船の名前「〇〇丸」が多いのはなぜか?
今日は7月5日。
毎週心療内科に通っていますが、
その度に薬が増量されていきます。
どれくらい飲んだら、今の自分に合うのか、
お医者さんも試行錯誤のようです。
私にとっての気晴らし。
ブログをまた更新していきたいです。
またまた番組の読み物化。
昨年の9月23日放映の「ネーミングバラエティー
日本人のおなまえっ!」をやっと見ました。
お名前の疑問が次のものでした。
「〇〇丸」は、以前にも書きました。
※ここでも道草 日めくりより/船の名前に「丸」がつくワケ(2019年6月24日投稿)
このとき以上の情報があったので、
書き留めておきたいです。
船の名前に「丸」をつけた最も古いのは鎌倉時代だそうです。
さらに、国が船に「丸」をつけることを
勧めている時期があったそうです。
では、なぜ「丸」をつけるのか?
この方が教えてくれました。☟
大阪府立大学大杉徹教授です。
大杉先生は、トイレに言って便器をさして説明しました。
「おまる」は「入れ物」の意味だけでなく、
排泄物そのものも「おまる」という説があることを
初めて知りました。
でも違和感はないです。
結局「おまる」は「汚い」という意味です。
つぎに大杉教授が示してくれたのは中国の古文書。
この古文書に書かれていることを要約すると、
やけどを負った場合は、豚のふんを加工して傷口にあてます。
てんかんの治療には白鶏と犬の糞を用意します。
ここから聞き書き。
大杉:昔の考え方は、おできができていたら、
その中に病気のもとになる悪霊みたいなものが、
入り込んで病気になる。
悪霊が逃げ出してしまえば、
病気のもとが退散するから
病気が治る。
ナレーター:実は悪霊は、汚いものや臭いものが大嫌い。
動物の糞をつけると、悪霊が退散すると考えられてきました。
この考えが日本に伝わり、船に応用されたと言います。
海難事故から船を守るため、
名前にわざと丸をつけたという説です。
中国の文献が語っていたことが興味深いです。
日本人も中国の考え方を見習ったのでしょう。
今回は船の名前でしたが、人名につく「丸」は?
と思っていたら、出てきました。
次の投稿で。
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