20240106「138億光年 宇宙の旅」350年前に超新星爆発したカシオペア座A
今日は令和7年3月18日。
唐突ですが、この記事の続きです。
ここでも道草 20240106「138億光年 宇宙の旅」オリオン星雲/冬の星座観察(2025年1月10日投稿)
このシリーズ、いい加減最後にします。
もう1年以上前のことですからね。
超新星が爆発したもの。
爆発したのは350年前。
もう、身近な生活では理解できない出来事です。
超新星とは?
これも動画を参考にします。
YouTube: 史上初の快挙!超新星爆発の一部始終を観測に成功
太陽のように自ら光り輝いているのを「恒星」と言います。
恒星の中心部では、自身の重力によって超高温、超高圧な
環境になっています。
そこでは核融合反応が起きます。
その反応が恒星のエネルギーになります。
この核融合によって、最も軽い元素である水素が消費され、
水素の次に軽いヘリウムが生成される反応が起きます。
この図のように、左下に出ているのがN(エネルギー)だと
思われます。
水素が尽きると今度はヘリウムを消費して炭素ができます。
そして次は炭素を消費して・・・というように、
どんどん重い元素が燃料として消費され、
次に重たい元素ができていくそうです。
これが核融合なのですね。
この動画で知りました。
この核融合が続くためには、高い高温と高い圧力が必要です。
したがって、比較的低質量の恒星では、
温度や圧力が高くならずに、
途中段階で核融合が止まります。
この「燃えかす」状態尾なのが、「白色矮星」と呼ばれるものです。
これまた初めて知りました。
「白色矮星」はこのまま冷めて消えていくようです。
質量が十分にある恒星の中心部では、
核融合によって最終的に鉄が生成されるまで反応が進むと、
それ以上核融合が進まなくなります。
その過程で、星は膨張し、巨大で低温な「赤色超巨星」となります。
星の中心には鉄ができる理由がわかりました。
そして超新星爆発が起こる理由も。
最も身近な恒星である太陽。
超新星爆発するほどの質量がないので、
いずれ白色矮星となる恒星なのだそうです。
上の動画は、超新星爆発が起こる前から、
爆発後の観測が2020年に成功したことを示す動画です。
カシオペア座Aが超新星爆発したのが350年前となぜわかるのか?
YouTube: 「カシオペヤ座A」は最強の星なのに誰も観測できなかった!?【3分でわかる宇宙ヤバイ】
1680年にこの爆発を観測した人がいたのです。
この動画が説明しています。
フラムスチードという天文学者です。
フラムスチードは、普通の恒星と考えて記録しましたが、
それが超新星爆発でした。
ちなみに、最初の疑問である
超新星とは?について。
ここに次のように説明がありました。
星が急に明るくなり, 絶対等級が-17〜-19等にもなる 現象
難しいけど、超新星とは急に明るくなった星のことであり、
爆発によって超新星になったとも考えられるということかな。
超新星爆発という言葉から、超新星が爆発するのかと思ったけど、
どうも違うようです。
カシオペア座Aは現在暗くなっていく途中だそうです。
すでに超新星ではないのです。
ややこしい。
う〜ん、今日はここまでの勉強。
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