「健康カプセル」やっぱり疲れる脳の話
今日は7月24日。
出かける前にもう1本。
池谷裕二さんの本「海馬 脳は疲れない」(新潮文庫)を
かつて読みました。面白い本でしたが、
「脳は疲れない」という話は、本当か?と思いました。
なぜなら、実際に「頭が動かない!」状況を体験しているからです。
あれは脳が疲れた状態だよと思っていました。
7月17日放映の
「健康カプセル!ゲンキの時間 テーマは”疲れない脳”」は
そのことを解決してくれました。
聞き書きです。
ナレーター:なぜ現代人の脳は疲れてしまうんでしょうか?
その原因について、石川先生にお話を伺います。
聞き手:脳が疲れるっていうのはどういうことなんですか?
石川 :非常に面白いんですけど、私たちの脳は、
意思決定疲れをするんですね。
石川 :20世紀の心理学の大発見だったんですけど、
私たちが1日にできる意思決定の量には限界があることが
わかったんですね。
ナレーター:「朝、どんな服を着ていこうか」「お昼は何を食べようか」
などと悩み、決めていくうちに、
脳がどんどん疲れていくことがわかったのです。
石川 :現代人はものすごく脳が疲れているんですね。
理由は、情報化社会になったというのもあります。
ナレーター:パソコンやスマホの普及でメールにどんな返信をするか、
インターネットでどのサイトを見るかなど、
意思決定をする機会が大きく増えたことが、
現代人の脳を疲れさせる原因になっていたのです。
石川 :だから最近は、なるべく無駄な意思決定をしない
という流れになっていまして、
たとえばスティーブ・ジョブズさんは、
毎日黒いタートルネックを着ていたんですね。
ナレーター:スティーブ・ジョブズやフェイスブックの創始者マーク・
ザッカ-バーグは毎日同じ服装をすることで、
意思決定を減らし、できるだけ脳を疲れさせないように
していたんです。
情報があふれ、脳が疲れやすくなっている現代社会。
いったいどうすればいいんでしょうか?
これが番組冒頭のこと。
この番組の中で、解き明かしていました。
そのことについては、また後日。
朝ごはんを食べて出かける時間だ。
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