茅花流し・・読み方は?意味は?
今日は令和7年6月13日。
何枚かアップされていました。
その中の1枚。
この写真に添えられた言葉が「茅花流し」
はて?これはなんと読むのだろう?
調べました。
「つばなながし」でした。
その意味は?
俳句の季語なんですね。
このサイトから引用します。
【解説】
茅花の花穂を吹き渡る南風のこと。茅花とはイネ科の多年草で、
その花穂は初夏に見られる。「流し」は雨の気配を含んだ南風。
俳句をたしなんでいなかったので、この言葉を知りませんでした。
自然の営みに、こうやって名前が付けられているなんて、
いいなあ。
それだけ、先輩たちは、自然の営みに敏感だったと思います。
「茅花」はもっと具体的にするとチガヤ(千萱)の若い花穂のこと。
チガヤと言われると、グッと馴染になります。
昨日も公園の草取りに行きましたが、
第一目標はアレチヌスビトハギですが、
そのアレチヌスビトハギを隠すように育っているのが
チガヤです。
次の動画をご覧ください。
危険な雑草7選の中にチガヤがあります。
動画の3分27秒から紹介されています。
場所によって、あるいは人によってイメージが違ってくるチガヤ。
それもまた楽しい。
尖った葉が直立するから矛(ほこ)の字が当てられ、
それに草冠で「茅(チガヤ)」
これも先輩たちの観察眼を感じます。
「茅」を「つ」と読んで「茅花(つばな)」
「つ」と読まずに「ち」ならいいのになあと思います。
「ち」と「つ」は近い言葉なので、音変化(おんへんか)した
可能性もありかなと思いました。
茅花流しを知ったので、今日は意識して茅花流しを見てみようかな。
今なら、すぐに見つかりそう。
雨が近い今日、明日は絶好のタイミング。
今まで見過ごしていたものが、今日は楽しみになりました。
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