テレビ番組を見るのが当たり前ではない生徒を教えている
今日は1月13日。
前投稿に引き続き、1月6日放映の「サンデーモーニング」の内容。
「メディア総接触時間の割合」
私の社会科の授業のやり方は、
テレビ番組を利用して説明しています。
視覚的教材なので、生徒はイメージが浮かびやすく、
効果的だと思ってきました。
テレビ番組がとても勉強になることを授業で知らせたら、
生徒自ら進んで番組を選んで見ることになり、
授業だけでなく、授業以外にも生徒の学習は広がると
もくろんでいます。
このやり方は、18年前まで勤めていた中学校でも
10年間、その考えでやってきました。
久々の中学校勤務で、再びこのやり方を思い出し、
日々実践してきました。
でも、思ったのです。
18年前に比べて、授業で紹介した番組、
例えば「大河ドラマ」をよく紹介しましたが、
実際に見たという生徒は思ったよりも少ないのです。
授業の時の様子からして、もう少し生徒は見るぞと思っても、
それほどではないのです。
前中学校勤務の体験と比べても、少ないと思っていました。
「サンデーモーニング」で示されたフリップで、
少し理由が見えてきました。
今の時代、テレビ番組以外に、帰宅した生徒が見るものは
多岐になったのだと思います。
パソコン、タブレット端末、そして携帯電話・スマホ。
テレビ番組からだんだん遠のいています。
さらに、このフリップの下に隠れていた
20歳代に限ったグラフが登場してますますそう思えました。
携帯電話・スマホに接触している時間の多いこと!
パソコン・タブレット端末・携帯電話・スマホを合わせて約70%!
実際に自分の息子・娘(20歳代 息子は今日成人式参加)を見ていると
うなづけます。
テレビ番組を見るのが当たり前ではなくなっている若者を
今は教えていることを認識しないといけないなと思いました。
「番組を逃さず見る」という積極的な関りが有効と考えてきました。
この考えは変わりません。
それだけではなく、パソコンやスマホで見る動画も含めて
紹介していきたいと思いました。
実際、先日、Youtubeで番組を紹介した時は、
「これって検索したら(家で)見ることができますよね」と
言ってきた生徒がいました。
18年前とは違う状況です。
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