「開く」「空く」のどちらか?/「手が空けば、口が開く」
ああ、忙しい1週間でした。
投稿間隔がこんなにあいた※のは久々です。
今日は、書きたいと思っていたことを少しでも書こう。
と、3行うっていたら疑問点。
※の「あいた」は、「開いた」「空いた」のどれだろう?
「開く(あく)」「空く(あく)」の使い方を見ていきます。
「開く」・・・「窓が開く」「鍵が開く」「店が開く」(反対語として”閉まる”)
「空く」・・・「席が空く」「部屋が空く」「行間が空く」「瓶が空く」「課長のポストが空く」
「体が空く」「手が空く」(”からっぽになる”イメージ/”閉まる”ものではない)
「間隔があく」の場合、「間隔」が”詰まる”ことはあっても”閉まる”ことはないから、
「空く」が適切だと思いました。
そうなると、「間隔が開く(ひらく)」という言い方をつい普段使っている気がしますが、
「間隔が閉まる」ことはないから、使い方が誤りなのだろうか?
あくまでも、「間隔」には「空く」をセットにして覚えたほうがいいのだろうか?
さあ、困った。
今回いろいろ調べていて、次のことわざに出会いました。
「空く」「開く」の2つの漢字が登場します。
「手が空けば、口が開く」
「開く」は「あく」「ひらく」のどちらの読み方でもいいともいます。
「あく」と読んだ方が、「あく」が2回出てきて楽しいと個人的には思います。
学校の教師をやっていると、このことわざは、
やることをちゃんと指示しておかないと、
やることがなくなって子どもたちは無駄口を始める
という意味だと思ってしまいます。
確かにこう意味もあるそうですが本来の意味は次の通り。
仕事がなく、苦しい暮らし向きのことを言う。
(説明) 仕事が無くなって手が空けば、収入が閉ざされて食うものも食えなくなり、
口が開くということから。
※引用http://book.geocities.jp/tukitoryuu/440-te/te-03-kotowaza.html
本来の意味を忘れないようにしたい。
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