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2012年1月 5日 (木)

「ひさしくなおらないやまい」は読みではない/畠山重篤さんの本


今日は1月5日。

   

今日は図書館に行ってきました。

1つの目的は、畠山重篤さん関連の本を借りたかったからです。

畠山さんは宮城県気仙沼で牡蠣養殖業を営む人。

牡蠣養殖のためには、山に緑をと植林をした人。

前から気になっていた人でしたが、NHKの「ザ・プロフェッショナル 仕事の流儀」でも登場。

より知るために本を読むことにしました。

まず4冊。1月19日の返却日までに読むぞう。

RIMG0503
   

    

もう1つの目的は、大漢和辞典(大修館書店)です。

話は以前の投稿に遡ります。

「痼の訓読み」html

   

」を1字で「ひさしくなおらないやまい」と読むことを書きました。

しかし、調べていくと、これは「大漢和辞典」の字訓索引に載っているからだそうで、

そこには「字訓」と言いながらも、「読み」ではなく「意味」が載せられているようです。

  

こうなると実際に「大漢和辞典」で確かめたい。

家にはそんなすごい辞典はありません。

やっぱりあるのは図書館です。

確かめてみました。

RIMG0484  

全13巻のすごい辞典。

    

索引巻で、字訓索引で引いてみました。

ありました、ありました。

RIMG0487
   

こんなふうに載っていたのですね。

    

七巻の1182ページを調べました。

RIMG0488

「読み」は「ク」「コ」です。

意味に「久しくなほらない病」とあります。

やっぱりこれは読みではありません。

「大漢和辞典」を見て、そう結論を出しました。

   

 

 

   

 

 

 

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「ひさしくなおらないやまい」は読みではない/畠山重篤さんの本を参照しているブログ:

コメント

ひさしくなおらないやまい、を検索したらここにたどり着きました。通りすがりのものです。

あの長い読みの漢字は、 JIS漢字といって常用漢字とは別物のようです。
なので辞書には乗ってなかったのではないでしょうか?

山田さんへ。
コメントをありがとうございます。
JIS漢字はかなりの数があるんですよね。
でも、痼の長い読みは、
大漢和辞典がもとだと思います。
どうでしょうか?

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