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2025年6月14日 (土)

痛みは危険信号/病は気から/右肩の痛みが良い方向に

    

今日は令和7年6月14日。

  

20日間くらい右肩が痛かったです。

珍しく鎮痛剤「バンテリン」(液体)を買って、

毎朝、毎晩、痛い場所に塗っていました。

気休めとは思っていました。

それでも、どうにか6月13日まではと思って、

痛みに耐えてきました。

奥さんには「五十肩だよ。ついになったね。おめでとう」

と冷やかされました。

  

6月13日は整体の予約日でした。

整体に行けば、この右肩の痛みはどうにかなるのではと、

期待していました。

そして期待以上の1時間でした。

  

整体師さんに言われたのは、

「たいした症状ではないと思います」

「体の痛みは危険信号。これ以上動かしてはいけないと

脳で考えると、脳は痛みを出すように指令します。

そうすると、本当は動いても大丈夫なのに、

痛みが出るから、それ以上動かさないようにしてします。

動かない筋肉は固まる。固まった筋肉を動かそうとすると、

痛みが出ます。」

「脳はさらに範囲を広めて、これ以上を動かしてはいけないと

痛み指令を出します。痛みの範囲が広がって重症化します」

「また筋肉が固まります。痛みが出ます。脳の痛み指令範囲が

広がります。」

  

この悪循環に陥っていたというのです。

病は気から。

体の痛みは、7割くらいは気持ちの問題だと

いつも整体師さんは言います。

思いあたっります。

肩が痛み出した時に、気にしたのです。

この肩の痛みはだんだん重症化するのでは?と

自分で勝手に判断したのです。

ビクビクして肩を動かしていました。

バンテリンを塗っていたのも、その心配な気持ちの表れです。

その結果、脳は危険信号の痛み指令の範囲を広げて、

自滅的に重症化したのです。

腑に落ちました。

今回の施術は、少しずつ肩の可動域を広げていって、

ここまで動かしても痛くないんだよと、

脳に教えてあげるものでした。

この施術にも納得です。

  

私は大袈裟に考えていたけど、たいしたことはないんだ。

少しくらい痛くても、動かしていけば、

脳は痛みを出さなくてもいいと判断して、

痛みなく動かせるようになるんだ。

この気持ちの転換が、期待以上の結果を出しました。

たた1時間の施術で、ビクビク動かしていたのが、

安心して動かせるようになってきました。

  

痛みは危険信号。

これがキーワードです。

脳は、自分です。

自分が「こうやって動かすと痛いのでは」と思うと、

脳は「それじゃあ、痛くしましょう」と判断して、

患部に異常がなくても、痛みを感じさせます。

逆もあり。

自分が「動かしても大丈夫」と思えば、

脳は痛みを出す指令をやめます。

今回の施術でこのことを感じました。

  

自分の体のことを知るのは、これから長生きしたいと思っている

私にはとってはプラスです。

6600円(税込)

1回の施術料は、他の人からは高いねえと言われますが、

こんなふうに体感して体の勉強ができるのが魅力です。

施術料に見合った情報を得ようとこちらも貪欲になるので、

充実した時間になることが多いです。

  

いつもは1ヶ月おきの通院ですが、

今回は右肩のことがあるので、2週間後。

きっと治っています。

  

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