2025年7月21日 (月)

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山7 下山 花が終わったスズラン群生地

    

今日は令和7年7月21日。

  

前記事の続きで、6月29日の登山の報告です。

  

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この日は天気が悪く、視界が効きませんでした。

  

展望台付近にあった植物。

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この植物の同定も困りました。

マルバダケブキ(あるいはマルバタケフキ)と思いました。

この植物には以前、出合っています。

2年前。

ここでも道草 20230730三湖台・樹海を歩く 植物:マルバタケフキ(2023年7月31日投稿)

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2017年にも出合っています。

ここでも道草 2017年夏・仙丈ケ岳登山報告その3・・・丹渓新道を登る(2017年8月31日投稿)

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黒岳のマルバダケブキも、もう少し経ったら花が咲いたんでしょうね。

  

この花にも出合いました。

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キンポウゲです。

キンポウゲのどの種類かは不明。

  

さあ下山です。

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舗装道路を横切って、降りていくと、

スズラン群生地に着きます。

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とっくに花は終わっていますが、葉っぱは残っていますよね。

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オダマキが咲いていました。

  

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スズラン群生地は、電柵で囲われていました。

時間になると通電されるようです。

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スズランの花が咲いている時には、このお店も開店するのかな。

  

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なるべく近づいて撮影。

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クジャクチョウです。

なかなか目立つ模様です。

  

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スズランの絵が描かれたトイレがありました。

これも、シーズンなら混んでいたかな。
   

  

舗装道路上に蛇の死体。

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ヤマカカシだと教えてもらいました。

名前は何度も聞きましたが、本物をじっくり見るのは初めて。

怖そうな雰囲気満々の模様。眼も赤くてゾクッとします。

死んでいても、怖さが漂っています。

死んでいると思うけどなあ。

車に頭を轢かれたようでした。

  

14時36分に駐車場に戻ってきました。

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8時20分の出発だったので、6時間16分、山にいました。

お疲れ様でした。

帰りは、睡魔もなく私が全て運転できました。



















  

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山6 日向坂峠から黒岳へ

    

今日は令和7年7月21日。

  

昨日は山梨県の裸山に登ってきました。

写真もたくさん撮って、書きたいこともあるけど、

今は6月29日登山のことを書いていきます。

  

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釈迦ヶ岳から黒岳への道程。

これは日向坂峠。

  

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ミズナラが多くなりました。

アカマツも増えてきて、

蝉の声がにぎやかになってきました。

いい雰囲気だなと思って、動画撮影をしてみました。


YouTube: 2025年6月29日 山梨県日向坂峠から黒岳を歩いた時の撮影

ハルゼミは4〜6月に、山だとマツに取り付いて鳴くセミ。

抜け殻はよく見ますが、姿は見たことがないセミです。

参考にこの動画。


YouTube: 春に鳴くセミ"ハルゼミ"をカメラがとらえた! 「鳴き声はしても姿を見るのは難しい」上天草市

  

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この幹の表面は特徴的。

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サルスベリを連想しますが、リョウブだと教えてもらいました。

この木もこのコースにはまあまあありました。

  

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黒岳への道はなかなか急登でした。

   

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ブナ林です。  

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木の葉は茂っていましたが、明るい登山道でした。

木が高いので、明るいんでしょうか。  

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これはミズナラ。

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おそらく最後の登りと、何回も思って頂上を目指します。

  

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う〜ん、ヤブレガサでいいのかなあ。

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ヤブレガサの花軸(かじく)と思います。

この花軸を見ると、やっぱりこれはヤブレガサだと思います。

  

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そうか、ここはブナ林・ミズナラ林で有名な場所だったんだと、

この看板を見て思いました。

その林の中を登って、まもなく黒岳頂上です。  


    

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今回はここまで。








  

2025年7月19日 (土)

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山5 釈迦ヶ岳頂上 ネジキ これもオトシブミ?

    

今日は令和7年7月19日。

  

前記事に引き続き、6月29日に登った山の報告です。

府駒山から釈迦ヶ岳を目指します。

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最後は岩場の急登でした。

頂上到達は午前10時14分でした。

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頂上には小さなシモツケソウの群生がありました。

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釈迦ヶ岳からの景色。

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↑ 上の写真の、遠くの山々の左奥に、頂上付近が雲に覆われて、

裾野が少し見える富士山の姿が写っています。

  

頂上は日陰がなくて暑かったので、

早々に来た道を引き返しました。

往路とは違う真逆の向きで歩くので、

往路では気が付かないものに気がつきました。

気になった花。

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こんな花をよく見かけます。

これはネジキの花のようです。

ツツジ科ですが、結構大きな木になります。

ネジキは1回、このブログに載っています。

ここでも道草 本宮山の冬青(ソヨゴ)(2007年7月22日投稿)

18年前に本宮山のネジキを写真に撮っています。

これです。

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ここに書いてある通り、「5〜6月に、

小さなつぼ形の白い花が咲く」ので、

ネジキの花だったと思います。

枝や幹をしっかり写しておけば良かったです。

   

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こんなのも見ました。

オトシブミのように葉っぱが巻かれた揺籃が、

さらに葉っぱにはさまれていました。

これもオトシブミ?

この写真の部分は、ザックに入れて持ち帰ろうとしました、

ザックの中で木っ端微塵になってしまいました。

したがって確かめることができず。

 

  

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山4 笛吹市芦川町 コアジサイ ゴミムシ

    

今日は令和7年7月19日。

  

昨日の山の報告の続きです。

スズラン群生地付近にあった案内図です。

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今回歩く場所は、この地図の上の方の部分です。

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黒岳〜王岳の尾根と、黒岳〜滝戸山の尾根に挟まれた、

中央に芦川という川が流れる地域が、笛吹市芦川町です。

Yahoo!地図で表すとこんなところです。

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今回の登山で、この芦川町の中央を自動車で往復しました。

小さな集落で、お店もなく、不便はないのかなと心配しちゃいました。

平成29年に作成されたと思われる映像を見ました。

そこに私の心配に対しての答えがありました。

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動画はこれです。


YouTube: ashigawa PV 1080P

この動画の中で、芦川小学校の全校児童は4名でした。

私の新任の地、愛知県の東栄町を思い出させる規模です。

それから7年余り。どうなったか調べました。

3倍以上の児童数で15名でした。

教職員が16名。

児童数と教職員数が近いのは、田舎の小規模学校あるあるです。

児童数が増えたのは、芦川地区への移住の呼びかけが、

功を奏しているのでしょうか。

  

  

さて登山の続き。

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左折して、釈迦ヶ岳方面へ。

  

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↑ 府駒山頂上。午前9時21分。

  

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小さな蝉の抜け殻。

コハルゼミじゃないかという説で落ち着く。

この日は、自動車を降りた直後から蝉の鳴き声の中でした。

この夏に初めて蝉の鳴き声を聞きました。

  

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釈迦ヶ岳の山頂が近づくと、コアジサイの花が見られました。

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自然の造形物。

小さな花が集まって、美しい形を作っています。

最後の花の写真がお気に入りです。

  

山で出合ったので、ヤマアジサイと短絡的に思ってしまいますが。

ヤマアジサイはこんな花。

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みんなの趣味の園芸より転載。

  

  

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こんな虫も発見。

ホソヒラタゴミムシ。

  

先日はオミムシダマシに出合いましたが、

今度はゴミムシでした。

今年はこんな甲殻類縁があります。





  



   

  

2025年7月18日 (金)

1学期終了 通級指導2年目、頑張った

   

今日は令和7年7月18日。

  

今日は終業式。

1学期終了。

通級学級指導2年目。

頑張った。

昨年の試行錯誤は、間違いではなかったと思いました。

場所が変わって、子どもも変わっても

私の今のやり方は通用しました。

通級指導の普遍性を感じました。

と言うか、子どもって、どの子も好奇心の塊であって、

その好奇心を揺り動かせば、いい反応を見せてくれるのです。

それが「子どもらしさ」でしょう。

どの子にも「子どもらしさ」があることを信じて、

対応して、結果が出た1学期でした。

どんな子どもが通級指導教室に来ても大丈夫。

そうはいかないことも将来あるかもしれませんが、

今はそこまで自信があります。

挫折したら、考えます。

  

今日は豊橋で反省会。飲み会。

再雇用の64歳で参加。

「しゃべってくれる人いるの?」と奥さんに言われて、

「誰かいるら」と言って、家を出ました。

飲み会には出るべき・・・は、昭和生まれの考え方かな。

それがまだ抜けない。

でも2次会は、お呼びではないなと思って、

ずっと参加していません。

奥さんに心配されましたが、ちゃんと話をしてくれる人はいて、

短く感じた2時間でした。  

  

帰り際に、教頭先生から

「ありがとう、先輩」と声を掛けられ、恐縮。

まだまだ心は若いつもりですが、

そういう存在なんだよなと感じました。

  

  

夏休み。

充電するぞ。

通級指導は、担当教師に魅力がなければダメ。持論のひとつ。

そのための充電。

  

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山3 童謡の「野バラ」 「魔女のほうき現象」

    

今日は令和7年7月18日。

  

前記事の続きです。

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ノイバラ(ノバラ)です。

  

ノバラと言えば、童謡が思い出されます。


YouTube: 野ばら(シューベルトの童謡・唱歌)

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この時のノバラは「紅」です。

ムム?

庭木図鑑植木ぺディア ノイバラ 野荊

には次の様に書いてありました。

  

ヨーロッパにも野バラがあるが、ピンク色の花を咲かせる別種であり、

シューベルトの「野バラ」はそちらをモチーフにしている。

  

なるほど。解決です。

子どもの頃から聞いたことがある「ノバラ」

意識して対面したのが、64歳のこの時か?

「ノバラ」なら漢字は「野薔薇」

「ノイバラ」ならば漢字は「野荊」

この視点の違い。面白い。

  

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舗装された道路から山道に入りました。

やっと登山気分。

府駒山と日向坂峠を結ぶ尾根を目指します。

ほぼ直登の尾根歩き。

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とっても爽やかな直登でした。

木漏れ日があったせいかな。

   

そこで見たもの。

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何か植物に異変が起きていました。

木の枝に瘤ができ、そこから異様に枝が出ているのです。

なんだろう?

ソメイヨシノに発生するてんぐ巣病と同じかな?

  

Google検索だと「ヒドノフィツム」と思われるとのこと。

う〜ん、いいのかなあ。

チャットGPTで調べました。

この木はツツジの仲間であると推測し、

この瘤ができて枝がたくさん出る現象を

「魔女のほうき現象」と判定してくれました。

転載します。

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外的要因が何であるかは不明ですが、

どうやら「魔女のほうき現象」のようです。

これって、ソメイヨシノのてんぐ巣病も「魔女のほうき現象」なのかな。

これも調べました。

Wikipedia てんぐ巣病

ここには、てんぐ巣病も「魔女のほうき」と呼ばれることが

書いてありました。

  

対処方法。

山などで見たならそのまま。

庭で見たなら、早めの剪定。

  

先に知識を知って、見たいと思っても簡単ではない。

今回のように、まずは見て、調べたことは良かった。

この順番なら、無理はないです。

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山2 神代曙(ジンダイアケボノ)

   

今日は令和7年7月18日。

   

前記事の続きです。

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登山者用駐車場から、スズラン群生地駐車場までの道路の両側には、

いろいろな木が植樹されていました。

この木が気になりました。

「神代曙(ジンダイアケボノ)」

大仰(おおぎょう)な名前です。

どんな木なのだろうと疑問に持ちました。

調べました。

Wikipediaから引用します。

  

様々な理由で第二次世界大戦後に大量に植えられた多くのソメイヨシノ

の樹勢が低下しつつある。ソメイヨシノはサクラ類てんぐ巣に弱く、こ

の事を危惧した公益財団法人日本花の会では、2005年(平成17年)か

らソメイヨシノの苗木の配布を、2009年(平成21年)からは販売も中

止し、ソメイヨシノから植え替えする場合の代替品種としては、てんぐ

巣病に罹りにくく、開花時期と花の特徴がソメイヨシノと類似するジン

ダイアケボノへの植え替えを推奨している。

  

桜の木の一種なんですね。

ソメイヨシノよりも少し開花が早く、花びらの色がソメイヨシノよりも

ピンクが濃いそうです。

てんぐ巣病。

日本花の会 サクラ類てんぐ巣病

ここから引用します。

  

カビの一種が原因で発生する伝染病で、病気にかかった枝についた葉の

裏面に形成された病原菌の胞子が、空気中に飛んで感染していきます。

感染すると枝が異常に発生して、花が咲かなくなる病気です。放置して

おくと感染した枝はやがて衰弱し、枯死してしまいます。

「染井吉野」 の場合、病気にかかった枝は、開花時に葉が出るのでよく

目立ちます。

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なるほど、こんなソメイヨシノを見たことがあるなあ。

  

これから「ソメイヨシノ」が「ジンダイアケボノ」に代わっていくようで、

これからよく名前を聞くことになりそうです。

動画も紹介。

「ジンダイアケボノ」の名前は、東京都立神代植物公園にあった

旧名「アケボノ」の木だからこの名がつきました。

その原木が映った映像です。


YouTube: 【令和のサクラ】“神代曙”桜並木の新たな主役に

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なかなか広い駐車場。

道路に自動車の行列ができるなんて、すごく賑やかなんだなあと思います。

  

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駐車場の隣には、このような施設がありました。

トイレも清潔そうです。

笛吹市、ここに力を入れていますね。

 






  

2025年7月17日 (木)

20250629釈迦ケ岳・黒岳(山梨県)登山1 出発/ヒメコウゾの実

     

今日は令和7年7月17日。

  

6月29日(日)に山仲間のHさん、Sさん、Kさんと

山梨県の釈迦ヶ岳と黒岳を登ってきました。

その時の報告です。

  

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午前5時55分、東名高速日本坂SAでの雲。

このメンバーの時には、最も若い私が車を出し、運転手をしてきました。

ただこの日はどうにも眠くなりました。

心療内科でもらっている薬が、まだ朝に効いていることがあり、

それで眠気があるのだと推測します。

事故っては登山どころではなくなるので、事情を話して、

Kさんに運転を代わってもらいました。

安心したのか、私は助手席でしばらく寝てしまいました。

  

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Kさんの運転で、駐車場に着きました。

YAMAP

このサイトの地図を転載して、今回のコースを記入してみました。

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ここはスズランの群生地として有名。

私たちがとめた場所は、登山者用の駐車場。

スズランの群生地を見にきた観光客用の駐車場は、

少し上がったところにありました。

  

歩き始めは、午前8時20分ぐらいかな。

すっかり薬の影響は取れて、眠気なしとなりました。

  

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しばらく舗装道路を登りました。

その舗装道路から右折して登っていく道。

この道は、下山で使いました。

登る時にはスルー。この先にあるスズラン群生地は、

どんなところなのだろうと思いました。

ただ時期が違います。

ふえふき観光ナビ

このサイトからポスターを転載。

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ちょっと遅かったです。

でもスズランが花盛りの頃は、観光客がとても多く、

駐車場はいっぱいで、そこに至るまでに道路は、

自動車の行列ができるそうです。

登山にとっては、スズランの花盛りの頃は、

難しいようです。

  

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ヒメコウゾの実のようです。

TOKYOWASHIのブログ

ここに収穫した実の写真が載っています。

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どんな味がするのだろう。

もう少し時期が早かったら、食べることができたね。

  

続く

2025年7月16日 (水)

ミノムシのその後 ついに幼虫の入ったミノムシを発見

   

今日は令和7年7月16日。

  

今日が1学期の通級指導教室最後の授業でした。

2年の男の子がラスト。

教室で飼っているヤブキリの餌にするために、

校庭に出てバッタを捕まえました。

たくさん捕まえることができ、さらに用務員のお兄さんが、

ヤブキリのメスをまた1匹捕まえたのをプレゼントしてくれました。

したがって、現在のヤブキリの虫かご内は、

こうなっています。

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ヤブキリのオス1匹、メス2匹、その他のバッタ9匹。

にぎやかですが、この後どうなるでしょう?

  

  

それでは、前記事に引き続き、ミノムシのことを書きます。

  

私の目標は、幼虫の入っているミノムシを見つけることです。

本宮山では出会っています。

糸でぶら下がったミノムシを撮影しています。

採取してくれば良かったと後で思いました。

ここでも道草 20250529本宮山登山② 今日はミノムシがぶら下がっていました(2025年5月30日投稿)

  

7月6日(日)に、再び奥さんの設楽町の実家に行き、

ブルーベリーが生えている小屋の中の除草作業をしました。

その時に、ブルーベリーの葉っぱや枝にミノムシが張りついていました。

それらを集めて、紙袋に入れて保管。

除草作業が終わったら調べてみようと思っていました。

  

作業の途中で、ふと見たら、

紙袋の取っ手のひもに何やら付いています。

何だ?

それがミノムシでした。

幼虫が上半身をミノから出して、ひもの上を歩いていたのです。

いたあ!

これが見たかった。

私は急いでスマホの録画準備。

その時にミノムシは何か察したのか、ミノの中に姿を隠してしまいました。

でも幼虫がいることは確かです。

本宮山では、幼虫が出てくるまで待てませんでした。

今度は待つ。そう決めてスマホの録画スイッチをオンにしました。

それが下の映像です。

後半のBGM付きの映像は、

翌日、授業で子どもたちに見せた時のミノムシの様子です。


YouTube: 2025年7月6日 幼虫の入ったミノムシをやっと採取できました


 

残念ながら糞をする時を見ることができませんでしたが、

ミノを背負って動く様は、しっかり見ることができ、

こうやって撮影ができました。

  

昨年、御油のふるさと公園で久々にミノムシを見て、

今年は一気に幼虫も見ることができました。

大きな進歩です。

  

しばらく姿を見せてくれていたミノムシですが、

1週間ぐらいで、姿を見せなくなり、ミノの中に入ったままです。

蛹になって、成虫になるのでしょうか。

オスならば、羽化して、ミノガとなって飛び立ちます。

メスならば、ミノの中で成虫になって、オスがやってくるのを待ちます。

どちらにしても、教室の虫かごに入れておいても、

何も起こりません。

そこで、教室の窓の外に出すことにしました。

その準備です。

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設楽町から採取してきた5つのミノムシを、

横棒にボンドで貼り付けました。

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教室の椅子に座っていると横目で見ることができます。

何かが起こったら目に入ります。

  

現在、ミノムシの研究はここまでです。

交尾も見てみたい。

赤ちゃんミノムシが、糸を使って飛び立つなんていう、

すごくレアであろうシーンも見てみたい。

教室の窓の外で、いろいろ起こってほしいです。


 

  

2025年7月14日 (月)

ミノムシのその後 ミノを切開して、メスの成虫発見

    

今日は令和7年7月14日。

  

ミノムシを前回切り開いたのは、

この時でした。

羽化した後のミノムシ(2025年6月12日投稿)

  

羽化した後、オスはミノから出ていきますが、

メスはそのままミノの中にいることを書きました。

その後のことを書きます。

  

6月21日(土)に、奥さんの実家・設楽町に行きました。

ブルーベリー小屋の草取りをしました。

その時にまたミノムシを見かけました。

今回は葉っぱに貼り付いたミノムシ。

もしかしたら、これは幼虫がいるミノムシかと喜びました。

映像では見たけど、ミノムシの幼虫が、ミノを背負って動く姿を

見たいと思っていました。

6月8日(日)に、磐田市竜洋昆虫自然観察館に行って、

このミノムシを見たのが、自分に「見たい」気持ちを高めたと思います。

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ミノムシが展示されていて、そのケースの下には糞。

ミノムシはミノに入っているけど、糞はどうしているんだろう?

そんなことが気になりました。

ミノの下から、お尻を出してするんだろうな、

それを確かめてみたい。

  

ミノの中に幼虫がいるミノムシ

それが私の課題になりました。

  

木の枝に付いているのは、おそらく成虫になったミノムシのミノ。

今回のは葉っぱに付いていたので、きっと幼虫のお食事中だったと予想。

剪定して、そのミノムシと葉っぱと枝は家に持ち帰りました。

様子を見ていましたが、葉っぱに付いたミノムシは、全く動きません。

幼虫だったら、動くはず。

  

6月23日。

授業で、子どもと一緒に葉っぱに付いたミノムシを

解体してみようということに。

幼虫を期待しましたが、違いました。

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成虫のメスです。

先日はすでに死んでいるメスの成虫を見ましたが、

今回はしっかり生きていました。

あらためて、ミノムシのメスの成虫は、

まるで幼虫のような姿をしていることを確認しました。

 

切り開いたことで、もし幼虫なら糸を吐いたりして修繕すると

考えられますが、メスの成虫はどうなんだろう。

切り開いたままではいかんと思って、

さらにメスの成虫には修繕する力がないと予想して、

雑ですが、ボンドで切り開いたところを接着させて、

修繕しました。

次に考えることは、このミノムシをどこに置くかです。

メスの成虫は、オスの成虫を待つので、教室の虫かごでは、

もちろんダメです。

どうしようか。

決めたのは、私が出勤日に車を止める駐車場の横にあるイチョウの木。

こちらもボンドで貼り付けました。

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6月23日に木に貼り付けましたが、

翌6月24日の朝には、上の写真のように、

まだボンドの白い部分が残っていました。

どちらを上にするか迷いましたが、発見時と同じように、

お尻を上にする形で接着しました。

これが良かったかどうかはわかりません。

その翌日の6月25日なると、白いところは無くなり、

イチョウの木に馴染んでいました。

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これで、オスの成虫が来て、交尾できるといいです。

   

幼虫の入ったミノムシ。

今回はダメでしたが、7月6日(日)に、

また設楽町に行ってブルーベリー小屋の除草作業をしていたら、

ついに発見できました。

次の記事で書きます。




        

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