曲水の宴その2/「京都ぶらり歴史探訪」の説明+α
今日は11月3日。
前投稿のつづきで、「曲水の宴(えん/うたげ)」について。
10月16日に放映された
「京都ぶらり歴史探訪 都を守る最強の神々 5大神社を巡る」
の中で「曲水の宴」が登場しました。
「京都ぶらり歴史探訪」HPより引用します。
約1000年にわたり続いた京の都は、
東西南北を四つの神が守る「四神(ししん)相応」を
配してつくられました。
五社めぐりとは、平安神宮を中心に各方角に鎮座する
4つの社をめぐる、新しい京都の楽しみ方。
四神と5つの社がわかるのがこの写真。
四神・・・玄武(北)、蒼龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)
5つの社・・・平安神宮、上賀茂神社(北)、八坂神社(東)、
城南宮(南)、松尾神社(西)
城南宮の説明の中で「曲水の宴」は出てきました。
聞き書きします。
ナレーター:こちらが、平安の遊びを今に伝える
曲水の宴が開かれる場所。
朝廷や公家が参加した年中行事で、
水の上に浮かべられたお酒の盃が、
目の前を通り過ぎる間に、歌を詠みます。
毎年11月と4月、平安の世界がよみがえるのです。
城南宮では11月3日と4月29日の2回、
曲水の宴が行われています。
今日は11月3日。
つまり今日、城南宮では曲水の宴が行われていました。
今日はどうだったのかな?
「城南宮」「曲水の宴」で調べて、
曲水の宴について詳細に書いてみたいです。
まずはこのサイト。
wakasa15thfd 城南宮・・・曲水の宴2014A(2014年の記事)
引用します。
歌人7名が紹介され、
歌題「秋の暮れ」が一人一人に告げられました。
この年は「秋の暮れ」ですが、
毎回お題は違うようです。
歌人は7名。男性5名、女性2名です。
童子達によって川に流された羽觴(うしょう)を
最初は見送り、次に来るまでに和歌をしたためます。
羽は鳥の羽、觴は盃の意味だそうです。
詠み終わった人が盃のお酒を飲んで、
菊の花を盃に入れます。
これが飲んだよという合図。
7人が、歌を詠んで飲み終わったのがわかったら、
終了。
「羽觴」は、こんなクイズになっていました。
正解はもちろん②です。
説明は上記サイトを見てください。
羽觴が川の何処かにひっかからないよう
童子が絶えずチェックしています。
男性は自分で羽觴を取り飲みますが
女性は神子(みこ)がやってくれ、飲むだけです。
最後童子が歌を集め、神官によって朗読されました。
曲水の宴が少し詳しくなりました。
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