H27夏の登山日記7/ビール・ザラ峠・ライチョウ他
今日は8月23日。
前投稿のつづき。
8月16日。ついに五色ケ原キャンプ場に着きました。
盆休みがこの日までという方が多いこともあってか、
15日の晩と違って、静かなキャンプ場でした。
そこでさっそく祝杯。
1本600円でした。2本飲みました。
食べ物はすべてNさんの提供。ありがとうございます。
おいしいビールでした。
山でビールを飲むと
あの2007年初めて山中で生ビールを飲んだ冷池山荘にフラッシュバックします。
夕飯はNさんの作った具だくさんのスープスパゲティ。
これまたおいしかった!
この日の晩、私はとても寝つきが良かったそうです。
疲れましたからね。
晩に雨の音で目が覚めました。
なかなか強い雨でした。
8月15日・16日と好天気に恵まれましたが、
最終日の17日は雨でした。
8月17日。
朝食は私が担当。いよいよフランスパンを食べる時が来ました。
できあがりはこんな感じ↓
おいしく食べられました。
「山めし礼賛」のげんさん、要望通りのパンを作ってくれたパン屋さんに感謝。
おかげさまで、ちゃんとできあがりましたよ!と伝えたい。
しかし、フランスパンを切って、ほじくって、
その中にカレーを入れるというアイデアが楽しい。
早めに朝ごはんを食べましたが、外は雨のために暗い。
出発は5時過ぎになりました。
雨に加えて風も出てきて、ザラ峠を越えて獅子岳を登る時には、
少々緊迫した登山となりました。
ところで「ザラ峠」
地図には「歴史とロマンの峠」と書いてありました。
Nさんが佐々成政の名前が出たところで思い出しました。
以前聞いたことがあったぞと。
調べました。
次の2つのサイトを熟読しました。
故事のあらまし、そして佐々成政のたどったであろうコースが地図でわかります。
映画「剱岳 点の記」で五色ケ原の風景が写っていることを知りました。
映画を以前見た時には、五色ケ原の知識がありませんでした。
また見てみたいです。
佐々成政のことがさらに詳しくわかります。
大河ドラマ「軍師官兵衛」で、佐々成政の九州での苦難、そして切腹を見ていました。
ザラ峠を越えてから4年後のことでした。
佐々成政の没落には、小百合(早百合?)という女性の怨念が
あったという話も書いてあります。なかなか面白いお話が書いてあります。
ぜひ読んでみてください。
↑ザラ峠 向こうにそびえるのが獅子岳。
↑ザラ峠を通過してふり返ったところ
歩いてきた登山道の右側が深く切れ落ちています。
立山カルデラと呼ばれる斜面です。ちょっと怖い場所でした。
↑獅子岳頂上
↑雨の中、雪渓の上を歩くこともしました。
今年の夏は暑い。なのに雪渓が残っていて、さらには歩くことになるとは。
しかし風雨の中、寒気すらする登山をしていると、
雪が解けないで残っているのもわかるような気がしました。
もうカメラのレンズもぬれてしまって写真がうまく撮れません。
雷鳥(ライチョウ)に出会いましたが・・・
この写真でわかりますか?
特に2枚目は自分でも自信なし。1羽だったか、2羽だったか?
1枚目
部分のアップ↓
2枚目
部分のアップ↓
↑富山大学立山研究所
そしてまた雷鳥(ライチョウ)↓
部分のアップ↓
今回の登山でもライチョウに会えました。
わが家の土産はこれです↓
見ることができたので、
実際に見たよと言いながら土産を渡す姿を思い浮かべて買ってしまいました。
さあ、いよいよ立山登山です。
(つづき)
コメント