銀閣その14/吉田山がどうやってできたかまでわかってしまった
今日は令和元年7月16日。
7月13日の続きで、2018年4月21日放映の
「ブラタモリ 101 京都・銀閣寺」より。
前投稿で紹介した吉田山は、
京都盆地の中にポツンとある耶麻です。
なぜ吉田山ができたかを、
梅林秀行さんが解説してくれました。
これがまた面白かった。
動画の方がわかりやすいのですが、
できるだけ説明します。
☝ 黄色のラインは、断層のあるところ。
吉田山は断層の終わりにあります。
この断層は上下のズレだけでなく、横にもズレました。
そこで実験。☟
布の切れ目を断層に見立てて下のように動かすと・・・☟
断層の横のズレにストップがかかり、上への力になって
吉田山ができたというわけです。わかりやすい!
でもこんなことが、実際の地形で起こったのですね。
吉田山を造った断層は、結構長い断層です。☟
長い断層だから、エネルギーが強く山を造ってしまったのでしょう。
こういう断層の端にできる山の地形名があるそうです。☟
以上のように、地形的にも隠居生活に最適な場所で、
足利義政は銀閣を建てたというわけです。
そして銀閣の1階は、東を正面にしていました。
以上で、「ブラタモリ 101 京都・銀閣寺」の
読み物化終了。
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