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2010年2月17日 (水)

「留守」の3つの意味

昨年の8月に見つけた言葉にこだわるブログ。

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2月14日号は特に印象に残りました。

「留守」の話。一部引用してみます。

    

■  留守(るす)■


家にいないことを「留守」と言いますが、

漢字をなぞると“留まり守る”ですね。

実は、本来の意味は漢字の通りでした。

中国で、皇帝・王がいない間、都に留まり 代わりに政治を行うこと。

またその人のことを「留守」と言いました。

そこから 家人が外出した時に その家を守ること・守る人の意味に。

中国では現在も“留まり守る”の意味で使われています。

    

ここまでが中国の話。

日本に伝わってきて、意味が付け加わります。

再び引用します。  

   

    

日本では 鎌倉時代に“家を空けること。

外出して不在になること”という意味で

「留守」を使うようになりました。

江戸時代に「手元がお留守になる」というように

“他の事に心を奪われ 気が回らない”という使い方も出てきました。


確かに辞書を引くと、載っていました。

1、主人や家人などの外出中、その家を守ること。

2、外出して家にいないこと。

3、あることにのみ注意が向いて、別のことに気が回らないこと。

   

    

鎌倉時代、江戸時代と新しい意味が加わって今の意味です。

ちゃんとこういうことを調べている人がいるのですね。

ありがたいことです。知的に楽しめました。

「留守を守る妻」という言い方がありますが、

それが「留守」の本来の使い方のようです。

NHKの「ことばおじさんの気になることば」でも「留守」を取り上げていました。

まとめとして読むと、頭にすっきり定着します?

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2008/09/0902.html

   

   

        

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