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2023年10月18日 (水)

スポイトとピペット

   

今日は令和5年10月18日。

  

前記事の石灰水の実験。

スポイトが必要と思って、理科室に探しに行きました。

「スポイト、スポイト・・・・」と言いながら探しましたが、

見つからない。

でも「ピペット」と書いた引き出しを開けたら、

そこにガラス製のメモリの入ったスポイトがありました。

Img_2328

むむ、これは、スポイトではなくてピペットなの?

待てよ、最近、私が知っている言葉が、

いつの間にか時代遅れの言葉になっていることもあります。

スポイトはもう昔の言葉であって、

今はピペットというのかと思って、

ネットで調べました。

モノタロウ 

このサイトには、次のように説明してありました。

  

ピペットやスポイトは、液体を少量吸い取って他の容器に移す時に使用

します。一般的には、ピペットには目盛りがついており、スポイトはピ

ペットより小さく目盛りはついていません。

  

なるほどです。

理科室には、スポイトもあって、

実験にはスポイトを使いました。

Img_2330

上がピペット。下がスポイトです。

  

ピペットの引き出しには、「こまごめピペット」とありました。

「こまごめ」って何だ?

  

いまちゃす 駒込ピペットの「駒込」って?

このサイトが勉強になります。

どっさり引用したいです。

  

ではなぜ、駒込ピペットには「駒込」という地名が入っているのでしょ

うか。

それは駒込ピペットは、遡る事今から約100年前の1920年代に、東京

都立駒込病院の第5代院長、二木謙三によって考案されたピペットだか

なのです。現在も「がん・感染症」に関する専門治療に力を入れてい

る駒込病院ですが、やはり当時も伝染病患者を収容、治療する事を専門

としていました。

そんな伝染病と向き合う日々の中で、安全で迅速にサンプルを採取する

ために考案されたのが、現在の「駒込ピペット」なのです。 なんとそれ

までのピペットは、口で吸うものが主流であり、伝染病患者を専門に診

ている駒込病院では、患者から採取した検体の検査をするためにピペッ

トを口で吸う、というのは命にも関わる大変に危険な行為だったのです。

対して駒込ピペットはガラス管の上部3分の1程度のところにふくらみを

もち、上部にゴム球を付けて吸い上げます。

  

サイトでは、もっと勉強できます。

また見てください。

でも口で吸うピペットが主流であったのは、驚きです。

その状態を解消した駒込ピペットは、画期的なものだったのでしょう。

ピペットとスポイトで歴史の勉強ができました。

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