紙を食べた犯人は?
今日は7月25日。
3月7日の写真です↓
6月27日の写真です↓
勤務校の体育館の倉庫。
倉庫の入り口の上にある紙の状態が気になっていました。
紙に穴が開いたり、端が食べられたようになっています。
3カ月余り間隔を開けて撮影しましたが、
大きな変化はないようです。
「倉庫」の紙をこんな姿にした犯人は誰?
思いつくのが「シミ」です。
「シミ」をあんまりじっくり見た覚えがありません。
海辺で見かけるフナムシに似ていたような覚えがあります。
調べてみました。
どうやら犯人は「シミ」のようです。
このような人がいます↓
このサイトの方は、シミを日々観察して記録している人です。
世の中にはいろいろな人がいて楽しいです。
このサイトにシミの写真は豊富にあります。
その中の1枚↓
フナムシはこれ↓
記憶は正しかったかな。
シミ(漢字だと紙魚)の特徴は、
上記の「紙魚日記まとめ」にはこう書いてありました。
最大の特徴はおしりに三本の長いしっぽ(尾毛・びもう)があること。
真ん中を尾糸(びし)、両脇を尾角(びかく)という。
(注:しっぽの呼び名は本によって違っていてはっきりしません)
尾毛の先端は少し上向きに曲がっている。
(中略)
長い触角を持ち体は平べったい。
体は鱗粉で覆われているため光を当てると金属光沢があるが、
種類によってその程度は異なる。
脚は6本だが触角・あごひげ(小顎肢)・尻尾が目立つため
一見すると足がいっぱいあるように感じる。
体長は種類によって多少異なる。
ヤマトシミ、セイヨウシミで ~1cm弱程度。
大型のオナガシミでは ~15mm程度。
食事中の映像を投稿している方もいました。
調べていたら、紙魚と同じで紙を食べる虫で、
すごい名前のついている虫がいました。
古本をトンネルを掘るように食べている虫です。
※参考:活動報告 裏花火
※参考:竹仙堂 本の虫あれこれ
その名前は「古本死番虫(フルホンシバンムシ)」です。
「死番」の部分が気味が悪いです。
Wikipedia に次のように書いてありました。
シバンムシのシバンとは死番、つまり死の番人を意味するが、
これは英名のdeath-watch beetleに由来する。
ヨーロッパ産の木材食のマダラシバンムシの成虫は、
頭部を家屋の建材の柱などに打ち付けて
「カチ・カチ・カチ……」と発音して雌雄間の交信を行うが、
これを死神が持つ死の秒読みの時計、
すなわちdeath-watchの音とする俗信があり、
先述の英名の由来となった。
なるほど。
聞いてみたいなあ、マダラシバンムシが鳴らす音を。
「デス・ウォッチ」で調べると、
やたらにスター・ウォーズにつながります。
なぜかと思ったら、「デス・ウォッチ」という登場人物(集団?)が
あるのですね。私にはよくわかりませんが。
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