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2016年7月25日 (月)

紙を食べた犯人は?

 

今日は7月25日。

3月7日の写真です↓  

Rimg7484

Rimg7485

6月27日の写真です↓

Rimg9189

Rimg9190  

勤務校の体育館の倉庫。

倉庫の入り口の上にある紙の状態が気になっていました。

紙に穴が開いたり、端が食べられたようになっています。

3カ月余り間隔を開けて撮影しましたが、

大きな変化はないようです。

「倉庫」の紙をこんな姿にした犯人は誰?

  

思いつくのが「シミ」です。

「シミ」をあんまりじっくり見た覚えがありません。

海辺で見かけるフナムシに似ていたような覚えがあります。

  

調べてみました。

  

どうやら犯人は「シミ」のようです。

このような人がいます↓

Pompoco Pea! 紙魚日記まとめ

このサイトの方は、シミを日々観察して記録している人です。

世の中にはいろいろな人がいて楽しいです。

このサイトにシミの写真は豊富にあります。

その中の1枚↓

20120420_0

紙魚日記 クロマツシミのオス

  

フナムシはこれ↓

Ffuna01 虫ナビ フナムシ

記憶は正しかったかな。

  

シミ(漢字だと紙魚)の特徴は、

上記の「紙魚日記まとめ」にはこう書いてありました。

  

最大の特徴はおしりに三本の長いしっぽ(尾毛・びもう)があること。

真ん中を尾糸(びし)、両脇を尾角(びかく)という。

(注:しっぽの呼び名は本によって違っていてはっきりしません)

尾毛の先端は少し上向きに曲がっている。

(中略)

長い触角を持ち体は平べったい。

体は鱗粉で覆われているため光を当てると金属光沢があるが、

種類によってその程度は異なる。

脚は6本だが触角・あごひげ(小顎肢)・尻尾が目立つため

一見すると足がいっぱいあるように感じる。

体長は種類によって多少異なる。

ヤマトシミ、セイヨウシミで ~1cm弱程度。

大型のオナガシミでは ~15mm程度。

 

食事中の映像を投稿している方もいました。


YouTube: 紙魚のお食事風景

  

調べていたら、紙魚と同じで紙を食べる虫で、

すごい名前のついている虫がいました。

古本をトンネルを掘るように食べている虫です。

※参考:活動報告 裏花火

※参考:竹仙堂 本の虫あれこれ

その名前は「古本死番虫(フルホンシバンムシ)」です。

「死番」の部分が気味が悪いです。

Wikipedia に次のように書いてありました。

 

シバンムシのシバンとは死番、つまり死の番人を意味するが、

これは英名のdeath-watch beetleに由来する。

ヨーロッパ産の木材食のマダラシバンムシの成虫は、

頭部を家屋の建材の柱などに打ち付けて

「カチ・カチ・カチ……」と発音して雌雄間の交信を行うが、

これを死神が持つ死の秒読みの時計、

すなわちdeath-watchの音とする俗信があり、

先述の英名の由来となった。

  

なるほど。

聞いてみたいなあ、マダラシバンムシが鳴らす音を。

  

「デス・ウォッチ」で調べると、

やたらにスター・ウォーズにつながります。

なぜかと思ったら、「デス・ウォッチ」という登場人物(集団?)が

あるのですね。私にはよくわかりませんが。

Photo スター・ウォーズオンライン百科事典 マンダロア

  

  

  

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