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2025年3月19日 (水)

20240106「138億光年 宇宙の旅」350年前に超新星爆発したカシオペア座A

    

今日は令和7年3月18日。

  

唐突ですが、この記事の続きです。

ここでも道草 20240106「138億光年 宇宙の旅」オリオン星雲/冬の星座観察(2025年1月10日投稿)

  

このシリーズ、いい加減最後にします。

もう1年以上前のことですからね。

  

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超新星が爆発したもの。

爆発したのは350年前。

もう、身近な生活では理解できない出来事です。

  

超新星とは?

これも動画を参考にします。


YouTube: 史上初の快挙!超新星爆発の一部始終を観測に成功

  

太陽のように自ら光り輝いているのを「恒星」と言います。

恒星の中心部では、自身の重力によって超高温、超高圧な

環境になっています。

そこでは核融合反応が起きます。

その反応が恒星のエネルギーになります。

この核融合によって、最も軽い元素である水素が消費され、

水素の次に軽いヘリウムが生成される反応が起きます。

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この図のように、左下に出ているのがN(エネルギー)だと

思われます。

水素が尽きると今度はヘリウムを消費して炭素ができます。

そして次は炭素を消費して・・・というように、

どんどん重い元素が燃料として消費され、

次に重たい元素ができていくそうです。

これが核融合なのですね。

この動画で知りました。

この核融合が続くためには、高い高温と高い圧力が必要です。

したがって、比較的低質量の恒星では、

温度や圧力が高くならずに、

途中段階で核融合が止まります。

この「燃えかす」状態尾なのが、「白色矮星」と呼ばれるものです。

これまた初めて知りました。

「白色矮星」はこのまま冷めて消えていくようです。

    

質量が十分にある恒星の中心部では、

核融合によって最終的に鉄が生成されるまで反応が進むと、

それ以上核融合が進まなくなります。

その過程で、星は膨張し、巨大で低温な「赤色超巨星」となります。

  

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星の中心には鉄ができる理由がわかりました。

そして超新星爆発が起こる理由も。

  

最も身近な恒星である太陽。

超新星爆発するほどの質量がないので、

いずれ白色矮星となる恒星なのだそうです。

  

上の動画は、超新星爆発が起こる前から、

爆発後の観測が2020年に成功したことを示す動画です。

  

  

カシオペア座Aが超新星爆発したのが350年前となぜわかるのか?


YouTube: 「カシオペヤ座A」は最強の星なのに誰も観測できなかった!?【3分でわかる宇宙ヤバイ】

  

1680年にこの爆発を観測した人がいたのです。

この動画が説明しています。

フラムスチードという天文学者です。

フラムスチードは、普通の恒星と考えて記録しましたが、

それが超新星爆発でした。

  

ちなみに、最初の疑問である

超新星とは?について。

Gakken キッズネット

ここに次のように説明がありました。

星が急に明るくなり, 絶対等級が-17〜-19等にもなる 現象

  

難しいけど、超新星とは急に明るくなった星のことであり、

爆発によって超新星になったとも考えられるということかな。

超新星爆発という言葉から、超新星が爆発するのかと思ったけど、

どうも違うようです。

カシオペア座Aは現在暗くなっていく途中だそうです。

すでに超新星ではないのです。

ややこしい。

 

う〜ん、今日はここまでの勉強。

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