングリが

落ちているのを見ているので、

それが焦げ茶色に変化したと考えました。

そうじゃないと、あのたくさんの緑色のドングリは、

どこへいったんだと思ってしまいます。

しかし、焦げ茶色になって木になっているドングリを

かつて見たことはあります。

どうなんだろう。

 

娘が保育士をやっているので、拾って持って行ってやろうかと、

拾っては、ズボンのポケットに入れていきました。

頂上で調べたらこんなにありました。

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ドングリの重みで、ズボンが下がるのは厄介でした。

よく見ると、この3分の1は、発芽していたか、

発芽しようとしていました。

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それらは、頂上に置いてきました。

下山の途中で、置いてきた分くらい拾ったので、

たくさんのドングリを持ち帰りました。

信玄餅とドングリが、娘へのお土産でした。

20221021パノラマ台へ① 3本のモミジ 青い富士山

     

今日は令和4年10月22日。

    

10月21日に本栖湖湖畔の山を歩いてきました。

今回のコースは、9月25日に山仲間と歩いたコース。

いつも思うのです。

山仲間と歩くと、いつかここに奥さんを連れてきたいと思います。

でも実行したことがありません。

  

それがついに実行したのです。

  

「1000m以上の場所だから、きっと紅葉しているよ」

と声をかけました。

私は金曜日休み。奥さんも今週は金曜日休み。

天気予報も上々。

出かけました。

自動車で片道3時間半。

山の中にいたのは4時間でした。

   

紅葉には早かったです。

紅葉していた木は、数えるほどしかありませんでした。

その写真。

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この3本のモミジだけかな。

「茶臼山(愛知県)の方が、紅葉しているじゃん」と

奥さんに言われてしまいました。

もっと情報を集めてから行くべきでした。

  

でも富士山はしっかり見ることができました。

富士山の写真を何枚か載せます。

秋の雲と富士山はなかなかよかったです。

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もっと雲を強調するために、カメラを縦にして撮影。

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いかがでしょう。

  

まだ頂上には雪がない富士山。

光の加減で、今回はシルエットのような富士山でした。

青い富士山でした。

  

つづく

2022年10月18日 (火)

「スイート・ホーム」③ 恋心を文章で表現すると・・・

    

今日は令和4年10月18日。

  

前々記事に引き続き、

「スイート・ホーム」(原田マハ著/ポプラ文庫)

より。

  

「いただきます」

(辰野君は)ひと口、食べる。たちまち、ぱあっと、春の光に照らさ

れたような笑顔になった。

ことこと、ことん、と私の胸の中で、やっぱり何かが忙しく動いた。

動き始めて、もう、止まらなくなった。

(92p)

  

「いらっしゃい、未来先生。辰野君がお待ちかねですよ」

ドアを開けてお店に入ると、ショーケースの向こうから、陽皆ちゃん

が声をかけた。

「あ、そう。もう来てるんや」と私は、できるだけ平然として応える。

実は、胸の中では、ポップコーンが弾けるみたいに、ぱちぱちとにぎ

やかに何かがはぜている。

(93p)

   

辰野君のことが気になってしまった未来先生の胸中。

恋をするとこんな感じになるんだよね。

うまく表現するなあと思いました。

  

  

箱の中からは、焼きたてのアーモンドのフィナンシェが現れた。それ

を各人のお皿に載せると、ジャムの瓶に入ったオレンジソースをとろ

りとかけた。さらに、香ばしくローストしたアーモンドスライスを散

らす。

(114p)

  

ケーキ屋「スイート・ホーム」がどの話にも必ず出てきます。

したがって、ケーキの専門用語が出てきます。

「フィナンシェ」ってどんなだ?

それを知らなければ、小説を十分に味わった気になれません。

調べました。

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「フィナンシェ」と「マドレーヌ」の違いって何?

写真のようなお菓子なんですね。

もっとケーキみたいなものを想像していました。

次のスイーツも不明でした。

  

デザートの段になって、思いがけないサプライズがあった。

サービススタッフが運んできたデザートのお皿を見て、私は、目を丸

くした。

お皿に載せられていたのは、小さな「クロカンブッシュ」だったのだ。

小振りのシュークリームを山型に重ねて、飴で固めたスイーツ。とき

どき、「スイーツ・ホーム」にも依頼がきて、お父さんが特別に作っ

ているから、よく知っている。

そうーーーこれは、フランスのウェディング・ケース・・・・!

(156p)

  

「クロカンブッシュ」とは?

調べました。

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pixabay

なるほど、文章どおりでした。

小振りのシュークリームを山型に重ねて、飴で固めたスイーツ。

これがテーブルに運ばれてきたら、目立つよなと思いました。

こんなの初めて見ました。

私の人生の中では、登場しませんでした。

いや、今日、登場しました。

  

  

2022年10月16日 (日)

「水牛」はなぜ「水の牛」なのだろう?

     

今日は令和4年10月16日。

   

教材研究でベトナムのことを勉強していて、

ふと疑問に思いました。

「水牛」はなぜ「水の牛」なのだろう?

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https://tabisora.com/travel/photo-best/125.html

   

この疑問に答えてくれたのがこのサイト。☟

ビックリ!!おもしろ豆知識

引用します。

  

水牛の難点は、「水」という名前の通り水が欠かせず、水浴びをさせ

ないとならないことである。その理由は、水牛が自らの体温調整を陸

上だけではできず、水や泥に入る、もしくは浴びることで体を冷やす

ためだ。

肌が黒いだけなら家畜用のウシにも多くいるが、水牛の場合には汗腺

の数が少なく、肌が黒いことは熱を抱える原因になる。しかも水牛の

住む地域は亜熱帯が多く、放熱が優れていないと生きていけない。水

牛が水につかっているのは、生きる上で不可欠な活動なのである。

   

水とは切っても切り離せない牛なのですね。

地理の教科書には、「以前は農作業に牛や馬を使っていましたが、

作業の機械化や・・・」とありました。

ベトナムの場合はどうなんだろう?

ベトナムと水牛との関係は、今も続いているのではと思いました。

10年前の記事ですが、参考になりました。☟

アジアで学校を創る 出前授業Q&A「ベトナム人にとって大切な水牛」

一部引用します。

  

水牛の寿命は約25年。人間の3分の1くらいです。生後2~3年で、

鋤(すき)の引き方など畑仕事を教え始めるんですよ。丈夫な水牛な

ら、20年は働いてくれます。でも、気候や育て方によって、寿命や

働ける年数は変わってきます。昔のお百姓さんにとって、水牛はとて

も大切だったので、ベトナムの人たちはこんなことを言います。

「人生の三大行事は、水牛を買うこと、結婚すること、そして家を建

てること。」 

農業で生活をしている人が多かったので、水牛を買うことが、まず第1

の行事なのです!

  

教科書の記述は記述として教え、

ベトナムの水牛のことも紹介したいと思います。  

映像を探しました。

この映像がいい。シンプルでいい。5年前の映像。


YouTube: ベトナム Mai Chauでの水牛を使った農作業

マイチャウは、田舎風景がいい地方みたいです。

2022年10月15日 (土)

「スイート・ホーム」② 結婚した時の初心に帰るような文章

      

今日は令和4年10月15日。

   

前記事に引き続き、

「スイート・ホーム」(原田マハ著/ポプラ文庫)

より。

   

なあ陽皆ちゃん。あんたも、昇さんとあったかい家庭を作りなさい。

小さくても古くてもええから、気持ちのいい家に住みなさい。

もしも窓がなければ、窓辺のように花をおけばいい。光が入らなけ

れば、明るい絵を掛ければいい。家は、そこに住む人が、明るく、

あたたかくするものだから。

陽皆ちゃん。お母さん、こんなふうに思うんやけど、どうやろ。

家は、人が住んで、家庭になる。「ハウス」は、人が人と暮らして、

時を経て「ホーム」になる。

ほんでね。わが家は特別。なんていうても、ただのホームやないか

ら。「スイート・ホーム」やもん。

陽皆ちゃん。あんたも、昇さんと築かんと。新しいスイート・ホー

ムを。

(49~50p)

  

結婚した時の初心に帰るような文章です。

わが家は、ちゃんと「ホーム」になっているだろうか。

   

 

私は、当時つきあっていたボーイフレンドがもとの家の近くに住ん

でいたこともあって、引っ越すことには正直あまり喜べなかった。

けれど、新居の二階、南向きの部屋で寝起きするようになって、や

っぱりここへ来てよかった、と思うようになった。

毎朝、南向きの大きな窓に下がっているベージュのカーテンを、さ

っと開けたときの感動。

街全体がきらきら輝いて、おはよう、といっせいに語りかけてくれ

ているみたいだ。

おはよう。今日もいい日でありますように。

心の中でそんなふうに街に語りかけて、私の一日が始まる。

(63p)  

  

そうかこんな楽しみ方もあるかと思いました。

毎朝、寝ていた部屋のカーテンを開けるのは私の役目です。

南向きの窓です。

ロールカーテンを上げるのですが、

まだそこにはレースのカーテンがあります。

だから外の景色まではしっかり見ていません。

レースのカーテンもついでに開けて、景色を見ることで、

景色がおはようと言ってくるような体験ができるかもしれません。

そんなことを思いました。

  

  

「ふうん、なんか不思議やな。未来(みき)先生、めっちゃレシピ

のバリエーションあるねんで~って、ご近所の徳永さんが言うては

ったよ。何百ものレシピが頭の中に入ってて、すーッと出てくるん

と違うの?」

「まさかあ。いっつも苦労してひねり出してるねんよ。手軽に揃う

食材で、予算千円くらいで、ちょっと変わってて、おいしくて・・・

って、なかなか難しいねん。」

「わ、予算千円以内で?ちょっとそれ、私も興味ある」

(73p)  

  

未来先生は、料理教室の先生です。

この文章を読んで、私は教材研究を思い出しました。

限られた授業の時間に、どの映像を使って、どう授業を流すか。

「いつも苦労してひねり出してるねんよ」状態です。

その積み重ね。退職するような年になっても、相変わらず。

この2日間で、月曜日の授業をひねり出さなくてはいけません。

未来先生の話の続きです。☟

  

我が家のキッチンは、毎晩、私の書斎となる。

壁面いっぱいの食器棚の一部は、母と私が買い込んだ料理本で埋ま

っている。母の蔵書の中には、「結婚するときに持ってきた」とい

う、かなり年季の入った「家庭料理読本」もある。ページのあちこ

ちが擦り切れてよれよれになっていたが、母はいまでも「初心に戻

って」この本を開くという。

私も、レシピ作りに困ったときには、この本を広げ、さあどうしよ

うとにらめっこする。

(81p) 

   

キッチンが書斎。

いいじゃないですか。

私はすぐに教材研究している自分に置き換えます。

映像のしまっている部屋で、苦心している自分。

 

  

2022年10月14日 (金)

「スイート・ホーム」① 出てくる人がみな善人のお話

    

今日は令和4年10月14日。

  

この本を読みました。

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「スイート・ホーム」(原田マハ著/ポプラ文庫)

  

原田マハさんの本をまた1冊読みました。

原田マハさんの本は、しつこく読んでいきたいですね。

  

アマゾンの書評を一部引用します。

センニンさんの書評です。

  

絵に描いたような幸福。

大金持ちになるわけでもなく大波乱の恋愛があるわけではないですが、

心温まる家族とそれを取り巻く人たちを描くハートウォームな世界で

す。主人公を変えて同じ街が描かれる連作です。

『サザエさん』と同じように悪人は出てきませんし、悪意や嫉妬とも

無縁。片思いあり、両思いあり、失恋あり、受験あり。そして結婚式

もあり。こんな恋、とても素敵と思ってしまいます。

長女の婚約者がやってきて挨拶する場面では思わず目頭が熱くなるほ

どです。看板娘が増え、家族が増え、常連のお客さんが増え、眩しい

ばかりの幸福な、球体のような世界が次第に膨らんでいきます。

全体はキンモクセイのみかん色が基調になっています。お店のロゴも

みかん色。バターの香りとバニラの香り、そして季節にはキンモクセ

イの香り。

   

共感できたので、引用しました。

善人ばかりなんですよ、登場人物が。

そんな人たちの中で過ごしたら、人と会った回数によって、

幸福度は高まると思いました。

人との出会いが、プラスになる街です。

現実は、必ずしもプラスになるとは限りませんが。

  

本文からの引用です。

  

常連客、ご近所にお住いの工藤さんが「あら、陽皆ちゃん、おかえり」

とにこやかに応える。

(13p)

  

短編集の最初の話の主人公名は「陽皆」

引っ込み思案の陽皆さんが、男性に恋をして、

片思いと思いきや、両想いであることがわかり、

お付き合いを始める話。純な恋愛の話でした。

わが娘にも、こんな体験をしてほしいなと思って読みました。

問題は、またも女の子の名前です。

「陽皆」は「ひな」と読みます。読めないよ。

13pで初登場した時には、ふりがながついていましたが、

その後はついていません。

何て名前だったけなと、13pにたびたび戻っていました。

「陽皆」で検索すると、この本「スイート・ホーム」が並びます。

原田マハさん、とっておきの名前のようです。

  

キンモクセイの花の香りが随所に出てきます。

秋の話が中心でした。

ちょうど今はキンモクセイの花盛り。

町内会の集会所にある5本のキンモクセイもいい匂いを

発していました。

おっと、この話は、別の記事に書きます。次の記事かな。  

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