3月27日は「仏壇の日」でいいのかな?
今日は3月28日。
昨日3月27日は「仏壇の日」の本家です。
どういうことかと言うと、
「仏壇の日」はもともと3月27日だったのですが、
後に各月の27日も、
「仏壇の日」になったからです。
それではなぜ、3月27日が「仏壇の日」になったか?
Wikipediaには次のように書いてあります。
天武天皇14年3月27日(西暦685年)、
天武天皇が「諸國家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、
即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔を出したとの記述が
『日本書紀』にあることにちなむ。
この「3月27日」は旧暦であるが、仏壇の日は新暦3月27日とした。
後に毎月27日に拡大した。
名古屋仏壇商工協同組合では、毎年3月27日の仏壇の日に
大須観音で仏壇供養祭を行っており、古い仏壇を供養・焼却する。
天武天皇は、壬申の乱を制して天皇になった実力者。
仏教を保護したことでも有名。
各家に仏像と経を置くようにと言う詔を出していたのですね。
毎朝、仏壇にご飯とお茶を供えるのが私の仕事。
天武天皇の詔を思い出しながら、供えるとしよう。
気になったのが大須観音で仏壇を燃やすこと。
調べました。
次のサイトにちゃんと宣伝が掲載されていました。
ただこのサイトを読んで、一つ疑問に思いました。
上の写真の続きです↓
ここに次のように書いてあります。
「祈りの日」である3月27日に毎年行われてきた
名古屋仏壇供養祭も今回で34回目を迎え、
大黒屋仏壇店が主催として開催致します。
ムムム?
「仏壇の日」だから供養祭があるんじゃないの?
「祈りの日」って何?
調べました。
次のサイトから引用します。
3月27日は「祈りの日」
平成29年11月20日、一般社団法人日本記念日協会により
「3月27日は祈りの日」として登録されました。
「祈りの日」の由来は685年(白鳳14年)3月27日の天武天皇の
詔(みことのり)によるもので、日本書紀に次のようにあります。
「諸國毎家作佛舎、乃置佛像及經、以禮拜供養」
対訳「諸国の家毎に仏舎を作り、すなわち仏像と経とを置きて礼拝供養せよ」
身近な人の日々の幸せを祈り、遠くで暮らす大切な人の無事を祈る。
祈りは心の平穏と思いやりの心を育みます。
この説明は「仏壇の日」と同じではありませんか。
「仏壇の日」はなくなったの?
「仏壇の日」とは別に「祈りの日」ができたの?
「仏壇の日」と「祈りの日」の行く末を、気にしていたいと思います。
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