「ヒストリア 天文」より2・・・天の異変は地上で起こる災いの予兆
今日は1月14日。
少し間が空きました。
12~13日の兵庫県に行っていました。
一の谷の戦いゆかりの場所調べ。
教育関連講座への参加。
そして氷ノ山登山。
なかなか充実した2日間でした。
その報告は、いずれこのブログで。
3連休ラストの今日は、やりたいこと・やらねばならないことがドッサリです。
でも一つ一つ片付けていきます。
以前少し書き始めたことを進めます。
1月9日の投稿のつづき。※「ヒストリア 天文」より1・・・昔もあった星座
天武天皇が国をあげて天体観測をした最初の人でした。
オーロラや彗星を観察したことが日本書紀に書かれています。(684年)
記録に残る彗星は、ハレー彗星が日本で最初に見た記録と言われているそうです。
ではなぜ、天武天皇は天体観測をしたのかというと、
中国の歴史書「晋書(しんじょ)」を参考にしたからだそうです。
晋書にはこう書いてありました。
「オーロラのあとには兵乱が起こる」
「彗星が見えるとき大水害が起こる」
天の異変は地上で起こる災いの予兆であって、
天が発する人間への警告とされていたからです。
特に恐れられていた天体異変は日蝕でした。
晋書にはこう書かれていました。
君主に過失があれば、
日は必ずそれを知らせる。
日の色が消えうせるとき、
国は衰退する。
日本でも同じように考えられていました。
なるほど。
これなら、天武天皇は天体観測をしたくなるなあ。
番組「歴史秘話ヒストリア いつだって天文ゴールドイヤー
星々と日本人 はるかな物語」(昨年9月12日放映)からでした。
(つづく)
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