銀閣その13/吉田山が重要な役割をはたしている
今日は令和元年7月16日。
7月13日の続きで、2018年4月21日放映の
「ブラタモリ 101 京都・銀閣寺」より。
銀閣寺に修学旅行の引率で2回行っているのかな。
銀閣寺の東側には崖があり、そこをのぼっていくと、
銀閣を下に見たり、向こうに広がる京都の街を
眺めることができました。
その崖から話が始まります。
あの崖は断層の上下のズレでできた「断層崖(だんそうがい)」と
呼ばれるものだそうです。
☝ 黄色のラインが断層崖。断層崖を境に右手は東山、
左手は京都盆地に分かれています。
崖をのぼっていくと展望台があります。
そこからの景色です。☟
吉田山が目立ちます。
この吉田山が重要でした。
足利義政が見たくない京都の都があるのです。
地図で示してくれました。☟
天皇がいる京都御所や、住んでいた花の御所が
ちょうど吉田山で隠れるのです。
政治を捨てて、隠居生活をするには都合のいい場所なのです。
聞き書きします。
梅林:吉田山があったからこそ、
義政公は東山の奥に魅せられて、
ここに銀閣寺ができたと思うんです。
いかがでしょうね?
タモリ:そだね~。
この放送は2018年4月。
収録はそれより前です。
当時は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックがあった時。
女子カーリングの「そだね~」が話題になっていました。
※参考:ここでも道草 2月24日のオリンピック名場面(2018年2月26日投稿)
最初に書いた通り、崖の展望台から眺めたことはありましたが、
吉田山の存在すら記憶にありません。
今度行ったら、上のことを意識して眺めたいですね。
つづく
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