「腹だけ痩せる技術」を読んだ‐その2/形状記憶
今日は11月4日。
前前投稿のつづき。
「腹だけ痩せる技術」(植森美緒著/メディアファクトリー新書)から引用。
「はじめに」にこう書いてありました。
確かに最近、肥満の日本人男性が増えているとは言われていますが、
私から見ればほとんどの男性は
「姿勢の悪さゆえにおなかがたるみ、そこに脂肪が溜まり始めている」
くらいの段階でしかありません。(中略)
つまりおなかさえ締まれば若い頃のようにハツラツとした体型に戻りやすいのが
日本人男性の特徴だと言えます。(12-13p)
そしておなかを締める方法は?
簡単です。おなかを凹(へこ)ませるだけ。
凹ませていない腹はたるみ、凹ませている腹は締まるのです。
だから、1日で数回でも意識的に凹ませるだけでおなかは見るみる痩せていきます。(13p)
立ち読みでここを読んで、今までの疑問が解決しました。
なぜおなかが出るのか疑問でした。
いろいろ運動を心がけていますが、どうしてもお腹が凹まない。
でも結局、筋肉を使っていないからたるむんだ。
使えばいいんだというシンプルな解答。
そして凹ませていたら、凹むという簡単な方法も気に入りました。
「ハードな腹筋では腹は凹まない」という章がありました。
そこを読むと、腹筋運動は、筋肉をつけるためのものであって、
脂肪を減らすわけではないことがわかりました。
脂肪を減らすのに有効なのが、お腹を凹ますことです。
確かに、最初は意識的に凹ませておなか周りの筋力を引き出すだけです。
しかしそれを続けていると、わざと凹ましていないときでも、
凹んだ形になっていきます。
筋肉は使ったなりに形を変えていくのです。
オリンピック選手は水泳、砲丸投げなど、種目ごとにとても特徴的な体型になっていますよね?
これは特定の動作を繰り返すから、繰り返すことで筋肉は「形状記憶」するのです。(76p)
「形状記憶」も魅力ある言葉です。
凹ましていたら、凹んだ形になる。う~ん、信じちゃいます。
(つづく)
コメント