「トムとジェリーとクラシック」その1/楽音で表現していた
今日は令和元年9月24日。
今年4月5日放映の「ららら♪クラシック
トムとジェリーとクラシック」を見ました。
おなじみのアニメ「トムとジェリー」を音楽視点で
あらためて見るのは面白い体験でした。
「トムとジェリー」の音楽担当は、スコット・ブラッドリー。
ブラッドリーは、効果音を使うことを好まず、
オーケストラによる楽器の音「楽音」を使って表現しようとしました。
通常「トムとジェリー」では、緻密な協議を重ねながら、
音楽と映像の制作が同時に進行したそうです。
既にあるクラシック曲も使いましたが、
ブラッドリーは次々に新しい曲を作曲したそうです。
例えば・・・
☝ 「2匹のネズミの足音の違いをバイオリンのピチカートと
フルートで」 ピチカートが分からず。調べたら、弦を指ではじくこと
によって音を出す演奏技法だそうです。
幸運なことに映像を見ることができます。
写真のシーンを確かめてみてください。☟
例えば・・・
☝ 「布の伸縮 落下 トムの気づき 悪だくみなど演奏で
細かく表現されている」
これも映像で確かめてみてください。☟
「トムとジェリー」は普通は6分間ほど。長くて7分だそうです。
思ったより短い時間だと思いましたが、
音楽の工夫が盛りだくさんだったことを知りました。
音楽が聴きごたえがあるために、長く感じたのかな。
つづく
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