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2010年5月16日 (日)

「開く」「空く」のどちらか?/「手が空けば、口が開く」

ああ、忙しい1週間でした。

投稿間隔がこんなにあいたのは久々です。

今日は、書きたいと思っていたことを少しでも書こう。

     

と、3行うっていたら疑問点。

の「あいた」は、「開いた」「空いた」のどれだろう?

    

「開く(あく)」「空く(あく)」の使い方を見ていきます。

「開く」・・・「窓が開く」「鍵が開く」「店が開く」(反対語として”閉まる”)

「空く」・・・「席が空く」「部屋が空く」「行間が空く」「瓶が空く」「課長のポストが空く」

      「体が空く」「手が空く」(”からっぽになる”イメージ/”閉まる”ものではない)

     

    

「間隔があく」の場合、「間隔」が”詰まる”ことはあっても”閉まる”ことはないから、

「空く」が適切だと思いました。

そうなると、「間隔が開く(ひらく)」という言い方をつい普段使っている気がしますが、

「間隔が閉まる」ことはないから、使い方が誤りなのだろうか?

あくまでも、「間隔」には「空く」をセットにして覚えたほうがいいのだろうか?

さあ、困った。

     

今回いろいろ調べていて、次のことわざに出会いました。

「空く」「開く」の2つの漢字が登場します。

「手が空けば、口が開く」

「開く」は「あく」「ひらく」のどちらの読み方でもいいともいます。

「あく」と読んだ方が、「あく」が2回出てきて楽しいと個人的には思います。

   

学校の教師をやっていると、このことわざは、

やることをちゃんと指示しておかないと、

やることがなくなって子どもたちは無駄口を始める

という意味だと思ってしまいます。

確かにこう意味もあるそうですが本来の意味は次の通り。

    

仕事がなく、苦しい暮らし向きのことを言う。

(説明) 仕事が無くなって手が空けば、収入が閉ざされて食うものも食えなくなり、

口が開くということから。

※引用http://book.geocities.jp/tukitoryuu/440-te/te-03-kotowaza.html

      

本来の意味を忘れないようにしたい。

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