蜆塚その2/浜松市博物館の貝塚断層
今日は5月7日。
前投稿のつづき。
振替休日の5月2日、浜松市の蜆塚公園へ。
この日、遠足で訪れている小学生たちがいて、にぎやかでした。
公園内には、縄文時代の復元家屋があります。
公園内の浜松市博物館へ。
この博物館がとても良かった。
縄文時代から現代に至るまでの浜松市の様子が、
いろいろな展示物と、少し大きめの文字の説明によるパネルで紹介されていました。
浜松市の小学生は、必ず来ている場所だろうなと思いました。
ここに来れば、きっと歴史が好きになるだろうと思いました。
さて今回の注目はこれ。
貝塚の断面を樹脂で固めてはがしたもので、、その厚みは見ごたえがありました。
アップ写真も撮りました。
Wikiediaによると、、「愛知県の三河地方や瀬戸内海、有明海などでは
食材として流通しており、比較的人気も高い。」とのこと。
三河地方にすむ者としては、ほっとけない貝ですが、
食べたことあったけなぁ。
まあ、三河地方といっても、広いですから。
「蜆塚」という地名があるほどですから。
淡水と海水が混ざり合う汽水域に生息する貝。
こんなにじっくり貝塚を観察したのは初めて。
まさか自分たちのゴミ捨て場が、
後の時代にしっかり調査されるとは古代人は思わなかっただろうな。
ちなみに、こういった貝塚の研究は19世紀後半にデンマークで始められたそうです。
最初は自然に堆積したものと考えられましたが、
動物の骨や、土器が一緒にあることから、人工的なものと判明したそうです。
こんなに近くに貝塚が観察できる場所があるのは幸運。
子どもたちにも宣伝しよう。
蜆塚公園には、屋外にも貝塚を観察できる場所があります。
次の投稿で。
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