「万波を翔る」横浜開港
今日は令和3年7月19日。
日米和親条約で日本は下田と箱館(函館)を開港。
その後に開港したのが長崎と横浜。
そして兵庫と新潟。
社会の先生としては、港名がテストで書けるように
覚えておけよというくらいを押さえでしょう。
現在読んでいる本「万波を翔る(ばんぱをかける)」
(木内昇著/日本経済出版社)では、
横浜開港に向けていかに大変だったかが記されていて面白い。
横浜はそんなに人の住んでいない村だったようですが、
大型船が入れる水深があったため、
開港地に選ばれました。
開港するにあたって、それまで住んでいた人たちを
引っ越しさせました。ここにお金をだいぶ使いました。
そして、幕府の役所を中心に、異人が住む街、
日本人が住む街が計画的に造られたようです。
これまた大金が使われました。
大変なプロジェクトだったのです。
港ができるにあたっては、岩瀬忠震(ただなり)、
水野忠徳(ただのり)そしてこの本の主人公である田辺太一等が
活躍します。
簡単にできたのではないのです。
社会科の先生は、少なくとも私は、
そんなことを知らずに簡単に教えていました。
「万波を翔る」は、全555pの大作。
まだ148pまでしか読んでいません。
これからも面白い歴史を知ることができそうです。
明日が終業式。
どうにか1学期が持ちました。
夏休みは「朝方」で頑張りたいのだが。
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