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2021年7月19日 (月)

「万波を翔る」横浜開港

   

今日は令和3年7月19日。

   

日米和親条約で日本は下田と箱館(函館)を開港。

その後に開港したのが長崎と横浜。

そして兵庫と新潟。

社会の先生としては、港名がテストで書けるように

覚えておけよというくらいを押さえでしょう。

   

 

現在読んでいる本「万波を翔る(ばんぱをかける)」

(木内昇著/日本経済出版社)では、

横浜開港に向けていかに大変だったかが記されていて面白い。

横浜はそんなに人の住んでいない村だったようですが、

大型船が入れる水深があったため、

開港地に選ばれました。

開港するにあたって、それまで住んでいた人たちを

引っ越しさせました。ここにお金をだいぶ使いました。

そして、幕府の役所を中心に、異人が住む街、

日本人が住む街が計画的に造られたようです。

これまた大金が使われました。

大変なプロジェクトだったのです。

      

港ができるにあたっては、岩瀬忠震(ただなり)、

水野忠徳(ただのり)そしてこの本の主人公である田辺太一等が

活躍します。

簡単にできたのではないのです。

   

社会科の先生は、少なくとも私は、

そんなことを知らずに簡単に教えていました。

    

「万波を翔る」は、全555pの大作。

まだ148pまでしか読んでいません。

これからも面白い歴史を知ることができそうです。

  

   

  

明日が終業式。

どうにか1学期が持ちました。

夏休みは「朝方」で頑張りたいのだが。

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