« 鱈ちり | メイン | 教室に扇風機 »

2012年4月26日 (木)

2007年大岩壁に挑戦する山野井夫妻

  

今日は4月26日。

   

山野井泰史さんについての投稿は今日3本目。

2008年10月20日放映の「NHKスペシャル 夫婦で挑んだ白夜の大岩壁」を見ました。

2007年の夏に、グリーンランドの高さ1300mの大岩壁に夫婦で挑んだドキュメンタリー。

映像の写真を載せていきます。

11
  

1300mの大岩壁に、山野井さんは「オルカ」という名前をつけました。

RIMG058344
 

このようなルートで登る計画を立てました。

予定では3週間。

RIMG058555 RIMG058666
 

番組では、ロッククライミングの基本知識を説明してくれました。

こういう手順で登っていくのかとわかりました。

トップとセカンドが信頼して登ること、

さらにはロープとかカム、あるいはハーケンといった道具にも信頼をして登ることもわかりました。

   

今回は、山野井夫妻と、助っ人で山野井泰史さんの先輩のクライマー木本哲さん。

さらにはカメラマンも同行。

登る姿を今までにない映像で紹介してくれていました。

いやはやカメラマンも大変だ。命がけの撮影。

RIMG05877
  

これは撮影している場面。

竿の先にカメラをつけて撮影しています。

こんな映像が撮れるわけです。

RIMG05898 RIMG05910

   

   

最大の難所は、やっぱり最後の垂直に近い壁ヘッドウォールです。

RIMG05909
  

よ~く見てください。

下の写真に山野井夫妻が写っているのがわかりますか?

RIMG0592
  

だんだんアップにしていきます。

RIMG0593

   
  
RIMG0594

 RIMG0595

RIMG0596

いかに巨大な岩壁に挑んでいるのか、いかに危険なのか感じられると思います。

手足の指を多く切断しているハンディを克服しつつ、

ゆっくり登っていく2人は、とにかくすごいです。

こうしてヘッドウォールを登り切って、稜線に上がります。

しかしそこも狭い狭い。踏み外せば1000m落下です。

RIMG0597

しかし、山野井妙子さんは、稜線にたどり着くと「やっと安全地帯だ」と言います。

ビックリです。

いかにそれまでが危険なのかを物語ると思います。

   

19日かけて、山野井夫妻はオルカを登り切ります。

RIMG0600
   

2人のコメントです。

RIMG0598

山野井妙子さん

「自分のできる範囲しかやってないけど。

指が短くなった時は、ガチュンカンの後は、

本当に岩登りができるとは思っていなかったし、

こういうこと(オルカ登頂)はできないと思っていた。

山歩きぐらいしかできないかな(と思っていた)。

やっぱり楽しいから、できる範囲でやりたいなあ。」

できる範囲がだんだん広がっているんだよな。広げていく原動力が楽しさの追求。 

楽しいと思っているうちに、すごいことをやっているんだよなあ。  

 

RIMG0602

山野井泰史さん

「クライマーとして、まだまだ可能性があるかなと

少し思った。

それがクライマーとしてはうれしいです」

諦めない人ですね。

謙虚そうに見えますが、ハンディを背負いながらも、究極を目指しているなあと思いました。

肩の力が抜けているように見えながら、握りこぶしは握っているような・・・。

これからどんなことをしてくれるのかな。

Wikipediaによると、2008年にクマに襲われ重傷を負ったようです。

   

じっくり見た映像でした。



    

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/603251/31072585

2007年大岩壁に挑戦する山野井夫妻を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_9714
  • Img_9713
  • Img_9712
  • Img_9711
  • Img_9709
  • Img_9708
  • Img_8817
  • Img_8816
  • Img_8814
  • Img_8813
  • Img_8812
  • Img_8818

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉