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2013年1月14日 (月)

「陽動作戦」の「陽」の意外な意味

 

今日は1月14日。

 

今日も久々、空凛(ソラリン) さんのメルマガ「言葉拾い」から。

昨日届いたばかりの内容は特によかったです。

」に関する内容でした。

 

一部引用。

 

■   陽動作戦(ようどうさくせん) ■


意表をついた挑発的な行動をとって敵の注意をそらせ、

情勢判断を誤らせようとする作戦。

「陽動」(ようどう)とは、

他人の注意をそらすために、わざと目立つように、

本来の目的とは違った動きをすること。

この「陽動」ですが、字面だけ見ると、

太陽の下で正々堂々と行動するようなイメージですが・・・

そこで「陽」の意味を再チェックです。

「陽」・・太陽のあたる山の側面の意

1、太陽

2、ひなた

3、山の南側

4、うわべ、表面

5、いつわる。いつわり。

「陽」のもつイメージとは反対の“うわべ”や“いつわり”の意味がありました。

「陽言」(ようげん)“いつわっていうこと”

という語も辞書にありましたが、ほとんど目にしたことがありません。

“うわべ”や“いつわり”の意味での「陽」はほとんど使われていないようです。

 

 

引用は以上です。

「陽狂(ようきょう)」という言葉も見つけました。

「佯狂」という漢字も使われます。

意味は「狂人のふりをすること」

これも”いつわり”の意味の「陽」の使い方ですが、

「陽狂」もあまり使われません。

「陽動作戦」が今も現役で孤軍奮闘している感じです。

 

「陽」にはこんな意味があったのですね。

それを「陽動作戦」から、疑問に思って調べて行きついたのが素晴らしい。

こんな追体験ができるから、メルマガ「言葉拾い」が大好きです。

 



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