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2025年6月13日 (金)

茅花流し・・読み方は?意味は?

     

今日は令和7年6月13日。

   

何枚かアップされていました。

その中の1枚。

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この写真に添えられた言葉が「茅花流し」
  

はて?これはなんと読むのだろう?

調べました。

「つばなながし」でした。

その意味は?

  

俳句の季語なんですね。

きごさい歳時記 茅花流し 初夏

このサイトから引用します。

 

【解説】

茅花の花穂を吹き渡る南風のこと。茅花とはイネ科の多年草で、

その花穂は初夏に見られる。「流し」は雨の気配を含んだ南風。

   

俳句をたしなんでいなかったので、この言葉を知りませんでした。

自然の営みに、こうやって名前が付けられているなんて、

いいなあ。

それだけ、先輩たちは、自然の営みに敏感だったと思います。

  

「茅花」はもっと具体的にするとチガヤ(千萱)の若い花穂のこと。

チガヤと言われると、グッと馴染になります。

昨日も公園の草取りに行きましたが、

第一目標はアレチヌスビトハギですが、

そのアレチヌスビトハギを隠すように育っているのが

チガヤです。

次の動画をご覧ください。


YouTube: 【あなたのお庭をダメにする危険な雑草7選 】お庭で見かけたら真っ先に駆除して欲しい雑草を紹介。#ドクダミ #スギナ #セイタカアワダチソウ#ヌスビトハギ#シロツメクサ#ヤブガラシ#チガヤ

危険な雑草7選の中にチガヤがあります。

動画の3分27秒から紹介されています。

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場所によって、あるいは人によってイメージが違ってくるチガヤ。

それもまた楽しい。

  

尖った葉が直立するから矛(ほこ)の字が当てられ、

それに草冠で「茅(チガヤ)」

これも先輩たちの観察眼を感じます。

「茅」を「つ」と読んで「茅花(つばな)」

「つ」と読まずに「ち」ならいいのになあと思います。

「ち」と「つ」は近い言葉なので、音変化(おんへんか)した

可能性もありかなと思いました。

  

  

茅花流しを知ったので、今日は意識して茅花流しを見てみようかな。

今なら、すぐに見つかりそう。

雨が近い今日、明日は絶好のタイミング。

今まで見過ごしていたものが、今日は楽しみになりました。


  

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