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2024年7月 8日 (月)

「本を読むだけで脳は若返る」① 読書=脳の全身運動

   

今日は令和6年7月8日。

  

この本を読みました。

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アマゾン

「本を読むだけで脳は若返る」

(川島隆太著/PHP新書)

   

6月のサークルで紹介された本です。

私がiPad中心の生活をしていることが、決して良くないことが

書かれた本です。

引用していきます。

  

この実験結果や類似の実験結果から一つの結論として言えるのは、

読書は脳の全身運動になる、ということです。このことを理解する

だけでも、読書活動にいそしむ子どもがさまざまな力を伸ばしやす

いということが納得できないでしょうか。この「読書=脳の全身運

動」は、大人についても同じことが言えます。

毎日運動している人は、子どもも大人も健康的な身体を維持し、必

要な筋力があれば、すぐに鍛え上げることができるものです。野球

やサッカー、テニス、バレーボール、ラグビー、陸上などのスポー

ツをやろうと思ったときも、普段から運動している人のほうがすぐ

に上手にできるようになるでしょう。それと同じように、毎日のよ

うに脳の全身運動をしている人は、そうでない人と比べて、さまざ

まな能力が発現し 状態になっているのです。脳も他の体の臓器や

器官と同じであり、毎日の読書が脳の基礎力を上げてくれるのは、

ごく自然なことだと言えます。

(19〜20p)

  

読書=脳の全身運動

これは覚えておきたいですね。

  

一つだけ助言すると、小説や新聞記事のように活字が中心のものを

読むと、前頭前野を含めて脳が全体的に働きやすいということが実

験からわかっています。私たちは、読書あるいは活字を読むことに

関する実験をいろいろとしているのですが、写真やイラスト、マン

ガが中心の雑誌や書籍を読んでいる読者の脳活動を調べると、「思

考の脳」があまり働いていないのです。誌面には、写真や絵だけで

なく、文字があって、それを読んでいるにもかかわらず、背外側前

頭前野がほとんど活性化していない。これはとても不思議なのです

が、さまざまな計測データを見ると、活字を中心とした本を読んだ

ほうが、脳の全身運動になると言えます。この謎については、まだ

誰も科学的に説明できてはいません。

経験的な感覚から言えば、同じ分量の文章を読むにしても、文字だ

けで読むときと、写真や図が添えられた誌面の中で読んでいるとき

では、頭の疲れ方が違ってくるように感じないでしょうか。この違

いは、もしかしたら脳が使われているか使われていないかの差か生

じているのかもしれません。

要は、比較的リラックスしながら読めるのが写真雑誌や図解の多い

本で、わりと身を入れてしっかりと読んで興味や関心をかき立てて

いくのが小説などの文章中心の本であると、主観的な感覚を通して、

言えるかもしれないということです。 ただ、その違いは脳の中で

どのように生じているのかと問われると、科学的にはよくわかって

いません。

ただ、論文にはしていないのですが、小説と写真雑誌を読むときに

眼球がどのように動くかを調べるという実験はしたことがあります。

この実験では、文字だけの文章を読んでいるときは、前後の文章に

視点を移しては戻すことを繰り返しながら読んでいて、基本的には

文字列をずっと追いかけていくのがわかりました。

一方、写真などが横にあると、読んでる途中で写真のほうに眼球が

動くのがわかりました。視点が横に飛んでは、また文字に戻ってく

るということを繰り返しているので、おそらく集中して文字を追う

ことができていないと思われます。注意がさまざまな方向に移って

いく状態は「スイッチング」と呼ばれ、この状態になると脳の活動

が全体的に活性化しないことが知られています。

仮に同じ文章が書いてあったとしても、写真や図がそばに大きくあ

ると、意識が文章にあまり向けられず、スイッチングが生じて注意

散漫な状態になり、脳活動が上がってこないのかもしれません。

こう解釈するのが一番素直な考え方だと思いますが、きちんと実験

で追うことができていません。

(28〜29p)

  

文字を追うことが、脳の活動をアップさせる秘訣のようです。

  

 

この結果の違いはどこから生じたのでしょうか。私たちは、読書で

脳が発達したことによる変化だと捉えています。 読書習慣を強くも

っている子どもたちは、言語を主に扱う脳がより発達し、言葉の理

解力が高まり、情報処理がきちんとできるようになって、どの教科

のテストであっても良い点を取りやすくなった、と私たちは解釈し

ています。

逆に、読書習慣のない子どもたちは、おしなべてテストで良い点が

取れない傾向があります。これが標準の状態なのかもしれませんが、

読書をしている子どもたちと比べれば、脳の発達がそれほど進んで

いないと解釈することもできます。

この一連の研究から言えることを整理します。まず、子どもたちが

読書を習慣化すると、子どもたちの脳、特に左半球の白質の発達を

促すことができるということです。また、その結果として、少なく

とも認知力の一部である学力を押し上げることにつながるというこ

とです。教育関係者が昔から子どもたちに読書を推奨してきたのは、

まさにここに理由があったのです。

(37p)

  

読書はいい。私も教育関係者です。経験上、そうは思っていました。

  

続く

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