2009年の「水俣病被害者救済特措法」
今日は5月2日。
ガイドブックを買ってきて、昨晩はiphoneと格闘しました。
おかげでいろいろできるようになりました。
余裕のある連休だからこそできたこと。
昨日は5月1日。
このブログのサイドバーにある「今日何の日」によると、
5月1日は「スズランの日」とありました。
なぜ?と思って調べました。
フランスに理由がありました。
フランスでは、この日に日頃お世話になっている人などにスズランの花を贈る習慣があり、
贈られた人には幸せが訪れると言われている。
なるほど。
5月1日の他の記念日を調べました。
水俣病啓発の日
2006年に制定。
1956年のこの日、熊本県水俣市の保健所へ市内のチッソ附属病院から
「原因不明の奇病」の報告があった。これが水俣病が広く知られるきっかけとなった。
とありました。
ちょうど50年たった2006年に制定したそうです。
中学校勤務の時に社会科の授業で何度か教えた「水俣病」
時の流れとともに風化しているのが事実。
2006年という最近の記念日制定が、
風化してほいくないという気持ちが込められているように思います。
「公害」という言葉すら縁が遠くなったように思えます。
「公害の原点」であり、四大公害病の一つである水俣病。
(他の3つは新潟阿賀野川流域の第二水俣病、富山県神通川流域のイタイイタイ病、
そして四日市ぜんそく)
そして今もこの病気で苦しんでいる人たちがいます。
2009年には水俣病被害者救済特措法という法律ができ、
被害者救済への動きがあったほどです。
私は法律について知りませんでした。
2009年のニュース映像。法律制定にかかわることです。
水俣病であるかないかの検診を受けなかった理由が、
差別を恐れたことと、情報不足のため。残念なことです。
あらためて忘れてはならない公害病だと思います。
私も「スズランの日」を調べたことで思い出し、最新情報も知りました。
記念日制定は成功だと思います。
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