「ぼくがラーメンをたべてるとき」の衝撃
今日は10月22日。
今月は、長谷川義史さんが関係している本をたくさん読んでいます。
そんな中の1冊。
「ぼくがラーメンをたべてるとき」
(長谷川義史・作/教育画劇)
ちょっと横着して、amazonの書評を転載します。
上記サイトからの引用です。
「おじいちゃんのごくらくごくらく」でも、
ちょぴり難しいテーマを取り上げていて、
今までとは少し違うなと、思っていたのですが、
今回の作品は、また一段と難しいテーマに取り組んでいるな。
しかもそれを見事に「長谷川義史」流にまとめ上げているな。
と感じました。
「ぼく」がラーメンをたべているときからしばらくは、
ページをめくる度に「となり」の風景が映し出されて、
とても明るい楽しい雰囲気を醸し出しています。
ところが、「となり」が「となりのとなり」になり
「となりのまち」「となりのくに」に移っていくと、
小さな子供たちの生活に、何やら暗い影が見え始め…、
砂漠の国では一人の子どもが倒れています。
このページは、ものすごい衝撃でした。
一見、長谷川さんの絵本は、絵文字も大きく、文字も少ないので、
小さな子ども向けに思われがちですが、
この絵本のこのページに関しては、
小学校の高学年以上くらいにならないと、
「だから、なに?」で、終わってしまうかもしれないです。
聞いた話では、この絵本は小学校低学年の推薦図書に
なるらしいのですが、低学年の子供たちにこの部分がどう、
受け止められるか、少し不安を覚えます。
投稿者 おせんべ焼けたかな 投稿日 2008/4/23
実際に「2008年度課題図書」に選ばれていました。
「おせんべ焼けたかな」さんの心配はどうだったのか?
自分は覚えていません。
「おせんべ焼けたかな」さんの書評は、共感したので載せました。
タイトルや表紙からは想像がつかないストーリーでした。
自分も砂漠で子どもが倒れていて、だれも周りにいない絵は
衝撃でした。そのページの絵の写真の一部です。
まだ読まれたことのない人、ぜひ手にとって読んでみてください。
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